山猫文庫第3版の鋼棺戦史(第3部 悲島戦線・第3章・その3) は、フィリピン戦末期の独立戦車第8中隊の戦記です。 この部隊はフィリピンで現地編成された戦車部隊で、日本製の戦車が届くまで鹵獲兵器のM3軽戦車を装備して、後に八九式中戦車甲型に装備転換してます。 捕獲されて日本軍で使用されたM3軽戦車は「大戦中における日本軍最強の戦車」とまで評されている戦車ですが、そんな戦車から、日本で開発された最初の戦車な八九式中戦車甲型に装備転換なんて、搭乗員達の落胆が目に浮かぶようです。 11両配備された八九式中戦車甲型も空襲やエンジントラブルで敵と遭う前に喪失して、結局アメリカ軍のM4シャーマンとやりあったのは生き残りの1両だけ。 幸運にもM4シャーマンを一台行動不能にしたけど、機銃弾被弾で砲が動かなくなった最後の一台の八九式中戦車甲型をダイナマイトで爆破処分して、後は歩兵として終戦を迎えてます。 食料
Twitterの方で前に書いていた事を少しまとめてみたり。 江戸時代には飢饉で餓死者が続発してましたが、幕末の開国で外国からインディカ米の緊急輸入を行えるようになると、終戦前後の一時期を除いて、日本で餓死者が多数出る事はなくなりました。 具体的に外米の大量輸入が認可されたのは、慶応2年(1866年)10月14日で、この時には、不作及び長州征伐による米流通の阻害により、各 地で米不足による一揆や打ち壊しが頻発して治安悪化しており、イギリス及びフランスが「第二の太平天国になりかねない」と判断して、幕府に外交圧力をかけ て、外米輸入を認めさせたものです。 つまり、幕府が積極的に米輸入を認めずに、外国からの圧力で餓死者が出る事が防止された事になります。 インディカ米が本格的に日本に流入しだしたのは慶応3年(1868年)になりますが、慶応3年は大政奉還とか色々とあって、そのまま慶応4年1 月に鳥羽・
特に「システム障害特別調査委員会の調査報告書について」のところにあるPDFはかなり読み応えがあって、システム開発とかの修羅場を体験した人間ならば何気ない文章であっても、どんな修羅場が繰り広げられているのか、想像できたりします。
iPhoneアプリのRoyal Navy Guideがかなり良くてハマッてます。 このアプリは名前のとおり、イギリス海軍を解説するアプリ。 一番凄いのは、GoogleMapとの併用で、現在イギリス海軍の艦艇がいる場所にピンが立っていて、そこをクリックすると、そこにどんな艦艇がいるか、一発で分かることです。 例えば、これを書いている時点では大西洋の南極近くにRiver級のPatrol Vessel「Clyde」が航海しているとか、アメリカのポーツマスにタンカー「Wave Night」が居るとか、大西洋中部の小島のジョージタウンにRover級タンカー「Black Rover」が居るとか、即座に分かります。 あとはイギリス海兵隊の大隊ごとの基地とかがどこにあるかも、即座に判ったりしますね。 この機能だけで非常に面白いです。 武器解説とかまだ荒削りで抜けているところもありますが、これからの発展も非
についての感想を。 この本の著者は大戦末期に陸軍航空隊の陸軍航空輸送隊に所属して、後方から前線までの飛行機輸送任務を行っていた人物です。 大戦末期の飛行機輸送部隊の体験記なんて、全然無いのでそれだけでも貴重です。 あと終戦直後にこの人がやらかしたことは、後で書きますが、 「お前はなんて事をやらかしてるんだ~!!」 と叫びだしたくなったり。。 いくつか箇条書きを。 ・著者は昭和2年生まれで終戦の時にはまだ18歳。 搭乗員としての訓練は逓信省の乗員養成所で受けて、そこを昭和16年4月入学、昭和19年10月卒業という軍人搭乗員としては珍しい経歴。 卒業時点で上等兵になり、陸軍航空輸送部第9航空隊太刀洗分遣隊に配属されて、各地に航空機を輸送する任務につくことに。 昭和20年3月に一気に軍曹に昇進。 ・1944年10月に部隊配属された時点で著者の飛行時間は300時間。 この時期には特攻も始まり実戦部
イスラエルのガザ攻撃はガザの民間人を多数殺傷しているイスラエルが世界中から非難されまくってますが、個人的にはイスラエルの方が追い詰められているようにしか見えません。 今のイスラエルの置かれている状況を日本で例えてみます。 (かなり乱暴なので細かい突っ込みは勘弁してください) ・北朝鮮が内部崩壊。 色々な事情で韓国は北朝鮮を合併できず暫定政権が成立。 しかし今のイラクやアフガニスタンのようにその政権は国内をまともに統治できず北朝鮮は大混乱。 ・大混乱して希望の見えない北朝鮮ではネット等で反日世論が爆発。 北朝鮮から日本に大量流入した出稼ぎ労働者のごくごく一部が日本の都市部で自爆テロ。 ・相次ぐ北朝鮮人の自爆テロに日本は北朝鮮からの労働者移入を制限。 だがその措置により、日本での出稼ぎ労働者からの送金に頼っていた北朝鮮の経済は破滅。 それまで、北朝鮮でたいした支持を受けていなかった反日テロ組織
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