オランダの野生アザラシ保護センターが動画投稿サイト「ユーチューブ」で24時間配信するライブ動画が日本で反響を呼んでいる。動画では、プールで過ごすアザラシの赤ちゃんの様子が確認できる。コメント欄の投稿の大半は日本語で占められており、SNSでは同センターについて「アザラシ幼稚園」などと愛称もつけられている。 同センターはオランダ最北部に位置する海洋哺乳類の医療機関で、獣医やボランティアら約40人がアザラシの保護活動を行っている。 1971年の設立当時、オランダでは狩猟や生態環境の悪化でアザラシは数百頭まで減少していたという。現在、約10頭のアザラシの赤ちゃんを保護しており、アザラシの具合を踏まえて、本来生息する同国沿岸の干潟「ワッデン海」に返される。 同センターは、高い位置に固定されたカメラでプールを撮影して、動画を配信。泳いでいるアザラシや立ったままプカプカ浮いているアザラシ、清掃作業のため