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ブックマーク / k-yahata.hatenablog.com (5)

  • 曲、歌、演奏、ルックス、全て正解だと、完成したものが不正解になることが多い - 八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

    曲も良いし歌も楽器も上手い、おまけにルックスもスタイルもいいのに全然売れない、あるいは売れはしたけど早々と頭打ちになって伸び悩んでいるという人がいます。 なんでだろうと昔から思っていたのですが、最近なんとなく分かったことがあります。たぶん、全部正解だからでしょう。 これはあらゆる分野に共通することではないでしょうか? 作品や商品を構成する各要素で80点以上出せているのに、なぜか全て足して完成してみたら50点になってしまったという現象。 なぜそうなるのかを考えてもたぶん答えはでません。 唯一言えることは、全部正解で構成した結果、完成品は不正解になりがちということだけです。 これを逆に考えてみればなんとなく理解できます。 例えば2018年に大ヒットしたDA PUMPの「USA」。 youtu.be 2020年の今だからこれが「正解」だと言えますが、リリース前にメンバーは『こ、これかよ…』とかな

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  • DTMが浸透して楽曲のアレンジが二極化した気がする - 八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

    近年、DTMが浸透し、楽曲のアレンジが二極化している気がします。 ひとつはジェットコースターのような楽曲。 とにかくサプライズに次ぐサプライズでリスナーを絶対に厭きさせないぞという意気込みに満ちた曲。 ざっくり言うとヒャダイン系でしょう。 こちらは10年代の成功者に多いです。 もうひとつはコピペ曲。 これは僕の造語ですが、ひとつリフやフレーズ、メロディなどができればそれをまるでコピペしたかのように同じものが延々と続く楽曲。 全く同じリフが8小節続き、やっと新しいセクションに来たと思ったらまた同じものが8小節……。 アマチュアに圧倒的に多いです。 こういった楽曲は、退屈すぎて聴いてられません。 コピペ曲を作ってしまう要因は、音楽の聴き込みが足りないことです。 音楽への愛情が足りないと言ってもいいでしょう。 ある楽曲の、当に素晴らしいところ、革新的な部分はうわべだけでは理解できません。 相当

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  • 「関ジャム」は現代最高の音楽教養番組 プロを目指す人は絶対に観た方がいい - 八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

    関西ジャニがやっている「関ジャム」という音楽番組があります。 これが当に素晴らしくていつも関心しています。 内容は単なる歌番組やセッション番組ではなく、また、しょーもないバラエティでもなく、毎回テーマに沿ったミュージシャンのゲストが出てきて、そのテーマについてプロの視点からきちんと解説してくれるというもの。 そのゲストも旬なアーティストが宣伝ついでに出てきたのではなく、多くは裏方のプロデューサーや作曲家、サポートミュージシャンだったりします。 そうした一流の音楽家が、それぞれのテーマについて、「へー、ここまでちゃんと説明するんだ!」と驚くほど音楽的に解説してくれます。 例えば、コード進行の中にクリシェラインが入ってるよとか、アニソンはなぜアニソンに聞こえるのかとか、有名ギタリストのサウンドの秘密だとか……。 さすがにプロなら知ってることばかりですが、それでも「知ってるよそんなこと…」とチ

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  • 自分に中身がないことを自覚しているなら今すぐ動いた方がいい - 八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

    前回、最初からそこそこ弾ける人は10年ぐらいで頭打ちになると書きました。 k-yahata.hatenablog.com なぜそうなるのかというと、中身がないからです。 例えば、あるジャンルがあり、それに必要な演奏技術があります。 器用な人は、そのジャンルの匂いをパっと嗅ぎ取り、それに必要な技術をささっと習得します。 そしてすぐに活動をはじめ、周りからは尊敬されたり、嫉妬されたりします。 【広告】(記事続く) よっぽど人間が出来た人でないかぎり、色々と勘違いするでしょう。 自分には才能がある、勢いがある、プロになんてすぐなれる、そしてずっとギターでっていける……。 そうして順調にいけばいくほど、中身を忘れてしまいます。 だって、音楽活動が順調であればあるほど、立ち止まって自分が何をやっているのかなんて考える暇はないし、自分が習得した技術を点検し、整理するなんてこともやらないからです。 た

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  • 練習を休んだのに上達した? ミュージシャンなら知っておきたい脳の機能「デフォルト・モード・ネットワーク」について - 八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

    ランキング参加中音楽 「毎日一生懸命練習してるのに全然上達しない……」 「仕事で3日間ギターを触れなかったのに、なぜか上手くなってる……」 誰しも一度はこういった経験があると思います。 実はこれらは、脳のメカニズムと関係しています。 今回はこうした現象を紐解きながら、練習について再考したいと思います。 練習とはざっくり言うと、脳に情報を与えることです。 いわゆる「体で覚える」というのも同じで、身体感覚を通じて脳に情報を与えています。 そして、ここが大事なんですが、練習中は上達はしません。 なぜなら、練習中は様々な情報を脳に送信している時間だからです。 例えば、新しいアプリをインストールしている時間、と考えれば分かるかと思います(インストール中はまだアプリは使えませんよね)。 練習内容をきちんと消化し、当に使えるようになる(上達する)のは、それらの情報をインストールし終えたときです。 その

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