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ブックマーク / littleboy.hatenablog.com (92)

  • 中居正広の視点 - 2011-07-30 - てれびのスキマ

    『27時間テレビ』の放送を終えた後の一発目のラジオ『ナインティナインのオールナイトニッポン』(7月28日深夜放送)では「裏話がなければラジオじゃないじゃん!スペシャル」として『27時間テレビ』の裏話を二人が率直に語り非常に興味深いものだった。 その放送も1時間を過ぎ、『27時間テレビ』の話題もひと通りしたところで突然、 岡村: おいおいおい、 矢部: スペシャルゲスト来ましたよ、みなさん! 岡村: マジかいな? 矢部: スペシャルゲスト国民的アイドル中居正広さんです! と、もう一人の総合司会中居正広が登場した。 中居とともにもう一度『27時間テレビ』を振り返る3人。 とても真っ只中で司会をこなしていたとは思えない冷静な視線と的確な分析で振り返る中居。それは驚嘆に値するもので、現在のテレビ界随一の司会者としての能力の高さの一端を窺い知ることができる。 「佐野、画に入るな!」の真意 矢部の10

    中居正広の視点 - 2011-07-30 - てれびのスキマ
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    popup-desktop 2011/07/30
    27時間テレビ後の99のANN書き起こし、中居君飛び入り後のまとめ。
  • 2011年上半期のテレビを振り返る - てれびのスキマ

    2011年のテレビを振り返るうえで、「震災」というものは欠かせない要素の一つだと思います。実際、震災以前と以後では明らかに空気が違います。でも、ここでは極力その要素を排し、特に震災特番などは触れずに(それを触れだすとキリがないし、あまりに当事者に近すぎるので。)振り返ってみたいと思います。 印象的な芸人・タレント なんといっても今年上半期のMVPはアンガールズ田中卓志でしょう。 『ロンドンハーツ』『ゴッドタン』『オモバカ』『世界ブサイク陸上』などなどで、まさに「確変」と言える活躍。年の初めには『タモリ倶楽部』で「アンガールズ田中の友達募集!!」なる企画がされたり、NHKのEテレ『極める!』では「田中卓志の紅茶学」まで放送。 『ロンハー』「格付け」では「もうヤだよ〜、ハゲちゃうしさあ、不細工だし、女遊びしてないし、何を拠り所に生きていけばいいんだぁ〜!」 という今年上半期のベストフレーズとも

    2011年上半期のテレビを振り返る - てれびのスキマ
  • 土田晃之の嫁に学ぶ愛妻芸人の育て方 - 2011-06-25 - てれびのスキマ

    土田晃之といえば、芸人でありながらの入院をきっかけに育児休暇を取るなど子煩悩で、何より愛家で知られている。 先日放送された『ブラマヨとゆかいな仲間たち』では、小杉に「なぜそんなにに一途になれるのか」「浮気をしないのか」と問われ土田らしい理詰めの理由を明かしている。 「単純に浮気がバレて離婚になってもいいの?」と。 もしそうなれば、大好きな4人の子供や嫁と一緒に暮らせなくなる。家も持っていかれるだろう。そして子供たちが成人するための養育費や慰謝料を全部合わせたら総額で2億円くらいになるのではないか。 「そんな2億の価値のあるSEXって何?」 その土田の言葉に絶句するブラマヨ小杉(笑)。 土田は「やっぱり女の人が男を育ててるんだな」と自分の嫁の素晴らしさについて続けて語る。 たとえば、土田はお笑い芸人を唯一辞めようと思ったことがあった、という。 それは大きな特番があった時。 その収録後の

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  • やなせたかしの正義の見方 - てれびのスキマ

    初期のアンパンマンが、5指を持ち、今のような3頭身ではなく、もっとスマートな体型だったことはご存知の方も多いかもしれない。この頃のアンパンマン*1の物語は、砂漠の飢えに苦しむ人を見つけ、自らの顔をべさせるというものだった。 しかし、今のように顔の端を自ら切って与えるのではなく、顔の半分以上をかじりつかせるというグロテスクなものであったことで、当時の読者は相当なショックを受け、大変な不評だったという。 ところで「自らの顔をべさせる」という世界に類を見ないユニークなヒーローはどのような発想で生まれたのだろう? アンパンマンの作者やなせたかしはNHK教育テレビの「人生の歩き方」で以下のように語っている。 その時には非常にユニークなものを作ったという気持ちは全然なくって、ただこれはパンなんだから、パンが自分の顔をべさせるのは当然だと思って描いたんだけれども……。 実は73年の「あんぱんまん

