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創作に関するpluggedのブックマーク (13)

  • 【書籍化】「十年巻き戻って、十歳からやり直した感想」

    2013年08月25日 【書籍化】「十年巻き戻って、十歳からやり直した感想」 Tweet ピックアップ 俺・友・○○女・職業等 コメント( 301 ) ※ 過去の良作の再投稿です。 通常1年以上経過してるものをピックアップしてますが このSSが書籍化されましたのでその記念です。 ピックアップ希望のSSがある場合は下記リンクからお願いします SS宝庫のオススメSS スターティング・オーヴァー (メディアワークス文庫) 1:名も無き被検体774号+:2012/10/18(木) 22:38:00.45 ID:oIV6bjxg0 これは多分、君が想像してるのとは、 正反対の話になるんだと思う。 だって、二十歳の記憶を持ったまま、 十歳の時点に戻ってやり直せるとしたら、 普通、その記憶を利用して色々するだろう? 一周目の反省や教訓を活かして、 もっと優れた二周目を目指すはずだ。 でも僕がしたことと言

  • エンパイア・オブ・ルンバ - OjohmbonX

    さっきからルンバがおばあちゃんのすねを攻撃してる。ガンガン当たってる。でもおばあちゃんは無言だ。立ったまま。 障子紙を通して強い逆光が和室に差し込んで、戸の透き間から覗くぼくには、おばあちゃんの表情は陰に沈んで伺い知れない。 ふいにおばあちゃんは足を上げた。ルンバは空振りした。そのままおばあちゃんは足を落とし、直下にいたルンバを踏み抜いて破壊した。 「あたしたちの頃はね」 とおばあちゃんは表情不明の陰のまま、部屋自体から出てるみたいな声で 「自分で雑巾掛けをしたものだ。あんたなんか、なんでもないよ」 と言った。 次の日、お母さんが新しいルンバを買ってきた。アルミの外装がぴかぴかした特別なルンバで、またおばあちゃんは踏み潰そうとしたけど今度はびくともしなかった。おばあちゃんはいらいらしながら何度も何度もルンバを蹴るのに、ルンバはじっとしたまま何の変化もなかった。 「あんた。あたしを、馬鹿にし

    エンパイア・オブ・ルンバ - OjohmbonX
  • だいなし病のためのセーブ・ポイント - 傘をひらいて、空を

    携帯電話の文字列を見て、では会いましょうと私は書き送る。私はもうすぐ今日の仕事が終わるので、私と似たところのある若い後輩とちょっと飲もうと思います、いかがですか。少しの沈黙のあと思慮深い返信が返ってくる。いいですね。私は彼女のいる(そして私の出た)大学の最寄りの駅からすぐの、キャンパスとは逆の側にあるバーの名前を挙げた。彼女はその古く細長いビルディングを知っていた。 私は彼女を連れてカウンタから隔離されたように三つだけ置いてあるテーブルにおさまる。あたたかくて香りのいいお酒をふたつ作ってもらう。私たちは両手でそれを包んで飲む。カウンタに並ぶ人々の背中が頼り甲斐のある隔壁に見える。私たちはときどきそういうものを必要とするように思う。隔てられていること、薄暗いこと、あたたかいこと、両手の中になにかがあること、そこからいい匂いがすること。 ぜんぜん平気だと思ってたんですよと彼女は言う。卒論を乗り

    だいなし病のためのセーブ・ポイント - 傘をひらいて、空を
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • 中二階の神さま - 青色3号

    私の生まれ育った町には奇妙な風習があった。家を新しく建てるとき、必ず中二階を造らなくてはならない、というものだ。町に団地なんてものはなかったから、従って殆どの家に中二階があったということになる。そしてこの中二階(の小さな部屋)が何に使われるのかといえば、「おっさんを泊めるため」としか言いようがない。そう、あの町には奇妙な風習とともに、奇妙なおっさんが住んでいたのである。 さて、いま私は「おっさん」と言ったけれど、町の人々はみな彼のことを「神さま」と呼んでいた。もちろん私も、かの地に住んでいるころは、やはり彼のことを「神さま」と呼んでいたのだ。したがって、ここからは彼のことを「神さま」と呼ぶことにしたい。 記憶のかぎりでは、私がはじめて神さまを見たとき、彼はだいたい五十歳くらいで禿頭、夏だったからステテコにランニング、そんないかにもおっさん然とした姿だったと思う。それは神さまが我が家の中二階

