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ブックマーク / matsuo-tadasu.ptu.jp (35)

  • 松尾匡のページ:バルファキスさんとメランションさんが言っていること

    松尾匡のページ17年5月5日 バルファキスさんとメランションさんが言っていること 前回4月3日のエッセーでお知らせしました、ケン・ローチさん監督、ブレイディみかこさん字幕監修のドキュメンタリー映画DVD『1945年の精神』が、ついに5月1日から発売されています。この特典映像のおまけのDVD、宇都宮健児さん、唐鎌直義さん、國分功一郎さん、山太郎さん、そして不肖私がメッセージを語っているとお知らせした通りなのですが、なんと編が94分なのに、このおまけが173分と倍近くあるという! すみません。私が一番長くしゃべっています。私のせいです、はい。 同じ作品について語っているから当然と言えば当然かもしれませんが、みんな反緊縮で筋が通っていて、さすがはブレイディ人脈。特に、山太郎さんの熱弁には、何度も「その通り!」と熱くなりますよ。…でも、個人的に一番ツボにきたのは、キャンパスは違う同僚の唐鎌直

  • 松尾匡のページ: 新春書評:レフト3.0がわかる本(その2)

    松尾匡のページ17年1月7日 新春書評:レフト3.0がわかる(その2) (追記:読者のかたからのご指摘で、「檄を飛ばす」の「檄」を「激」と誤記していたことに気づきました。お恥ずかしいミスで失礼しました。ご指摘ありがとうございました。わざとではありません、みかこさん。訂正線を引いて残さず、きれいに直しておきました。それから、ネット書店へのリンクを忘れていたので、つけておきました。ちなみにサイトはアフィリエイトはしておりません。そもそもやり方がわからないし。2017年1月10日) 『週間ダイヤモンド』誌新年合併特大号の「2016年ベスト経済書」20位に拙著『この経済政策が民主主義を救う』がランクインしました。投票して下さった経済学者・エコノミストのみなさん、当にありがとうございました。同書は、田中秀臣さんの「2016年心に残る経済書ベスト20」では、12位にランクインしました。投票して下

  • 松尾匡:新春書評:レフト3.0がわかる本(その1)

    松尾匡のページ17年1月1日 新春書評:レフト3.0がわかる(その1) あけましておめでとうございます。プラベートな急な事情のため、11月の初めから、毎週のように週末久留米の家に帰る日が続いていて、いろんなことが滞りがちです。周りのみなさんにはご迷惑をおかけしているのに、ご理解、ご協力をいただいており、感謝にたえません。ありがとうございます。 このかん、10月23日のエッセーでお知らせした岩波さんの『世界』11月号に続き、文春さんの『2017年の論点100』、集英社さんの『イミダス』でも、拙論を発表する機会をいただいています。イミダスのは、バックナンバーがスマートフォン・携帯版imidasで読めるそうで、リンク先からお手続き下さい。 また、11月3日初回放送で、「デモクラTV」の「池田香代子の「100人に会いたい」」でトークを放送いただきました。池田さん、スタッフのみなさんにはお世話にな

  • 松尾匡のページ:お知らせ二点+ラフォンテーヌさん「中銀は財政ファイナンスを」

    松尾匡のページ16年10月23日 お知らせ二点+ラフォンテーヌさん「中銀は財政ファイナンスを」 ※ 当初、Oskar Lafontaineを、「ラフォンティーヌ」と表記しておりましたが、津田塾大学の網谷龍介さんからメールにて、「ラフォンテーヌ」が正しいとのご指摘をいただきました。どうもありがとうございます。たしかにそのとおりで、早速修正いたしました。読者のみなさんにはおわびもうしあげます。 また一月半以上エッセー更新があきましたが、はいまたバタバタしてました。 9月の下旬は、原稿の締め切りが三つと、神戸と久留米で講演したのと、学務のひとしごとがイッキに重なって目がまわりました。学務のは、「これは学務なんやぁ」と大手を振って学術文献を読むことができる貴重な機会で、ありがたいことになかなかおもしろいのが多くて助かったのですが、それでも英語まるまる一冊を読み込んで報告書を書くのは、英語の不自

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  • 松尾匡のページ:また選挙が終わったので言いたいことを言う

