タグ

ブックマーク / note.com/kirik (26)

  • 為末大さん、糸井重里さんおよびアレの炎上の様式と、取り巻く環境について|山本一郎(やまもといちろう)

    外出を自粛してほしい、人的接触を8割減らしてほしいと国が頑張って喧伝しているところに、そうは言っても会社からは出てこいという要請がある職場にお勤めの方や、インフラ系など「出勤しないと話にならない」タイプの仕事の人もいるので、読みようによっては為末大さんのように「働きに出なくても何とでもなる」人の素朴な意見ほどイラッ☆とくるものなのでしょうか。 TABLOの記事だけでなく、為末大さんのツイートにぶら下がっている反応も酷評や罵倒に近いものも多数含まれ、由緒正しい炎上の図式を垣間見るのですが、休みたくても休めない人たちのイラつき具合を真正面からぶつけるにしては為末大さんは無垢で純粋すぎるんですよね。サッカーボールが転がってきたので、良かれと思って公園で遊んでいる子どもたちに蹴り返してあげたら大声で「おじいさん! ありがとう!」と御礼を言われたときの私の気持ちを40字以内で回答しなさい。 また、糸

    為末大さん、糸井重里さんおよびアレの炎上の様式と、取り巻く環境について|山本一郎(やまもといちろう)
  • 【実録】はてな社とのやり取り(序・0/6)|山本一郎(やまもといちろう)

    亡くなったHagexさん(名・岡顕一郎さん)と、凶行に及んだ受刑者との裁判は、12月5日、福岡地裁で懲役18年の実刑で結審しました。 一連の内容は重い話なので、先に3文で結論を書きます。 ・ この裁判の経緯から結果を通じて得た私の仮説は、「はてな社が適切にコミュニティを管理できていたならば、Hagexさんは死なずに済んだのではないか」です。・ しかしながら、現在にいたるまで、はてな社はこの悲しい事件に対するコメント(見解、改善策、お悔やみなど)を、社として正式には発表していないように見受けられます(以下参考)。・ Hagexさんが事件を受けて落とした命の教訓もなく、ただ判決が確定して事件が終わっていくよりは、受刑者の特殊なパーソナリティも含め、今後は対策を打つ必要があるのではないかと、はてな社に問いかけてきた実録をまずは公開します。 ということで、以下文。 友人として、彼の在りし日の

    【実録】はてな社とのやり取り(序・0/6)|山本一郎(やまもといちろう)
  • 「大澤昇平」なる超新星|山本一郎(やまもといちろう)

    一部で騒ぎになっている、例の自称「東京大学最年少特任准教授」の大澤昇平さんですが、ついに界隈のヘルパーT細胞たる池内恵先生のレーダーにも捕捉され、更なる騒動に発展しつつあります。 なぜかまったく無関係のはずの筑波大学の落合陽一さんもついでに被弾していて、延焼先にも要注意と思っていたところ、大澤昇平さんが中国人差別発言に続いてナチス発言まで繰り出してしまったため、サイモン・ウィーゼンタール・センターにまで通報する人物が登場し、混沌を極めてきております。 来であれば、ネットウォッチの文脈として「限りある資源を大切に」という大テーマのもとにサステナビリティを考えた自主的な資源管理を行うべきですけれども、さすがに大澤昇平さんの放出エネルギー量が多すぎて重い元素が沢山できてスーパーノヴァ待ったなしの情勢になりつつあります。このままでは近隣の生態系が壊滅してしまいます。大変なことです。 問題は、大澤

    「大澤昇平」なる超新星|山本一郎(やまもといちろう)
    pink_revenge
    pink_revenge 2019/11/23
    本業なので文章がイキイキしてますね
  • 香港が大変すぎて、見ていて悲しい|山本一郎(やまもといちろう)

    チベットや新疆ウイグル自治区の問題は、あまりにも酷すぎて憤りを感じるけれども、香港や台湾の問題は「いよいよこれは大変なことになったぞ」と思うわけです。 天安門事件のような武力侵攻が起きるようなリスクはいまのところ香港にはない、と信じたいけれども、さほど親しくは無かった香港人から悲鳴のような近況連絡を聞き、また、デモに参加した帰りに地下鉄(?)で見知らぬ人から殴られて怪我をしたけど、怪我で黙ったり我慢したりすることなく別の日も包帯巻いてデモに参加をしているのを見ると、当の意味での「抑圧」とは何なのか、また、経済力が武器であった香港がその経済的安定をなかば捨ててまで守らなければならないものがあると立ち上がっているのを見るに、想像以上に大変なことになったぞと思うわけであります。 在韓米軍の撤退について、特に巷で言われているトランプ政権の同盟軽視の姿勢が東アジアの安全保障を流動化させている、とい

    香港が大変すぎて、見ていて悲しい|山本一郎(やまもといちろう)
  • 統計不信ねえ|山本一郎(やまもといちろう)

    子どもと事に行くまでの間、うたたねして長い夢を観ました。 「師匠! 師匠! 起きてくださいよ」 「んー。なんだ、うるさいぞ。こんな昼間に」 「昼だから起きてろって言ってんだろジジイ」 「馬鹿野郎。年寄りは大切にしろ。で、用件は何だ」 「この記事をご覧ください」 「えー、どれどれ。『あなたも充実のパパ活を。スマホで無料登録』ほうほう」 「それは広告。読んでほしい記事はその上」 「んー。『高まる統計不信』? 相次ぐ統計不祥事… なにこれ」 「どうも師匠のところにも文句が来るらしいですよ」 「何でだよ。ワイかて言われた通り調べた結果を出力して納品しとるだけじゃん」 「いや、その、師匠の出した資料がおかしいんじゃないかって言われとるようです」 「は? 寝言はお休み中に言えよ。あいつらが調べたいってことを質問票に仕込んでばら撒いてるだけじゃん。真面目にやっとるだけやぞ」 「その真面目にやった結果が

    統計不信ねえ|山本一郎(やまもといちろう)
  • 年俸330万→650万の転職と上京と雷鳴|山本一郎(やまもといちろう)

    少し前の話だし、人にも書いていいと言われたので、特にエモくはない転職の話を書く。 宮さん(仮名)はネットでしか知り合いではなく、たまにネットでゲームを一緒にやる程度の仲だったのだが、そのネットゲームの日人ギルドが解散することになって界隈がお通夜になってからしばらく連絡を取らなくなった。どのようなゲームでも、やり込んだジャンルの衰退に直面するのは辛い。でもまたどこかで彼とゲームできる日が来るといいなと思ってはいたが、日々慌ただしく暮らしている中で彼のことをすっかり忘れていた。 その宮さんからある日突然メッセが飛んできて、相談があるという。 何の相談だろう。 相談に乗ると言っても、そもそも「宮さん」という以上の情報を持っていない。美少女の雷系の魔法使いということしか分からないのだ。ゲームの腕は確かだったし、ログイン状態であれば呼べばすぐに来てくれる、一緒にやれば、期待を裏切らない程度

    年俸330万→650万の転職と上京と雷鳴|山本一郎(やまもといちろう)