記号がたくさん出てくるので、慣れていない人には、最初はわかりにくいと感じるかもしれません。 でも、慣れてしまえば記号を使った方が簡単、ということがわかると思います。少しガマンして記号になれてください。 この確率を求めるには 「出る可能性のある全ての目」を分母とし、分子を「偶数が出る場合の数」を数えて求めます。 「出る可能性のある全ての目」は 1, 2, 3, 4, 5, 6 の 6 通りで、「偶数が出る場合の数」は 2, 4, 6 の 3 通りですね。 このため、次のように計算して、確率は 0.5 と計算できます。 これを集合を表す図で確認しましょう。 計算の分母となる「出る可能性のある全ての目」は出る目を要素 (元) として、次のように描けます。この要素の数が分母になるのですね。 そのうち、確率を求めたい偶数の目は、次の囲んだ部分です。この囲んだ部分の要素数が分子になります。 これが確率