組合の違いをこえて高校をめぐる要求の一致で行動する「全国高校組織懇談会」は1日、中央行動をおこないました。全国から36組織134人が参加。文部科学省、内閣府、総務省などと交渉し、国会議員への要請行動などを繰り広げました。 文科省との交渉には10人が参加。▽東日本大震災で被災した生徒への奨学金に加えて、高校版「就学援助制度」を創設する▽放射線副読本の押し付けをやめる▽30人学級の実現▽高校無償化の継続・拡充▽就職危機打開のための緊急対策―などを要求しました。 被災地の教員も実情を発言しました。宮城の教員は、高校生修学支援基金の返済猶予は評価しつつも「借金を背負うという意識があって、いまの苦しい状態ではとても借りれないというのが実情です。申請が思うようにすすまない。給付制にしてほしい」と訴えました。 福島の教員は「プールを再開しようと放射性物質を測ったら水1キロあたり2万ベクレルもあった。精神
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