米国サンフランシスコで5/19〜5/20に開催された「Google I/O」カンファレンスでは、事前から高まっていた私たちの期待を裏切らず、幅広い分野にわたってGoogle社の最新技術が続々と発表されました。ここ最近の、Flashバッシングを含んだWeb標準に関する議論、とりわけHTML5の動向や、Googleのクラウドコンピューティング、モバイルおよびリビングルーム戦略について現時点での回答となるいくつもの重要な動きが明らかとなりました。 そんななか、基調講演1日目にアドビCTOケビン・リンチ、そして2日目にアドビCEOシャンタヌ・ナラヤンが登壇、GoogleとAdobe、そしてその他のパートナーとともに進めている新プロジェクトの発表に加わりました。本記事ではそれらを改めておさらいし、それぞれがAdobeユーザーとWebの未来にとってどのような意味を持つのか考えてみたいと思います。 基調