制度設計に関するpsyqのブックマーク (22)

  •  「江戸の市場経済」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    江戸の市場経済 歴史制度分析からみた株仲間 (講談社選書メチエ) 作者: 岡崎哲二出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/07/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る これは青木やグライフの比較歴史制度分析に触発されて,江戸時代の株仲間制度をそのフレームで分析すると何がわかるかを解説しただ.随分前のだがこの夏に電子化されたので読んでみたもの. 第1章は歴史制度分析の紹介に当てられている.コンパクトな学説史的なまとめでわかりやすい. 1960年頃から主流になってきた計量経済史は反事実的想定を行いつつミクロ経済学的手法と定量データを用いて経済史を分析するものだ.このため分析は均衡分析のフレームになり,そもそも市場経済の成立については枠組みの外側になってしまう.要するにある地域のある時点で市場経済がどの程度まで発達していたかのデータは測定可能だが,その理由

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  •  「比較歴史制度分析」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    比較歴史制度分析 (叢書 制度を考える) 作者: アブナー・グライフ,神取道宏,岡崎哲二出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2009/12/09メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 270回この商品を含むブログ (22件) を見る 書は,制度がどのように成立するのかについてゲーム理論の均衡分析をフレームにして考察し,それを中世経済史から検証してきたことで有名なアブナー・グライフによる,これまでの業績を総合した大著である. これまでさまざまなところでマグレブ商人の閉鎖的な社会とジェノヴァ商人のオープンな社会がそれぞれどうエージェンシー問題に対応してきたかということがリファーされているのを見聞きしてきたが,グライフの論考はその引用元ということになる.彼は歴史学の訓練を受けた経済学者で中世文書の原典に当たって中世商人がどのようなインセンティブに基づいて行動してい

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  • 魅力的な都市とは〜ジェイコブスの四原則 | WIRED VISION

    魅力的な都市とは〜ジェイコブスの四原則 2008年1月24日 経済・ビジネス社会 コメント: トラックバック (0) 前々回と前回は、宇沢弘文の提唱する「社会的共通資」のことを書いた。「社会的共通資」とは、自然環境、社会インフラ、それに教育制度・医療制度のような社会制度を合わせたもののことである。これらは、市民の生活に必要不可欠であり、その希少性と公共性から、私的所有や自由な価格取引が認められず、その適切な供給と制御によってこそより人間的で快適な経済生活を設計することができる、そう宇沢は主張しているのであった。 前回までは、この「社会的共通資の理論」の根幹を成す基礎の部分を解説したので、今回からは各論に入ることとしよう。 今回は、「都市」について論じる。つまり、「社会的共通資」という観点から見たとき、どんな都市が好ましいのか、という問題を、宇沢弘文と間宮陽介の研究からまとめることに

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    psyq 2011/05/18
    道路が広く格子状で工業/商業/住居などの機能毎に区画化されているような、機能優先で合理主義的な都市デザインは人間にとって暮らしにくい。ジェイコブスが見出した、魅力的な都市の4条件を紹介。
  • Prologと表計算による意思決定と認知のモデリング

    Prologと表計算による意思決定のモデリング&シミュレーション updated: 20 Jun 2013 English ようこそ!

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    psyq 2011/05/02
    Prologを使った意思決定・社会的選択のシミュレーション実験を研究している犬童健良氏のサイト。意思決定の認知的モデルに関係するprologプログラム、表計算シート、ワーキングペーパーなどを掲載。
  • SYNODOS Blog : 【書評】川越敏司『行動ゲーム理論入門』 安田洋祐

    Tweet 2010/8/280:0 【書評】川越敏司『行動ゲーム理論入門』 安田洋祐 行動ゲーム理論入門 著者:川越 敏司 エヌティティ出版(2010-03-17) おすすめ度: 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る これらの「行動経済学」書の多くは、心理学的な知見を取り込んだ新たな行動アプローチが、“個人”の意志決定を理解する上でいかに現実的で役に立つかを訴えかける。「理性」や「法則性」よりも「感情」や「アノマリー」(変則事態)の重要性を強調するこうした解説は直感的で分かりやすく、目からウロコの落ちる思いをされた読者も多いだろう。最近では、“集団”の意志決定を分析するゲーム理論にもこのアプローチは徐々に浸透しはじめ、「行動ゲーム理論」と呼ばれる分野を形成しつつある。書は、日進月歩で研究が進むこの新たな分野=「行動ゲーム理論」の成果を幅広く紹介した格的な入門書となっている

