新たにミドルクラスに登場したXJ6シリーズの第二弾、XJ6 DIVERSIONは、日常生活での軽快な機動性に主眼をおき、気軽に市街地走行やツーリングを楽しみたいビギナーからベテランまで幅広いライダーの技量に応える「気軽に操れるプレジャースポーツ」モデルだ。 プレジャースポーツとしてリニアな操作性を求め、FZ6のパワーユニットをベースとしながらシリンダーヘッド、クランクケース、吸排気系から駆動系までXJ6独自のものとして設計を変更。 シリンダーヘッドは吸排気バルブをFZ6と同一としながら、ポート形状をより細く絞り込んだ形状に改めることでバルブリフト量の小さい低中回転域での流量と流速の最適化を図った。 このポート形状の変更に合わせてカムプロフィールも一新。吸排気バルブのオーバーラップ角をFZ6より狭い設定とし、最大バルブリフト量も変更することで、12.2:1の高圧縮比による高トルクを低中速