現地時間3月8日にロシア・リーグ第19節が行なわれ、CSKAモスクワはルピンカザンをホームに迎えた。試合は3-0で勝利。先制点は、昨夏J1ベガルタ仙台から加入した西村拓真が決めた。西村にとっては、ロシアでの公式戦初ゴールとなる。 長いウインターブレークから開けた前節、CSKAモスクワはアルセナル・トゥラに0-2で完敗。攻撃陣が度重なる決定機を逃し、1点も奪うことができなかった。 攻撃陣の不振が嘆かれるなか、指揮官のヴィクトル・ゴンチャレンコは翌週のホームでの一戦に、西村を3トップ左に起用。これがピタリとハマった。 西村はリーグ中断期間中のスペイン合宿で行なわれたテストマッチで、ゴールやアシストを記録するなど、好調を維持していた。この試合ではDFの裏を狙う動き出しと豊富な運動量で前線を活性化。試合開始早々から積極的な攻め上がりを見せ、得点の気配を漂わせた。 16分、右ウイングバック・マリオ・