    中二階の神さま - 青色3号
  • 旧世界の車窓から - マシバ}クンシッバ

    彼女と家に帰る途中だった。 午後6時過ぎに大学を出てバスに乗ると、運よく降車客と入れ違いで、二人並んで座席に座ることができた。最近彼女と会うときは、交代で夕飯を作るのが決まりになっている。その日は私がホストで夕飯を作る日で、ビーフシチューの予定だった。あんまりいい肉は買えないから、下ごしらえをして冷蔵庫に入れてある。ワインのセレクトは彼女に任せた。 彼女はその日あったゼミの話を切り出して、教授の罵倒に励む。木曜日の家路はこうと決まっているので、私はうんうんと分ったように頷いてみせる。 バスに揺られていると、一人の男性が乗ってきた。男性は三十代半ば、少し太めで額が大きく禿げ上がっており、ほんのりと汗をかいている。やたらと短い短パンから伸びる脚は太い毛に覆われている。 男は私たちの前に立ってつり革に捕まっていたのだが、一分もせぬうちに膝をガクガクと震わせ始め、重力に対して不自然に過敏な動きを始

    旧世界の車窓から - マシバ}クンシッバ
  • ぶらりずむ黙契録: 本日のお知らせ

    日のお知らせ☆ 『マルドゥック・フラグメンツ』内収録短編と、ある漫画賞受賞作品との間で生じた問題につきましてコメントいたします。 ※主文※ 関係者からご連絡をいただき、すでに賞を運営されている編集部と、描き手の方、双方より、謝罪文を公表する意志を示していただいております。 そもそも、攻撃的な悪意があっての行いではなく、先方の迅速な対応があったことから、その後の早川サイドと先方との話し合いが穏便に進む限り、僕から何かを申し立てる、というようなことはありません。 また、インターネット上で非難されるなど、すでに編集部および描き手の両サイドが、いわゆる「社会的警告」を十分に受けているとのことです。 よって、今後は一件がスムーズに収束し、むやみと尾ひれがつかぬこと、関係者全員の成長の機会となれることを切に望みます。 また、僕自身も今回の一件を、より良い作品作り・業界作りのためのヒントの一つとして

  • どこの惣菜屋でも起こってる、ありふれた出来事 - OjohmbonX

    四十五のあたしが草系男子大学生の股間をまさぐっているのよ。パート先の惣菜屋で。うらやましいでしょ。でもこれは神様に選ばれたあたしにしか許されてないの。神様が、あたしに、股間をまさぐってもいいよ、仕事中に、って許してくれたのよ。 新しいバイトだよって店長から紹介されたときも、指導係としてお惣菜の手ほどきをしてるときも、彼のことは何にも思わなかった。でも彼は言ったわ。 「あの、俺、iPod買ったんですよ。nanoってやつで、8GBと16GBのがあるんですけど、16GBのを買ったんですよ」 「どんなものを聞くの」 「俺、三木道三が好きなんで、三木道三しか入れてないです」 「Lifetime Respectしかないじゃない! 16GBもいらないわよ」 「いや、ちゃんと16GB分めいっぱいLifetime Respectを入れてるから大丈夫です!」 何が大丈夫なのよ。それでこの男子大学生を「三木道