    やなせたかしの正義の見方 - てれびのスキマ
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    popup-desktop 2011/05/04
    「正義の味方っていうのは、一番の正義は何かといえば、ひもじい人を助けることだと思ったわけ。つまり、悪いやつをやっつけるとか、怪獣を殴りつけるとか、そういうことじゃなくて、ひもじい人を助けること」
  • 解き放たれたスリムクラブ - てれびのスキマ

    『M-1グランプリ2010』で鮮烈な印象を残したスリムクラブのもとには、各メディアからオファーが殺到した。一時は彼らを見ない日はないくらいで、その中で彼らのこれまでの経歴や人となりが語られてきた。 真栄田賢の「洞穴からしゃべってるような(by松人志)」独特な声と強烈なキャラクター。そして内間政成の天然で愛らしい笑顔の組み合わせは魅力的で、彼らの『M-1』的漫才の真逆を行く、間を過剰に生かした漫才を引き立てている。 この間を怖がらない漫才が生まれた経緯を真栄田は以下のように解説している。 真栄田: 1回僕がボケるじゃないですか。そのボケに対して当に心の底まで感じて欲しいんです。だから、この変な人が来ました。横でこんな至近距離で声かけられます。どう思います? 内間: 「ちょっと恐い……、なんだろう?」 真栄田: って思いますよね。次、変な事言います。どう思います? 内間: 「……なんで俺に

    解き放たれたスリムクラブ - てれびのスキマ
  • その時、芸人たちは何を語ったか。 - てれびのスキマ

    震災以後、テレビは各局地震情報などの報道特番が流れる中、いち早く芸人たちの声を届けけたメディアはやはりラジオでした。 芸人でなくても、こんな時にマイクの前に立つということは、大きな覚悟と勇気が必要です。 自分たちの一言一言が思わぬ人を傷つけてしまう可能性もあることを誰よりも自覚せざるを負えない立場にいます。 そして「不謹慎」という強大な見えない敵と戦わなければなりません。 ラジオに出演した芸人たちは、言葉をひとつひとつ丁寧に言葉を選びつつも、確かに笑いを届けてくれました。それは「不謹慎」という同調圧力に決して屈しない大きな笑いの力でした。それに僕らは確かに救われたのです。だから、彼らが何を語り、どう振舞ったのかを記憶にとどめておくために記録に残しておきたいと思います。 サンドウィッチマン 震災当時、気仙沼で被災したサンドウィッチマンは今回の震災後、芸人の中において大きな役割を果すことに。

    その時、芸人たちは何を語ったか。 - てれびのスキマ
  • 鳥居みゆき×コミュニケーション - てれびのスキマ

    NHK教育テレビで放送されている『Q〜私の思考探求〜』。 この番組は一人のゲストがあるテーマについての疑問を提示し、それについて専門に研究している学者が対話形式で答えていくというもの。 過去、ピース又吉が「言葉」について、カンニング竹山が「働く意義」について、光浦靖子が「恋愛」についてなど、お笑い芸人も多く起用され、興味深い探求を展開していた。 2月26日の放送では、鳥居みゆきがゲスト出演。テーマは「賢い人づきあいとは?」。それに答えるのは社会学者の菅野仁。 こういう番組の中であっても彼女は「鳥居みゆき」らしさは崩さない。だがその奥に漂う知的で鋭い視線が滲み出るとても興味深い放送だった。 人見知りだった少女時代。一人ぼっちですごす時間が多かったという鳥居みゆき。出かけるときはいつも姉の後ろを付いて行った。 「ちょっとたいしたことじゃないんですけど、、、」と前置きした彼女の悩みは「友だちがで

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  • それでも愛される太田光 - てれびのスキマ

    1月24日の『しゃべくり007』のゲストは爆笑問題太田光。 登場するなりメンバーが苦笑いし「面倒くせー」と声をあげる。 太田光は自他共に認める「面倒くさい」芸人である。 拾いづらい小ボケを連発し、相手が答えられないことを平気で訊いたと思えば、自分の主張を長尺でしゃべり続ける。 自分がやっていて楽しければ楽しいほど、その面があらわになって周りが迷惑する。そしてこの日もくりぃむしちゅーやネプチューンといった昔から気心の知れたメンバーとのフリートークということで実に嬉しそうに暴れ、実に扱いにくそうだった。 面倒くさい太田光 番組ではメンバーが口々に太田へのダメ出しを連発する。 『しゃべくり007』を「べしゃくり007」と言い続ける太田。 それに対し、我慢ができなくなった上田は「よくそんな浅いボケ放りこむよな!」とツッコむ。名倉も「ホンマ、ダジャレばっかり言うてる!」と。 そして名倉は続ける。 「