    松尾匡のページ16年8月7日 また選挙が終わったので言いたいことを言う このところ、スマホをなくす(見つかった)とか、マイナンバーの通知カードをなくす(見つかった)とか、定期試験の監督にちょっと遅れるとか、毎日のように何か失敗してばかりいます。なんだかんだとやることが多くて、そこにちょっとプライベートな状況変化が加わって、いっこうに落ち着かないせいだと思いますが。 さて、近隣の研究者たちとちょっと共同の仕事をしようという話が出ていて、成り行き上、こないだの参院選挙の民進党の政策パンフの批判をしなければならなくなりました。当は、あんまり乗り気じゃないのですけど、そんなこと言っているわけにはいかない。 いやあ、去年あたりから自分でもずいぶんがんばったつもりだったんですよ。こんな経済政策では野党は選挙に勝てない。このままでは、安倍さんの思いどおりになってしまう。──と、なんとか参院選挙までに野

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  • 松尾匡のページ:欧州議会左派系18議員ヘリマネを要求

    松尾匡のページ16年7月15日 欧州議会左派系18議員ヘリマネを要求 今回の参議院選挙の結果についての知人の感想によれば、「最悪の方針のもとで、よくここまでがんばった。」 いやまったくおっしゃるとおり。いわゆる改憲勢力ぎりぎり3分の2、自民単独ぎりぎり2分の1でとどめたのは、野党共闘などで力を出しつくした民衆のがんばりの成果というほかありません。全く頭が下がります。おつかれさまでした。 しかし、努力と戦術でできることはやりつくしたのであり、あとどうがんばってもこれ以上の成果を得ることはできなかったでしょう。 そもそも、自民党が改選過半数を得て、結局議院内で自民単独過半数、いわゆる改憲勢力3分の2を実現できるまで行ったことは、どう言いつくろおうが、安倍さん側の圧勝と言うほかありません。この大きな流れを、変えることのできない与件のようにみなして総括してはならないと思います。 思い出して下さい。

  • 松尾匡のページ:近刊著『この経済政策が民主主義を救う』は大月書店から

    松尾匡のページ16年1月7日 近刊著『この経済政策が民主主義を救う』は大月書店から あけましておめでとうございます。 中国人民銀行の元買い介入とか、自殺行為としか思えませんが、正気なのでしょうか。正気ならすぐやめると思いますが...。 日銀はすぐにでも大胆に追加緩和しないと、政策が効くまでのラグを考えると、もし中国の経済危機が起こったら巻き込まれるかもしれません。円高傾向になっているところですので、アメリカ様に怒られることもないと思います。何をもたもたしているか。 さて、8月以来、エッセー更新が止まりましたが、公私ともに課題が立て込み、人生最大の忙しさでした。 これから、立て続けに三冊出版が続く予定ですが、そうしているうちに、プライベートで、腰を据えて対処すべき、少々厳しい事態に直面していることがわかり、この暮れ、正月は、原稿締め切りが迫る中、その対処に精力を費やすことになりました。今年は

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  • 欧州左翼党の選挙綱領は中銀引受

    松尾匡のページ14年5月12日 欧州左翼党の選挙綱領は中銀引受 え~…まず一つ懺悔することがあります。 引っ越しに際して書類を整理しておりましたら、これまで長年の間、学会など様々なイベントの出欠問い合わせなどで返事を怠った返信用葉書などが、積もり積もって大量に発見されました。 もともと先方の費用で買ったものです。こちらとしては来お預かりしているだけの性格のものですから、換金して着服するわけにもいきません。 しかし、今さら出しても意味がありませんので、どこか書き損じ葉書を集めている団体に寄付しようと思いました。久留米でお手伝いしていた市議会議員の後援会には福祉系団体の関係者が多いので、適当な団体を知っているだろうと思って、後援会通信の編集用のSNSで問い合わせてみましたら、関係者の一人が、「ジョイセフ」というNGOを紹介して下さいました。「途上国の妊産婦と女性を守る」とのことです。 国際協

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2015/10/05
    日本の左翼と交換してくれないかな。無理か。
  • 闘う欧州労連は量的緩和を歓迎する

