ドイツ・フライブルクにある米ファイザーの研究所で製造される新型コロナウイルス感染症経口治療薬。同社提供(2021年11月16日提供)。(c)AFP PHOTO / Pfizer 【11月18日 AFP】米医薬品大手ファイザー(Pfizer)は18日、同社が開発している新型コロナウイルス感染症の経口治療薬「パクスロビド(Paxlovid)」について、規制当局の承認を得た後、米国政府に1000万錠を53億ドル(約6000億円)で販売することで合意したと発表した。 ファイザーは16日、米食品医薬品局(FDA)に対し、同薬の緊急使用許可を申請。同薬により、新型ウイルスに感染した重症化の恐れのある患者の入院・死亡リスクが90%近く低減することが、臨床試験(治験)で示されている。(c)AFP