    それでも愛される太田光 - てれびのスキマ
  • 気になる本 - てれびのスキマ

    『Q10シナリオBOOK』(木皿泉) Q10シナリオBOOKposted with amazlet at 11.01.24木皿 泉 双葉社 売り上げランキング: 351 Amazon.co.jp で詳細を見る 「助けて〜って大声で叫ぶと、必ず助けに来てくれます。それが人間のルールです」「『死ぬほど考える事』。 これが後悔しないたった1つのやり方です」「 しょうがないよ。常識 やぶんなきゃ、伝わらないことだってあるんだから」「愛も勇気も平和もこの地球上に、あると思えばきっとあるのよ」などなど名台詞連発だった木皿泉脚『Q10』のシナリオブック。 あと、こちらも「てれびのスキマ」ではまだ紹介してなかったような気がするので。 木皿泉特集の『Otome continue Vol.4』です。 Otome continue Vol.4posted with amazlet at 11.01.24木皿泉

    気になる本 - てれびのスキマ
  • 2010年を振り返る(書籍編) - てれびのスキマ

    テレビブック・オブ・ザ・イヤー2010 2010年に出版され、僕が読んだ中でもっとも感銘を受けたテレビ関連は浅草キッドの『キッドのもと』でした。 ● 『キッドのもと』(浅草キッド) キッドのもとposted with amazlet at 11.01.03浅草キッド 学習研究社 売り上げランキング: 3526 Amazon.co.jp で詳細を見る 書籍では「ルポライター芸人」として、今まで、一貫して他人の魅力を伝えてきた浅草キッド。そんな二人がついに自身の人生を水道橋博士、玉袋筋太郎がそれぞれの視点で振り返ったセルフ・ルポルタージュ。膨大な著作を持つ博士の筆力はもとより、玉ちゃんの語りかけるような文章が熱くて優しい。 これは愛についての物語です。それは師匠であるビートたけしへ、あるいは相方への愛であり、親への、子への、芸人への、漫才への赤裸々な愛の告白なのです。 僕はこのを読むのに普

    2010年を振り返る(書籍編) - てれびのスキマ
  • 2010年テレビお笑い界を振り返る(芸人・タレント編) - てれびのスキマ

    前回は番組単位で振り返りましたが、今回は芸人・タレント個人単位で振り返ります。 MVP ・オードリー 2010年MVPを一組だけ選ぶなら難しいですがオードリーといっていいのではないでしょうか。当に、2010年働きまくりました。ピンの仕事も多い中、コンビだけのテレビ番組出演数が最多という驚異的記録。さらに『ANN』をはじめとしてラジオでも大活躍、CSでも『カスカスTV』などで、ライブイベントでも圧倒的な存在感を見せつけました。何よりコアなお笑いファンからごく一般的なお茶の間層まで全方位的にその魅力が伝わっているのが凄いです。すでに2周目はもとより3周目、4周目まで回り完全にテレビの主役となったと思います。ゼロ年代に続いた長いお笑いブームの最大の功績のひとつに、「オードリーの発見」というものが挙げられるのではないでしょうか。ごく近い将来持つことになるであろう地上波での彼らの冠レギュラー番組

    2010年テレビお笑い界を振り返る(芸人・タレント編) - てれびのスキマ
  • ナインティナイン矢部浩之の決断 - てれびのスキマ

    11月27日。134日ぶりに『めちゃイケ』に復帰した岡村隆史。 その放送を見た水道橋博士はTwitterでこうツイートしている。 時代に選ばれた人がエースの役を担う。身を削りながらも労も厭わずマウンドへ立つ。我々はもし自分だったらと思いを馳せながら観客席から応援を送る。俺の代わりに彼はやってくれていると信じながら。エースの帰還。泣いて笑う。土曜日8時の大河ドラマのエースナンバーは受け継がれている。 2010-11-28 01:21:01 via web 生やさしい感動路線と言うなかれ。そう思う貴方は若く、人生を点に過ぎないと思っている。大多数の平凡な人生の代償行為を小さいおじさんは笑いに殉じて無私の精神でやってきた。あらゆる喜怒哀楽を飲み込むものがお笑いでしょう。 2010-11-28 02:58:57 via web これらを受け相沢さん(@aizawaaa)はこうツイートしている。 エ

