【ジャージー島(英領)共同】英領チャネル諸島ジャージー島で開かれている国際捕鯨委員会(IWC)年次総会は13日、日本がIWCで支持を取り付けるために他の加盟国の分担金などを負担していたとされる「票買い」疑惑を受け、英国など欧州連合(EU)諸国が提案した防止策を、全会一致でほぼ原案通り採択した。 英国などは、加盟国が分担金を現金や小切手で支払うことができる現在の方式を不正の温床として問題視。現金などでの支払いを認めず、銀行送金のみとする防止策を盛り込んだ決議案を提出した。 日本は表立っては反対しなかった。