自民党の二階派が、片山さつき元地方創生担当大臣に派閥を退会するよう勧告する通知書を出しました。この件をめぐって双方の言い分は食い違っています。 片山氏は派閥の会合への欠席が続いていて別の派閥への移籍が取りざたされていました。 二階派関係者によりますと、派閥の議員が片山氏に接触を試みても連絡がつかなかったことなどから不信感が募り、退会勧告通知書を出すことになったということです。通知書には二階会長ら派閥の幹部が名前を連ね、片山氏の行為を「二階派に所属する国会議員の信用を著しく失うもの」だと非難しています。 一方、片山氏はJNNの取材に「去年の末に二階会長に退会することを伝えた」としていて、双方の言い分は食い違っています。 また、片山氏は「二階派は来る者は拒まず、去る者は追わずと言っているんだからその通りでいいのではないか」と話しています。