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    popup-desktop 2010/12/15
    『人間にとって絶望とは、希望への前フリでしかない』
  • タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ

    『バリバラ〜バリアフリー・バラエティー〜』をご存知だろうか? 僕もこことかこことかここで紹介しているが、NHK教育テレビの番組『きらっといきる』の中の月一コーナーである。 これは作り手も司会も演者も、障害者*1が中心となった日テレビ史上初の障害者バラエティ番組だ。 そんな『バリバラ』が12月4日2時間特番『笑っていいかも!?』として放送された。 そしてこれは想像していたより遥かに「教育テレビ気」を感じさせてくれる濃密で凄い2時間だった。もちろん色々なことを考えるきっかけになったし、なにより素晴らしいのは、障害者云々無関係に、抜群に面白いことだ。何度爆笑したことか。 たとえば「日一面白い障害者を決める」という企画『SHOW−1グランプリ』。 そこに登場した脳性まひの障害を持つ2人、周佐則雄、DAIGOによる「脳性マヒブラザーズ」によるコント「お医者さん」。 医者: 次の患者さん、ど

    タブーを笑え! 笑う障害者たち - てれびのスキマ
  • 漫才師にとってのセンターマイク - てれびのスキマ

    NHK『ディープピープル』3回目のテーマは「漫才師」。 浅草キッドの水道橋博士、ますだおかだの増田英彦、中川家剛という異色の組み合わせで、漫才をテーマに鼎談していた。 そこでは、それぞれのネタ作りの方法、漫才が惰性になってしまう時、ネタが飛んだ時の対処法など様々な話題が飛び交ったが、中でも興味深かったのは、センターマイクに対するそれぞれのこだわり、考え方の相違。 センターマイクとは舞台の中央に予め準備された一のマイク。 漫才師は舞台袖から呼び込まれるとそこに向かって歩いてきて、その高さをサッサっと調整して、お決まりのフレーズやらで挨拶して漫才を始める。 増田: このセンターマイク。 博士: はいはい、漫才師の象徴じゃないですか。 増田: これはやっぱりいりますよね? 博士: いるいる! え、何で? 増田: いや、たまに東京のネタ番組とかで明らかに漫才やのにセンターマイクを置かない番組とか

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  • 2010-06-13 - てれびのスキマ

    映画『アウトレイジ』のプロモーションのため、精力的に様々な媒体、番組に登場している北野武。 『メレンゲの気持ち』では久雅美とオードリーを前に、映画のことのみならず、自身のお笑い感や現在のお笑い界について、優しい視点で語っていた。 たけしの好きなお笑い 俺はねぇ……、あのぅ、、、一応俺、お笑いの先輩になってるじゃん。よく訊かれるのよ、若手のこと、ね。 それでね、昔はね、オイラの出た頃はね、先輩がね、ツービートを「あんなの漫才じゃないよ」なんて悪口言ってね。「ただ、ウケればいいってもんじゃない」散々言われたの。ムっカムカしててさ。 だから、そういう若手に対する悪口は言わない。って、決めて。 俺はもう、漫才好きだから、進化がよく分かるんで、オードリーは、ま、M-1観て、おもしろいと思ったもん。新しいな、これ、やり方。でも、オードリーが出るためには、やっぱりオイラみたいな漫才も必要なのよ。それを

  • 有吉弘行が毒舌を吐くための10の極意 - てれびのスキマ

    すでに一発屋だとか二発屋とかの次元を超え、抜群の安定感で活躍する有吉。 そんな有吉が先日まで配信されていた『内村さまぁ〜ず』のゲストMCとして出演し、内村光良とさまぁ〜ずを相手に「毒吐き講座」を開き、その極意を披露していた。 これは自身の著書『嫌われない毒舌のすすめ』などにも書かれていることと重なる部分もあるし、実生活で役に立つモノはあまりないが、有吉の批評型芸人としての高い能力を裏付けるもので興味深い。 極意 1 毒を吐く上で一番注意すべき点は「笑顔」である。 これはよく指摘されることで、有吉は毒舌を吐いた後、必ず満面の笑みを浮かべる。人も大切なのは「毒を言ってるあいだは鬼のような形相でも、言った後は素敵な笑顔」と述べている。「冗談かな、と勘違いする」。 極意 2 毒舌を言っていい人かいけない人かの見分け方は ・「過去10年のデータ」 ・「顔の筋肉(表情筋)」 ・「勘」 有吉は猿岩石ブ

