タグ

ブックマーク / medt00lz.s59.xrea.com (128)

  • 正しさから自由になるべきだと思う - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 医療過誤訴訟なんかでの決まり文句「真実が知りたい」にまつわるお話。 昨日盛り上がっていた南京大虐殺周辺のお話で、誰かが 「決議や謝罪要求の有無に関係なく、歴史的事実は存在する」とコメントしていた。 けっこう驚いた。個人的にはもはや、「事実である」ということと、 その解釈が広く受け入れられているということとは、全く別ものだと考えてたから。 「事実である」ことに何かの力を感じている人と、 事実に対する解釈は、市場により決定されると考える人とがいて、 両者はたぶん、議論が成立しない。お互い争っても、議論のレイヤが全く違うから、 話が噛み合わない。 たとえ話 ホエールウォッチングをするために、何人もの人達が船に乗って、海面を見ながらクジラを待つ。 観

    physician
    physician 2008/01/04
    ま、医師会はかわらないだろうけど。医師会長の年頭所感のソース見つからず...
  • レジデント初期研修用資料: 拳を用いた異文化コミュニケーションについて

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 医:「○○のガイドラインはおかしくありませんか?」 弁:「おかしさの言語定義を行ってください」 医:「こことここ、矛盾していませんか?」 弁:「それは立法の問題です」 医:「この判決は不合理ではありませんか?」 弁:「それは立法の問題です」 医:「なんだか話してて腹立ってきました」 弁:「ではそういう立法を行ってください」 法律畑の人達と話が噛み合わない。お互いもっと話しあいを 持つべき業界なんだろうけれど、うまくいかない。 背負った立場が違うというよりは、会話を転がすためのルールに 不備があって、最初から「ゲーム」にならないイメージ。でも何が悪いのかよく分からない。 以下、「対戦格闘ゲームを通じてコミュニケーション語った文章

    physician
    physician 2007/12/19
    法律家にも説明責任を義務づけるとかw
  • 法律の人達は神様でも裁いてればいいんだと思う - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 制御解決と構造解決 昔聞いた話。どこかの老人保健施設は、病棟の廊下がすべて斜めに交差していて、 上から見ると、ちょうど「魚の骨」のような作りになっているのだという。 病室から廊下を歩いて、「背骨」に相当する中央廊下に出た老人は、 道なりに「頭」のほうにむかって歩く。 病棟の廊下は薄暗くて、壁紙の色は全て同じ。中央廊下には「交差点」がいくつもあるけれど、 頭方向に向かうぶんには、よほど注意を向けないと、中央廊下は一道にしか見えない。 「魚の頭」に当たる部分は、ちょうど粒子加速器のような、円環になった廊下がある。 中央廊下を歩いてきた老人は、円環の接線方向に「頭」に入る。 「頭」もまた、壁の色が他の場所と変わらないから、一度円環を歩き出した老人

    physician
    physician 2007/11/30
    「一番お金がかかって、 一番サービスが悪いところに親放り込むのが道徳的に正しい」なんて、 無茶な主張。
  • レジデント初期研修用資料: 病名を避ける退院交渉

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 最近は、病名を使って話をすることを極力避けるようにしている。 「肺炎が治ったから退院しましょう」ではなくて、 「抗生物質を中止しても発熱が再燃しないようなので、あとは外来で…」みたいな。 それが正しいのかどうかは分からないけれど、 そのほうが患者さんの状況受け入れが円滑に進む気がしている。 病名は医師の状況解釈 超高齢の患者さんが入院。夜寝ない。点滴を引き抜く。徘徊して転ぶ。 叫んで手がつけられない。 どうしようもないからご家族呼んで、「痴呆ひどくて診られません」なんてやったら、 間違いなくトラブルになる。「母は混乱しているだけで、 痴呆なんかじゃありません。ちゃんと診て下さい」なんて。 寝ないとか、点滴出来ないといったことは事実。でも事実の

    physician
    physician 2007/11/13
    専門家同士の会話には病名+重症度かな。以前そういうエントリがあったきがするけど。
  • レジデント初期研修用資料: 歪む時空のこと