    松尾匡のページ15年5月20日 闘う欧州労連は量的緩和を歓迎する こないだ思いついた一首。 GDP五百兆円と言い続け、教師生活23年 【近況】 前回のエッセーでも披露しましたマクロ経済学パワーポイント教材ですが、別の教員のゼミ生でなぜか研究室に出入りはじめた優秀な四回生に見せたら、やっぱり「こんなん見せられたら、俺だってサブゼミ出なくなりますよ」って。これがダウンロードできるなら話聞かなくてもいいやって思うそうです。 結局「サブゼミ」は参加者がいないのでやめにしましたけど。 そういうわけで、1回あたり10分もかからず、マクロ経済学が楽々マスターできる教材。使ってあるイラストも写真類もすべて自由に使えることを確認してあるものですので、どんどんご利用下さい。 前回のエッセーでも書きましたけど、あのパワーポイント教材ができたのが3日。4日はエッセー書くのとそこに書いた集会でつぶれて、翌5日から

  • ギリシャの同志たちの声を聞け!

    松尾匡のページ15年2月2日 ギリシャの同志たちの声を聞け! うわぁーっ組合の副委員長の役がまわってきたーーっ! 我らが「さとーいーんちょ」から迫られたときの「学部の仕事が断れる」との殺し文句に負けてしまったわけですが、実際、ウチの経済学部は、学部長が副総長に転出したりといったことによる玉突き人事がいろいろあって、私よりずいぶん若い人が教授昇進のとたん副学部長がまわってきたり、役が終わったばかりの人がまた返り咲きさせられたり、なんだかいろいろとんでもない状態です。ただのこけ脅しとも思えず、陥落してしまったわけですが、こんなヘタレ・ヒヨリーマンに副委員長とかやらせて大丈夫なんかい。口げんかなんか最初から負けるとわかってるから人生でやったことないし。駆け引きの知恵とか一番頭が回らないテーマだし。組合の役なんて自分には一番合わない仕事だと思うのですけど。 ああ…今年は、しばらくシノドス連載が続い

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2015/02/11
    ギリシャの急進左翼連合を応援します。ユーロ圏による弾圧を蹴っ飛ばせ!
  • 選挙も終わったし言いたかったことを言う

    松尾匡のページ14年12月15日 選挙も終わったし言いたかったことを言う 12月7日の日曜日、「ベーシック・インカム勉強会関西」さんにお呼びいただいて、大阪の日橋にある「討論Bar"シチズン"」に講演に行きました。小さなカフェでしたが、一杯に集まって下さったみなさん、ありがとうございました。 お世話をいただいた高橋さん、司会をして下さった池田さん、放映やドリンクなどいろいろお世話をいただいた「討論Bar"シチズン"」のかたに、深く感謝いたします。 行く時に、例によってあらぬところから場所を尋ねる電話をかけて、関係者のみなさんをハラハラさせてしまってすみませんね。結局じゅうぶん間に合ったからよかったですけど。 まああいかわらずそんなのばっかりで、京都に住みはじめてもう八ヶ月以上ですけど、いまだに滋賀県の草津キャンパスに行くのに、間違えて湖西線に乗るのを繰り返しているし。前なんか、湖西線に分

  • 今頃の東京都知事選挙分析

    松尾匡のページ14年3月23日 今頃の東京都知事選挙分析 前回のエッセー「右腎臓全摘しました」を書いた翌日の17日の夕方、無事予定通り退院しました。ご心配をいただいたみなさまありがとうございました。 帰宅したら15日付けの市の広報の束がある...。うちは今年度自治委員の当番なので広報を近所に配らなければならないのです…というわけで、早速市の広報を配ることから始まり、そのあとネコのトイレを片付けたり、ちょっと掃除機をかけたり、夕の後片付けをしたりという日常生活が待っていました。 と、入院中溜まっていた郵便物の中に、京都の不動産屋の封筒があるではないか。新年度からの単身赴任のための部屋の賃貸契約書類が届いていたのです。読んでみたら翌日18日が返送期日になっている!えらいこっちゃ。 18日は朝から別件で採血検査に出かけ、終わったら市役所で必要書類を入手し…等々と、いきなりあちこち歩き回るはめに