    どこの惣菜屋でも起こってる、ありふれた出来事 - OjohmbonX
  • 拡張学級 - 回転図誌

    クラスメイトの小早川が帰らぬ人となった。 自転車でトラックと正面衝突して即死だったらしい。 そりゃ当たり前で、自転車じゃあトラックと相撲したって勝てるはずがない。ましてや非力な小学生の身では。 そんなこと人だって知っていたはずだけど、その日はどういうわけかそれを実験したいと思ってしまったんだろう。知らないけど。 三日後にクラスみんなでお葬式に行った。 お棺の蓋はずっと閉められていたから、顔は見られなかった。 「みんな、小早川君のことを忘れないでいてあげようね」 担任の内田先生は涙ぐんでそんなことを言った。 言われなくたって、みんなだって小早川のことを忘れてやろうなんて思っていない。 特別いい奴でもなかったけど、悪い奴でもなかった。 夏休みのプールサイドでいきなり水着を下ろされた恨みはまだ忘れていないが、宿題をやり忘れた時に写させてもらった恩だってある。 クラスメイトとしてお互い楽しく過ご

    拡張学級 - 回転図誌
  • はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28

    はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました - はてなの告知
  • 俺が大学二年の終わり頃から大学三年の始め頃にかけてがんばって書いていたものと思われる。推敲していないと思われる。恥ずかしいと思われる。長いと思われる。 - ミック・エイヴォリ

    青年はドアの前に立ち、セーターの袖から飛び出した細い指でチャイムを押した。やがて、受話器を取る音がして、部屋の中の空気の震えが聞こえてきた。「開いてるよ」と感じのよさそうな男の声がした。物腰の弱そうな青年は、一瞬身を固くしたが、すぐに取ってつけたような、不機嫌に見えなくもないような無表情でチャイムを睨み付けた。「入ってくれていいんだ。君は訪ねる部屋を間違っちゃいないからね。早く入りたまえよ。開いてるんだ。君のために開けといたんだぜ」 訪問者は、こうした場合に当然考えられる事態を予期しながらも、勇敢にノブを回し、鍵が開いているのか疑っているようにゆっくりドアを引いた。 その玄関はいささか埃っぽい印象である。幾何学模様の床敷きは、新しそうにも見えるが、四隅のうちの三つが端からめくれ上がり、うちの二つは裏側を見せている。その下には、無愛想なコンクリートがのぞいた。床敷きの上に目を移すと、その、奇

  • アリとキリギリスの寓話 - 瀬戸風味@はてな

    とある村に、タヌキとキツネが住んでいました。二人は商売人で、村のみんなは半分はキツネの店を、半分はタヌキの店を利用していました。 ある時、キツネは考えました。 「タヌキよりぼくのほうが真面目に仕事をしているはずなのに、村のシェアが半々なのはおかしい。ここはひとつキャンペーンをうって、ぼくのほうが商売人として立派だとみんなに知ってもらおう」 キツネはいっしょうけんめい頭をひねって、キャンペーンのアイデアを考えました。結果、このようなものができました。 「アリとキリギリスの寓話はみんなよく知っていると思います。キツネは、こつこつ、みんなのために働いています。タヌキは、仲のいい人とおしゃべりしたり、お酒を飲んで暮らしています。どちらが商売人として立派でしょうか?」 キツネは、この文面がはいったチラシを村中に配りました。 確かに、キツネはこつこつと物を仕入れては売り、少し無愛想だけれど、品揃えもよ

    アリとキリギリスの寓話 - 瀬戸風味@はてな
  • 2009-04-24

    2009-04-24 4.23〜草なぎ革命の記録〜 ニュース 日記 読者へ 草なぎ剛が、たった一人でなしとげた革命とはなんであったのか。あるいは、なしとげられなかった革命とはなんであったのか。われわれは何をなし、何をなせなかったのか……。今もってその答えを出すのは容易ではない。かといって、歴史の手にゆだねるこ… 2009-04-24 ブランキを足がかりに、これからなにを読もうか 日記 『天体による永遠』ルイ・オーギュスト・ブランキ - 関内関外日記(跡地) 『天体による永遠』、単行に収められている全編を読了。編のほかに、当時のジャーナリズムの反応(新聞の書評とか)、編者、そして訳者による解説など。 しかしなんだ、「当時の… 2009-04-24 なんかゲームやりたくなってきたんだけれども ゲーム 去年の10月にPSPをうっかり踏みつぶして以来、ゲームから遠ざかっている。PS2は身分不相

    2009-04-24
    plugged
    plugged 2009/04/25
    すばらしすぎる。
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