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 「腕組みしたお父さん」問題 都市部では昔から、うちみたいな田舎でも、この数年増えてきた若いお父さん。 朝お父さんが出社して、お昼に子供が熱を出す。夕方遅く、お母さんが風邪ひきの子供を 近所の病院に連れて行って、夕方すぎて、まだ熱が下がらないから、夜10時ごろに外来へ。 「午前中から熱があって、近くの医者に行ってもろくに診察してくれなくて…」なんて。 前医を罵倒するのは何かの免罪符になっているところがあって、 夜中に子供さんを連れてくるお母さんの人称代名詞は、必ずといっていいほど「医者」であって、 間違っても「病院」とか、「先生」なんて言葉は夢のまた夢。 職の小児科医がみて様子をみた子供さんに、その4時間後に診た内科医が できることなんてあん

    physician
    physician 2007/10/17
    東京の人は理解が良くて、目の前の医者責めてもいいことないのは...そうかなぁ?東京だろうが遠くから時々来る親戚ってのは...
  • 藤枝市立病院が不正受給 保険医療機関取り消し - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 静岡県の藤枝市立総合病院の歯科口腔(こうくう)外科で、五年間に約一億二千二百万円の診療報酬の不正受給があったとして、厚生労働省と静岡社会保険事務局は二十一日までに、健康保険法に基づく同病院の保険医療機関の指定を取り消す方針を固めた。静岡地方社会保険医療協議会に諮問、答申を受けて二十八日にも正式決定する。 地域の医療拠点となる公立の総合病院が保険医療機関の指定を取り消されるのは異例。 中日新聞:藤枝市立病院が不正受給 みんなもっと大騒ぎしてもいいと思うんだけれど、あんまり話題になっていないようなので。 歯科業界のこと 医療保険では混合診療が認められていなくて、医科では自費診療の機会は まだ少ないけれど、歯科は「歯科医師として良心的な治療をしよ

    physician
    physician 2007/08/22
    歯科の事に関してほとんど知らないからでは?ちなみに『良心的な治療をしようと思ったら、 保険診療はできない』という部分もありますが、違う部分もありますよ。医科と一緒で技術料が極限まで安くなって...
  • レジデント初期研修用資料: 安全工学と技術の癌化

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 技術が成熟していくと、技術それ自体が生み出す富よりも、 その技術に対する間違った期待感とか、技術者の名声に対する 盲目的な信頼なんかを利用した商売のほうが、圧倒的に大きな利益を生むようになる。 ノイズがシグナルを駆逐する 「たらいまわし」なんて言葉が生まれた大昔。夜間に救急外来を開いている病院なんて ほんの一部で、救急当直は戦場のような騒ぎ。一晩たって朝日拝んで、 気がついたら白衣血まみれだったりして。 就職したのは10年ぐらい前。この頃には病院も大きくなっていたけれど、 救急の現場にはまだまだ人が足りなくて、夜中になっても患者さんが列を作った。 救急に来る患者さん達は全てが「物」。みんな具合の悪い人ばかりで、 待合室で人が亡くなったり、診

    physician
    physician 2007/08/17
    『安全』よりも『安心』の方がより罪が重い気がします
  • 診断画像の読みかたについて - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 今の就職先での身分は「一般内科」だから、心臓だけというわけにもいかなくて。 悪性腫瘍の患者さんは外科の先生が診てくださるけれど、あとは脳梗塞とか肺炎とか、 腹痛精査とか、不明熱やら体重減少の精査やら。 CT スキャンとか自分で読まなくなって久しくて、今勉強やり直し中。 時間もないので日語の教科書を10冊ぐらい適当に買いこんで。 片端から読んでいるのに、やっぱり実力なんてつかない。 脳の「帯域」が広い人 残念ながら、教科書を書いているのは専門の先生がた。 画像診断の専門家と、今さら画像を勉強し始めた10年目とでは、たぶん見えているものが全く違う。 教科書はどれも、病名ごとに画像が提示されていて、 添えられた写真には、「最初からそこに病変があっ

    physician
    physician 2007/06/06
    放射線科が読影するPCで、スライスを連続的に見る事をすると解剖が頭に入るのかも。私はやったことないですが
  • 神奈川県の現状 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります このあいだ遊びに来た下級生の話。 奈良県の産科事例、例の18病院が救急搬入を断った話は、現場では誰も驚かなかった。 神奈川では、20病院以上に声をかけても搬入先がみつからないのは日常茶飯事だから 産科救急で一番不足しているのが、小児集中治療に携わる医師。30週未満の早産では、 生まれた子供は集中治療室でないと処置ができない、NICUのない病院は、 そもそも救急搬入に対応できない 小児用の集中治療室が維持できなくなっている。 「早産の子供に対応してほしい」という声よりも、「風邪の子供を 24時間診てほしい」という声のほうが圧倒的に大きくて、集中治療室を放棄せざるを得ない 某大学では、病院が24時間救急を受ける方針を決定した。風邪の子供を抱えたお