    今頃の東京都知事選挙分析
  • 小谷崇さんを追悼して都知事選挙について

    松尾匡のページ14年2月4日 小谷崇さんを追悼して都知事選挙について 2月1日に経済理論学会のメーリングリストで、政治経済研究所の小谷崇さんの訃報が届きました。1月29日、急性心不全のため逝去。享年85歳とのこと。 去年の経済理論学会大会に姿を見せなかったので、どうしたのかなという声はあったのです。しかし、私は小谷翁は不死身ということを当然の前提にしてきたので、深く気にかけないできたのでした。だから突然の報に、心にどう整理をつけていいか途方にくれています。 2012年の愛媛大学での経済理論学会大会の後の夜、小谷翁と八尾信光さんと三人で飲んだときの話を以前このエッセーコーナーに書きました。 そのときにも書きましたけど、今、経済理論学会(マル経の全国学会)で、大声で総需要拡大政策を唱えているのは、このときの小谷翁と八尾さんと私と、あとは「百年国債」の日銀引き受けを提唱されている岩下有司さんくら

  • この大学にいたら先が読める!?

    松尾匡のページ14年1月12日 この大学にいたら先が読める!? またずいぶん更新サボりました。も~余裕がなくてなくて! ウェブ雑誌のシノドスの月1回の連載は、始まったら大変だろうとは思ってはいたのですけどね。何を隠そう実質数日で原稿書いているのですけど、ほかの仕事も波状的に次々入るのでやっぱり大変でした。 今のところ三回出ています。毎月25日前後に出ています。 連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 10月24日 第1回「小さな政府」という誤解 11月28日 第2回ソ連型システム崩壊から何を汲み取るか──コルナイの理論から 12月26日 第3回ハイエクは何を目指したのか ――一般的ルールかさじ加減の判断か 今となってはほかに何で忙しかったのか、いちいち思い出せないぞ。校正の類は次々とひっきりなしにきましたね。 そうだ。11月末はシノドスの原稿出してから、11月末締め切りの数理系論文の査読

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2014/01/19
    "ドイツでは労働運動も社会民主党も強大だったのに、財政の収支バランスにこだわったり、インフレを嫌って金融緩和に反対したりして大不況を悪化させ、人々に見放されていったそうです。"
  • オリンピック百兆円の効果はマズい+『POSSE』のリフレ批判記事について

    松尾匡のページ13年9月13日 オリンピック百兆円の効果はマズい+『POSSE』のリフレ批判記事について 先日、出かけようとしたら、鍵束が見当たらないのであせりました。家の鍵も研究室の鍵もみんないっしょにしてあるやつ。 結局見つからないまま、翌日教授会で出校したのですけど、立命館は合鍵とか貸してくれないんです。研究室は一回一回警備員さんに来てもらって開け閉めしないといけない。宿舎に一泊したので、翌日もわざわざ警備員さんに開け閉めのやっかいをかけることになります。 帰宅してまた探しても見つからないし、仕方ないから、大学の「キャンパス管理課」に電話かけて必要な手続きを尋ねたら、学部の事務室を通じて、始末書めいたものといっしょに届け出てほしいとのこと。ドアノブごと取り替えることになり、工事ができるまでの間は結構やっかいが続くということでした。 めんどうなことになったと落ち込んでいたら、午後になっ

  • 何度も書くが、共同体主義は不倶戴天です!

    松尾匡のページ12年11月14日 何度も書くが、共同体主義は不倶戴天です! このかんエッセーを更新する暇がホントにないのですが、そうも言っていられないので取り急ぎ。 毎日新聞大阪版の日付け朝刊の、「おおさか発・プラスα 文化」で、拙著『新しい左翼入門』にからめて、ボクの考えをお取り上げいただいています。 大きくお取り上げいただいたことは大変ありがたく、早速アマゾンでも動いていて、当に感謝の至りです。 それはいいのですが、全体がこんなふうなまとめかたになっているとは知らなかったので、読者に誤解されないかと心配になっています。といっても、このサイトを長くご覧いただいているかたには無用のことでしょうから、こんなところに釈明を書いてもしかたないかもしれませんね。でも、ほかに手段がありませんので…。「拡散希望」ということで。 記事の文章は、ネットでも読めます。次のリンク先をご覧下さい。 カルチャ

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2012/12/03
    じゃあ、微力ながら。
  • 前回の続き──豪州・NZも労働党は景気刺激LOVE

