ツール・ド・フランス第4ステージは、モンドルフ・レ・バンからヴィッテルまでの207.5kmで争われ、アルノー・デマール(フランス、エフデジ)がグランツール初のステージ優勝を飾り、フランス人待望の勝利をもたらした。ところが、集団スプリントの最中に2度の大規模な落車が発生し、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、ディメンションデータ)が激しく落車。直接の原因となったペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)はレース失格処分との裁定が下された。新城幸也はトップと同タイムのステージ53位でフィニッシュしている。 ヴァンケイルスブルク、190kmの一人旅 スタート地点のモンドルフ・レ・バンは、ルクセンブルク南部の街だ。ルクセンブルクはフランスとベルギーに挟まれた小国で、面積は神奈川県と同じくらい、人口は鳥取県と同程度である。そのような小国にも関わらず、過去に4人のツール・ド・フランス総合優
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