JX日鉱日石エネルギー、小型化と発電効率向上を実現したSOFC型エネファームを10月に販売 JX日鉱日石エネルギーは、SOFC型の家庭用燃料電池システム「エネファーム」の販売を2011年10月に開始する予定だと発表した。価格は未定ながら、現行のエネファーム(270万円)と同程度を予定しているという。 SOFC型を採用したJX日鉱日石エネルギーのエネファーム 燃料電池方式に高効率のSOFC型を採用することで、高い定格発電効率を実現している。(写真提供:JX日鉱日石エネルギー) エネファームは、都市ガスやLPガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、その際に出る熱を無駄にせず給湯や暖房に利用する機器。家庭で発電した電気をすぐに使うので送電ロスがないうえ、発電時の排熱を家庭で不可欠な給湯などに利用できるという特長を持つ。 これまで販売されてきたエネファームは、固体高分子形燃料電