    松尾匡のページ12年11月30日 前回の続き──豪州・NZも労働党は景気刺激LOVE 12月7日に『立命館経済学』の論文の投稿締め切りがあったのを、きのう思い出しました。お世話になった先生の退任記念号なので、書かないわけにはいかないのに、すっかり忘れて何も準備していない。手持ちのネタも切れてて困っています。 こんな状況なのにエッセー更新。前回のがちょっと反響あったもので、さっそく調子にのっている自分。我ながらバカと思う。 まあ論文はどうせみんな間に合わないから、ひと月くらいは締め切り延びるなという合理的期待のもとに、こんなことしているのです。 さて、今となっては旧聞になりますが、25日の「報道ステーション」の安倍自民党総裁との討論での野田総理の発言がスゴすぎて話題になりました。インフレ目標を立てて金融緩和しようと唱える安倍さんを批判して、 「安倍さんのおっしゃっていることは極めて危険です。

  • 欧州左翼はこんなに「金融右翼」だぞ~(笑)

    松尾匡のページ12年11月24日 欧州左翼はこんなに「金融右翼」だぞ~(笑) やっぱり、内地留学生活が充実してやりたいこといっぱいで目移りして、エッセー更新とかしている暇はないのですが、そうも言ってられないと思って。 10月最初の週末に、マルクス経済学の全国学会である「経済理論学会」の全国大会が愛媛大学であったので、松山まで出かけたのですが、終了後の晩は、小谷崇翁と八尾信光さんと三人で連れ立って飲みに行く流れになりました。マル経学会の中では、総需要拡大策を一番目立って唱えているメンツなもので、やっぱりその点でのマル経界とか左派言論の現状へのグチで盛り上がる! 新自由主義も駄目だけど、ケインズ政策も駄目だとか言って、不況で苦しむ大衆に何の展望も示さないでいいのか。左派側が雇用拡大の展望を示さないかぎり、右翼が必ずその代わりを占めて支持を集めることになる。戦前ドイツ社会民主党のヒルファーデング

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2012/11/24
    乙です。/日本の既存左翼政党のマクロ政策論が如何にダメダメかがわかる。社民党のあべさんも離党しちゃったし。
  • 民主党支持者にされてしまった件ほか|松尾匡

    松尾匡のページ12年9月16日 民主党支持者にされてしまった件ほか ◆ 前回のエッセーの、若田部昌澄さんと栗原裕一郎さんの当の経済の話をしよう』の紹介の続きになりますけど、「糧自給率」にこだわるのは意味がないというお話が出てきます。「自給率を高めるとむしろリスクが増える。自給率の高い品に何かあったら途端に困ることになるから」等々。 全くそのとおりで、ボクも前回のエッセーで紹介したTPPの拙稿で、そのことを指摘しています。拙稿ではさらに、熱帯産品でない農産物の輸出によって、途上国が経済発展する道を、閉ざしてはならないということを論じています。ご関心がありましたら是非ご検討下さい。 で、『当の~』では、その箇所で、農水省が黒木メイサさんを起用して、「日糧自給率は40%なのに、黒木メイサさんは64%。糧自給率が高い人は、美しい」とか言ってキャンペーンやってたことをクサしてい

    prisoneronthewater
    prisoneronthewater 2012/09/17
    このシリーズのCMは本当に酷かったな。そもそも女優の黒木メイサやプロゴルファーの石川遼は農民じゃねーんだから自給率0%だ。それで一切問題ない。農水省のバーカ!
  • 松尾匡のページ - 明日のマル経学会で日銀引受論バトル?

    松尾匡のページ11年9月16日 明日のマル経学会で日銀引受論バトル? ※ 追記:今朝の報道では「首相指示により消費税増税は除外」だそうで、すみません野田さん。だとしても下でお勧めした資産課税ではなくて所得税ですから、消費税増税ほどでないにしろ景気押し下げには変わりないですね。法人税は、減税幅圧縮するけど、やっぱり減税するには違いないそうで(失笑)。これで将来の景気に危機感持って、せめて金融政策の転換に進んでもらえればちょっとは光明があるけど。(11年9月17日) 14日は高校の模擬講義のために前日から出張でした。 この高校には、去年も模擬講義に行ったのですが、去年はインターネット上の資料を映して話しようと思っていたら、当日教室でインターネットがつながらないことが判明! 完全アドリブ講義になりました。仕方ないから時間をもたせようと、くだらない冗談を次々繰り出したっけ。 それが気に入られたのか

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    prisoneronthewater 2011/09/18
    革命的祖国敗北主義の亜種がマル経で徘徊していて、松尾さんがとっちめる話。