    有吉弘行が毒舌を吐くための10の極意 - てれびのスキマ
  • NHKコント番組の作法(『サラリーマンNEO』の場合)  - てれびのスキマ

    4月8日から今期は曜日を木曜日に変えて、新シリーズが始まる『サラリーマンNEO』。 今や、NHKのみならず、現在の日を代表するコント番組のひとつにまで成長した同番組。 しかし、その立ち上げには、NHKならではの様々な試行錯誤があったようだ。 その様々なエピソードを、立ち上げ時からメインの構成作家として参加している内村宏幸*1が『内村宏幸のラジカントロプス2.0』で明かしていた。 『サラリーマンNEO』が始まるまでのNHKのコント番組といえば『お江戸でござる』などのような、いわゆる“演芸コント”寄りな番組しかなかった。 だから、NHKの人脈にコントを書ける作家が、そもそもいなかった。 そんな状況で内村に声がかかった経緯を人が述懐する。 コントを書ける作家を探してるってことで最初の立ち上げ時のプロデューサーの方の大学の後輩が、フジテレビの『笑う犬』をやってた小松くん、という繋がりがあって、

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  • 博多大吉が見上げる世界 - てれびのスキマ

    「選ばれし者は26歳の時に時代を掴む」という説はご存知だろうか? ダウンタウンは『ガキの使い』を、とんねるずは『おかげでしたおかげです』を、そしてウッチャンナンチャンは『やるやら』を始めたのが26歳だった。さらに志村けんも、明石家さんまもナインティナインもまた時代の幕開けをつげる出来事は、みんな26歳の頃に起きているという。 これは都市伝説の類ではない。これまでの人間が総出で編纂してきた「歴史」という名の書物から導きだした、動かしようのない「結果論」である。 博多大吉がそこまで言い切るこの法則こそ「年齢学」である。 博多大吉がを出版すると聞けば、大半の人が「イケてない」中学時代を中心としたエッセイを書くんじゃないかと、想像するし期待するだろう。しかし、あえてそのキラーコンテンツを封印してまで彼はこの「年齢学」にこだわった。大吉の筆は走らすよう駆り立てた「年齢学」とはいったいどんなものなの

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  • 『A-Studio』という笑福亭鶴瓶の革命- てれびのスキマ

    今年の年初めNHKで放送された『新春テレビ放談』。千原ジュニアを司会に、テリー伊藤、鈴木おさむ、眞鍋かおり、森達也らが、2009年のテレビ番組を振り返るといったもので、色々と興味深い話題が多く面白かった。 特に、バラエティ番組を振り返るコーナーで、トーク番組が注目されたという中、ジュニアがテリーに「あっ、このトーク番組は面白いな、とか、いいなぁーっていうのもありますか?」と問われ、即座に『A-Studio』を挙げ、その制作陣にいる鈴木おさむが、この番組が出来たわけを語るシーンは、印象的だった。 鈴木: あれ理由があるんですよ。あれ(『A-Studio』)が出来た。テレビって結構色んなトーク番組でアンケート多いじゃないですか。眞鍋さんなんかも多いと思うんですけど、何かでる時にアンケートの質問が20個位書いてあって……。 眞鍋: 書かされますよぉ! ジュニア: テレビご覧の方には分からないと思

    『A-Studio』という笑福亭鶴瓶の革命- てれびのスキマ
  • 2009年を振り返る(ドラマ編) - てれびのスキマ

    2009年は全体的に“大人な”ドラマ、そしてベテラン俳優の活躍が印象に残りました。 ドラマ・オブ・イヤー2009 特撮の中で、時代劇の方法論も引用しつつ、真正面から少年たちの群像劇を描ききった『侍戦隊シンケンジャー』を個人的にはあえて選びたいと思います。役者陣にも恵まれ、特撮の世界の中ではもはや大御所&ヒットメイカーになっている小林靖子脚の集大成的な作品となりました。まだ、終了まであとわずかを残している段階なので未完の状態のまま、他の作品を差し置いて選ぶのもどうかと思いますが、それに値する作品だったのではないかと思います。 そして、作品の挑戦性、完成度、独自性など圧倒的な密度で衝撃を与えてくれた『銭ゲバ』と『リミット‐刑事の現場2‐』は2009年を間違いなく代表する作品だったと思います。 この二つの作品はともに脚、演出の見事さはもちろんのこと、役者陣のものスゴい表現力に舌を巻きました。

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