10月1日、新ひだか町静内田原にあるアロースタッドに、1年間種付けを休んでいたナカヤマフェスタが種牡馬として復帰した。 ナカヤマフェスタは父がステイゴールド、母がディアウィンク、母の父がタイトスポットという牡12歳の鹿毛。むかわ町にある新井牧場の生産馬で、2007年のセレクトセールサラブレッド1歳において10,500,000円(税込)で取引された市場取引馬となる。 ナカヤマフェスタの競走成績は15戦5勝。和泉信子氏の所有馬(のちに和泉信一氏)、美浦の二ノ宮敬宇厩舎の管理馬として、2008年11月のメイクデビュー東京で新馬勝ち。2戦目の東京スポーツ杯2歳S(Jpn3)で重賞初制覇を飾った。3歳になるとクラシック路線を歩んでセントライト記念(Jpn2)に優勝。2010年の宝塚記念(G1)でG1初制覇を成し遂げ遂げると秋にはフランスへ遠征し凱旋門賞(G1)でワークフォースの2着に健闘した。 20