2017年、ナイキが「厚底シューズ」を発表して以降、世界の陸上長距離界はこのシューズなくして語れなくなった。“駅伝王国”日本も例外ではなく、お正月の風物詩となった、箱根駅伝でも厚底シューズが席巻している。 ブームから定着、好記録、勝利の前提条件とさえいわれるようになった厚底シューズの何がすごいのか? ランニングコーチの細野史晃氏に走りのメカニズムという観点から解説いただいた。 (解説=細野史晃、構成=大塚一樹【REAL SPORTS編集部】、写真=KyodoNews) 2017年、アメリカ・ナイキ社が5年の歳月をかけて開発した『Nike Zoom Vaporfly Elite』が発表された。「マラソンは上半身が9割」などの著作を持ち、物理や解剖学、生化学などの観点からランニングフォームを科学的に解析しているランニングコーチ、細野史晃氏は、このシューズ発売に際して「速く走るためのツールとして
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