NTT東日本は9月11日、9月3日に新潟県佐渡市で開催された「2023佐渡国際トライアスロン大会」において、GPSトラッキングシステムによる選手の位置情報などをもとに、試験的に大会期間中の島内の人流分析を実施したと発表した。 35回目の開催となる佐渡国際トライアスロン大会において、参加選手の背中にGPS装置「HAWKCAST」(N-Sports tracking Lab)を装着。佐渡市のスポーツツーリズム推進事業に採択されたGPSトラッキングシステムと、NTT東日本が有する無線・映像などの技術を生かし、「1秒単位」の位置情報を専用サイトの地図上に表示した。ライブ配信カメラ前を通過する様子もみることができたという。 また、位置情報と時刻情報をもとに、10地点で撮影した各選手の競技模様を組み合わせた個人ダイジェスト映像の自動生成に成功。作成した映像は後日、同トライアルへ参加した選手へと提供する