    physician
    physician 2007/03/31
    もっと強烈に市場メカニズム→公立病院の存在、いったい何故こんなことに→とどまる事を知らないあなたがたの要求(訴訟)と国策
  • http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2007/01/post_436.html

    physician
    physician 2007/03/09
    医系技官の話。このままでは本当にダメだ。といってもどうすることもできないけど。
  • http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2007/03/post_463.html

    physician
    physician 2007/03/07
    最後の方は救急はやったが負けという真理が書いてある。住民に「かかりつけ医」を登録する制度..ってのは今検討中の梯子。
  • いやな予感の伝えかた - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 集中治療室の仕事というのは、人間と機械との共同作業。 集中治療室の患者さんは、体中センサーだらけになってベッドに横になる。 患者さんは意識がなかったり、呼吸器につながれて鎮静されていたり。 体中電線だらけ、機械だらけ。診察もろくにできない。 集中治療室では、センサーが伝えてくれる数字の情報が頼り。 リアルタイムで変化する数字をモニター画面で追っかけながら、薬を調節したり、 人工呼吸器を調節したり。 「数字だけ見て何かするだけなら、この仕事は、完全に自動化できるんじゃないのか?」 みんな一度は考える。実際、インテリジェントICU の実験は論文になっているし、 人工呼吸器制御のインテリジェント化はもう実用にもなっている。 個人的には、これは絶対使

    physician
    physician 2007/03/03
    先日行った講演会、ヤバイと感じるのはバイタルサイン、と。確かに。これはまあ違うけど、通じるものがある。タイトルはちょっと違うかな...。
  • 寝たきりの人にとって自然とは何か - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 痴呆が進んでしまった人というのは、事が事として認識できなくなってしまったり、 あるいは嚥下障害がひどくなってむせ込んでしまったりして、事が口から取れなくなる。 老健施設では責任問題になってしまうから、事ができない人に対して 「何もしない」という選択はとれない。何かしないといけないから、 こんな人は「何とかして下さい」という依頼で病院にやってくる。 老衰の人、特に90歳にもなるような人というのは、事をしないだけで、基的には元気。 病院としては、病院内で感染症を拾う前に何とか返したいのだけれど、 「何とかする」まで施設は引き取ろうとしない。 家族に相談しても、答えは同じ。「何とかして下さい」。 売り言葉には買い言葉。 結局こんな人には

    physician
    physician 2007/02/24
    同意。コミュニケーション(定義が難しいが)がとれない人に機械的に経管栄養をする・求めるのはもうやめてくれ。
  • 経済学的、心理学的 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 社会を動かす2つの対立する考えかた。 経済学:人間というのは来理性的な生き物で、構造の変化が社会を動かす メディア:人間個人は理不尽な生き物で、社会は人が動かしている 経済学畑の人達は、理性の存在を信じている。人はインセンティヴに従って 行動するから、社会の構造を操作してやることで、社会を構成する個人の振舞いを変更しようとする。 メディア畑の人なんかは逆。人間は理不尽な生き物で、適切な構造、 経済政策みたいなものを作ったところで、 たとえば「竹中平蔵大臣の顔が気にわない」とか、 そんな理由で多くの人が理性に反する行動をすると 考える。 経済学者は、「個人の理性」を喚起するための構造を考えて、政府に提言する。 全員が理性的であれば、世の中は

    physician
    physician 2007/02/21
    日医以外で声を上げれる団体はないのかな。内科学会外科学会とかで爺医ではない人が主導して。待遇改善は二の次でもいいから。このまま崩壊するのはあまりに悲しい。
  • 善い人の善意が世の中を美しく腐らせる - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 悪人の善意は世の中を動かす。 悪意を持った悪人も、交渉の相手としては役に立つ。 悪意を持った善人は質的に無害。 善人の善意というものは、これはもうどうしようもない。 みかんから数字を発見する 「りんご3つとみかん2つを合計すると、いくつになるでしょう?」 算数を最初に習ったとき、こんな習いかたをしなかっただろうか? 身近なものを使ったたとえ話は、だんだんと複雑な数式へ。 みんな最初は、頭の中で「りんご」や「みかん」を必死に数える。数が増えたり、 りんごにバナナが加わったりしていく中で、 誰かが数字を「発見」する。 最初の発見者は、頭が良くて、怠惰な子供だ。 頭が良くて勤勉な子供は、必死になってりんごを数えることに夢中になって、 その

