24日(日)の読売新聞1面「地球を読む」に、国立がんセンター名誉総長の垣添忠生先生の論説がありました。 ちなみに青木編集長は垣添先生が院長か総長のときに、がんセンターで講演をしたことがあるそうで、「そんなにたくさん(量)の抗生剤を処方するのかね。キミ以外の医師は最低限っていっているぞ」という会話をしたことがあるそうです。(十分量投与します、という話で) その垣添先生は「科学と政治判断:安全と安心のギャップ」ということを書かれています。 ひとつ下の記事でかいた「安全と安心は別もの」に通じる話なので紹介をしたいとおもいます。 感染性たんぱく粒子プリオンが原因のBSE(牛海面状脳症)は、英国で1986年報告があり、1995年にヒトの変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者が初めて発生。 1996年に英国政府が牛肉・牛製品を介したヒトへの感染を認めて世界中で問題になりました。 日本では千葉県で2001