道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」(北海道美幌町古梅)内の美幌峠レストハウス2階展望休憩室で、VR(仮想現実)体験コーナーのVRゴーグルが繰り返し壊される被害に遭い、美幌町は撤去に追い込まれた。 VRコーナーは、峠を上空からドローンで撮影した映像などをゴーグルを使って鳥の視点で体験できる新設備。約4万円のゴーグルを2個設置して今年4月からサービスを始めた。 ところが、7月までに4回、コードが引きちぎられるなどの被害が発生。そのたびに町職員が応急修理をしていたが、ついに利用できない状態となった。無理やりに引っ張るなど意図的に壊した形跡がみられたという。 町によると、ゴーグルは盗難防止用のケーブルでつなぎ、防犯カメラで監視もしていた。監視員を常駐させる余裕はなかったという。代わりに、スマホの画面に映像を映す安価な簡易ゴーグルを27日に設置した。担当者は「せっかくの施設なのに残念」と話している。
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