    physician
    physician 2007/02/13
    いや、誰が見ても即ボツでしょ...。
  • 怠惰な内科はイベント・ドリブンで病棟を回す - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 朝回診 医局を出て、いつもすぐに病棟。急変があれば、夜でもすぐに携帯電話が鳴るので、 前情報なしでもそれなりに何とかなる。 「今日はこの検査しましょう」とか、「薬出しときますね」とか。患者さんを回りながら、 いろいろ約束。メモしないから、2割ぐらい忘れる。 患者さんには、あらかじめ「忘れるかもしれないから、話が動かなかったなら、 看護婦さんにも確認して下さいね」と 「頼れない医者」をアピールしておく。そうすると、昼までには「あの話どうなりました?」と ナースルームに問い合わせが入るから、病棟で「またあいつかよ…」と毒づかれながら、 ドクターコールが入る。 入職して半年、看護婦さん達もようやく、 「この医者全然信用できない」というのが浸透してき

    physician
    physician 2007/02/10
    イベント・丼と最初は読んでいた。昨日の自分、過去の自分は他人っていうのは大事。字も綺麗に書きましょう。
  • http://medt00lz.s59.xrea.com/blog/archives/2007/02/post_451.html

    physician
    physician 2007/02/10
    まあそう
  • モデルを作って理解する - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 理解3態。 概念の周辺に生まれる無数の因果関係の中から、相関関係になっているものを見出す 検証可能な小さな概念を積み上げて、大きな概念全体の理解を目指す 概念をモデル化して、モデル同士の生き残り競争を通じて正しいモデルを見出す 群盲象を撫でる 「象」を理解しようと思っても、実物がいない、あるいは大きすぎて見えないときはこんなやりかた。 象の足あととか、糞を調べたりしてどんな生き物なのか、そもそも象とは何なのかを推定する 象の爪や毛、あるいは組織なんかを詳細に調べて、 それが集まるとどんな生き物になるのかを想像する いろんな切り口から「象」を論じて、みんな「象という現象」の権威になる。 答えの分からない問題には利権がある。実物が見えないなら答え

    physician
    physician 2007/02/02
    『茂木健一郎を読んだら負けだと思ってる。』個人的には、茂木健一郎は脳科学者でもなんでもなくてただの心理学屋。実は文系で生命科学っぽくみせているだけ。名前が新鮮なだけ。
  • レジデント初期研修用資料: 症例報告のソーシャルブックマーク化

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 水痘肺炎の患者さんのこと 水痘肺炎の若い方を診療する機会があった。 水痘の発疹が全身に出ていて、40度以上の高熱があって、単純写真真っ白。 そのレントゲンを見た主治医の頭も、同じく真っ白。 成人の水痘は肺炎を合併する可能性があることは知っていても、 当にそうなった人をみたのははじめて。 とにかく具合が悪くてすぐに入院、空気感染だから個室隔離、ナースのシフトを 水痘既感染者に限定してもらって、とりあえずゾビラックス点滴。 そこまでは手持ちの知識で時間稼ぎ。 状態は相当悪くて、このまんま何もしないで診るの無理。教科書調べても、水痘肺炎のことは ほとんど書いていなくて、ゾビラックスと水痘免疫グロブリンと、あとは致命率が高いことと。 経験の裏づけが

    physician
    physician 2007/01/22
    麻疹肺炎。自分だったら転院させてると思う。単一の症例報告では見えない部分をどうするかが問題。なるほど、お疲れさまです。ただ、訴訟リスクにはお気を付けて。
  • 皮下注射を用いた維持輸液 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 点滴ラインがとれない高齢者とか、認知症がひどくてすぐにラインを抜いてしまう患者さんなどに 輸液を行う、もうひとつのやりかた。 歴史 皮下に大量の輸液を行うことは100年来行われているらしい。 1950年代、高張液を輸液したり、あるいは大量の低張液を輸液した際に血圧低下などの トラブルが報告されてから下火になったが、最近になってみなおされるようになった。 急速輸液はできず、また使える輸液性剤は限られるものの、皮下注射は穿刺部位を選ばず、 簡便で、低コストな輸液方法として、緩和ケアやナーシングホームの現場で広まっているという。 利点と欠点 利点 安価 末梢静脈輸液に比べておおむね快適 肺水腫や輸液過剰を起こしにくい 穿刺が簡単で、静脈輸液に比べて