昨年の1月の出来事でした。 NHKの方が私に会いたいということでお会いしたところ、「今度、大河ドラマで“龍馬”をやるんです」ということでした。なるほど、そこで私に龍馬に関する話を聞きに来られたのだなと思い、「龍馬はここがいいですよ」、「ここがいいですよ」とお話ししておりましたら突然、「出演していただけませんか?」と。幕末は若い人たちのエネルギーが渦巻く時代なので、「今の年齢の自分にできる役はあるのかな」と思い悩んでいたら、プロデューサーが「勝海舟として、龍馬を育てていただけませんか?」とポツリと言われました。思わず目頭が熱くなりました。 自分の個人史と重ね合わせても、18歳のときに小説世界の中で坂本龍馬と出会い、心を奪われ、19歳のときには高知の桂浜にある龍馬像の下で「あなたのように生きたい!」と正座して泣いた思い出があります。 あれから季節は巡り巡って、41年の歳月が流れ、龍馬の先
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