筋力は筋断面積に比例する。これは原則だ。つまり筋肉が大きいほど、筋力は強くなる。逆に筋力が強いのならば、筋肉も大きい必要がある。 しかし、細いのに力が強い人もいるし、デカいのに軽い重量でトレーニングしている人もいる。これはどういうことだろうか。 ————————————————————————————————————— 【本記事のまとめ】 1. 筋力向上を狙うなら「高重量でのトレーニング」 2. 筋肥大を狙うなら、重要なのは総ボリューム 3. ただし、筋肥大に合わせて筋力向上も狙うなら8~12レップス/セットがセオリー 4. 様々な刺激を入れるために高重量の日と低重量の日の混合がベスト ————————————————————————————————————— ■収縮タンパク質と筋形質 筋力を受け持っているのはアクチンやミオシンなどの収縮タンパク質である。これらを増やせば筋力向上する。も