オープン・クローズドの原則(OCP:the Open-Closed Principle)(開放−閉鎖原則) ソフトウェアの構成要素は、拡張に対して開いていて、修正に対して閉じていなければならない。どういうこと?オープン(開いている)とは? モジュールの振る舞いを拡張できる。 クローズ(閉じている)とは? モジュールの振る舞いを変更しても、そのソースやバイナリはまたく影響を受けない。 なんで?この原則はオブジェクト指向設計の核心。なぜなら、この原則に従えば、オブジェクト指向の最大のメリットを享受できる! 柔軟性再利用性保守性たとえば?具体例として、よくある図形の例 。switch/caseで図形の種類ごとに処理を行う。 こうすると、図形の種類が追加になるたびにこの処理が変更になる。 ここで大事なのは、switch/caseがおそらく一箇所ではないところ。 至る所に図形の種類ごとの色々な処理が