歴史時代に起きた地震(歴史地震)とそれに関連する諸現象の研究情報の交換を目的として,理学・工学・歴史学・防災科学などの各方面から,研究者,防災行政・事業の実務担当者,郷土史家,報道関係者などが参加して結成された会です. さらに詳しく
未来に向かって『過去と現在をつなぐ』。これが私たちの仕事=ネオテクトニクスです。自然界の「時代を動かす力」「変化を生む力」を探して、日本列島や日本海、地球各地の地殻変動と環境を調べてみませんか。 ◆「深海底を探る? 富山湾と日本海東縁」 晴れた日に、氷見の海岸から富山湾の上にそびえる立山連峰は、誰もが我を忘れるほど荘厳な景観です。そして君ならきっと、深海湾と急峻な山岳がなぜこれほど間近に迫る位置関係になっているのか疑問を抱くに違いありません。しかも、誰もが納得できる答えはまだ得られていません。 富山湾は、日本海に突き出た能登半島と標高3000m級の日本アルプス(飛騨山脈)の間にあり、相模湾・駿河湾とともに日本列島の地形を特徴づける日本3深海湾のひとつです。1983年には、他の海域に先駆けて富山湾で有人潜水艇「しんかい2000」の調査潜航が行われました。以来、富山湾とその周辺海域は、今年で合
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