フェイスブックやLINEなど、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)によって人間関係が実生活の行動範囲外にも広がっている現代。世界中の人と繋がることができるようになり、まさにネットの意義が十二分に発揮されているが、逆にネットの発達で急速に世界の環境が変化してしまった結果、それについていけていない人が多いのも事実だ。 例えば個人情報を知らずに晒してしまっていたり、仲間内で楽しむためにアップしたつもりが公開設定を誤って多くの人の目に留まってしまう。しかも、それが法に触れる行為だった場合、たくさんの人に攻撃される「炎上」が起こったり、実際に官憲が動き出すこともある。 一般企業でさえ採用前にネット検索をかけてSNSをチェックするといわれる昨今。実際に世界に目を向けてみると、SNSの内容から行動を監視している警察などの捜査機関も増えている。 東南アジアのタイでは国王に対する悪口などは不敬罪に問