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    psyq 2011/04/25
    行動経済学からアプローチするゲーム理論の本。メカニズム・デザインも取り扱ってる。入門とあるが難易度は高めらしい。
  • いくら情報交換しても確信に至らないメカニズム〜eメールゲーム | WIRED VISION

    いくら情報交換しても確信に至らないメカニズム〜eメールゲーム 2007年12月 7日 コメント: トラックバック (0) 濱野智史「情報環境研究ノート」第22回で、濱野さんがコモンノレッジ(共有知識)のことを論じ、個人ブログ のほうで、拙著『確率的発想法』NHKブックスをわざわざ紹介してくださったので[*1]、せっかくのチャンスを逃す手はない、とばかり、ぼくのほうでもこの話を書くことにした。 コモンノレッジというのは、ある知識Xに関して、ある集団に属する人々が、 「Xであると全員が知っている」 「Xであると全員が知っていることを全員が知っている」 「Xであると全員が知っていることを全員が知っていることを全員が知っている」 ・・・ という無限の連鎖が成り立つことをいう。つまり、ある知識を全員が個人的に知っているばかりでなく、それが「完全に共有されている」ということを規定するものだ

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    psyq 2011/04/25
    ルービンシュタインの電子メールゲームと「共通知識(common knowledge)」を、『確率的発想法』の小島寛之が概説。共通知識については、マイケル・S・Y・チウェ『儀式は何の役に立つか』が詳しい。
  • 八木紀一郎『経済的交換と社会的交換 ―制度経済学におけるミクロとマクロ―』

  • 古風な経済学の講義から脱出するために - hiroyukikojima’s blog

    YUIの武道館ライブの夢うつつから、まだ醒めない小島でござんす。あれは月曜日のことだったが、そのあと、自分が講義で何をしゃべったかの記憶がなく、(講義の半分くらいの時間を使って、YUIがどんなに好きかを力説していた記憶と学生の冷ややかな視線の感触はぼんやりとある)。ようやく意識を取り戻したのは、(美人) 編集者とサシで飲んだ金曜日のことだった。美人への二日酔いから醒めるには、迎え酒ならぬ、迎え美人、とこれに限る。その(美人)編集者に教えてもらったCREAのヤングさんのブログがめっちゃおもしろいので、リンクをはっておく→http://ameblo.jp/creblo/theme-10006742211.html。(ちなみに彼女自身はCREAの出版社とは無関係)。 YUIに夢うつつと言いつつも、朦朧とした状態ながら、いつのまにか、テイラー・スィフトの武道館ライブのチケットを入手している自分が怖

    古風な経済学の講義から脱出するために - hiroyukikojima’s blog
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    psyq 2011/04/06
    坂井豊貴『マーケットデザイン入門』の紹介。経済学やゲーム理論の知識を前提としないで学べるテキスト。著者自身の学部ゼミ講義ノートを加筆修正したもの。『メカニズムデザイン』にもつながる入門書。
  • メカニズムデザインってだいじだと思う。 - hiroyukikojima’s blog

    坂井豊貴・藤中裕二・若山琢磨『メカニズムデザイン』ミネルヴァ書房を入手した。 メカニズムデザイン―資源配分制度の設計とインセンティブ 作者: 坂井豊貴,藤中裕二,若山琢磨出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2008/08/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 191回この商品を含むブログ (13件) を見る メカニズムデザインというのは、経済学の一分野で、昨年のノーベル経済学賞の受賞分野となったものだ[*1]。おおまかにいうと、「社会における制度や仕組みをどうやってうまく組み立て、それによって人々が個人の心の中に持つインセンティブをうまく露見させ、効率的な経済行動に導くか」といった問題を考える分野である。どんなものかをさくっと知りたいだけなら、ぼくがwired visonに書いた記事、http://wiredvision.jp/blog/kojima/200710/200

    メカニズムデザインってだいじだと思う。 - hiroyukikojima’s blog
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    psyq 2011/04/06
    坂井豊貴/藤中裕二/若山琢磨『メカニズムデザイン―資源配分制度の設計とインセンティブ』の紹介。専門的な内容で、趣味で読むにはかなり手強そう。『マーケットデザイン入門』から続けて読むといいらしい。
  • 大竹文雄:失業がもたらす痛み 大阪大学社会経済研究所教授

    Not Found おさがしのページは見つかりませんでした。 https://www.iser.osaka-u.ac.jp Institute of Social and Economic Research 大阪大学 社会経済研究所

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    psyq 2011/04/06
    専門家向けに書かれた、メカニズムデザインを概観する記事。
  • 2009-12-19

    勉強と資料のために、twitter 等からの引用です(強調は全て引用者)。 以下の議論と、ガタリが取り組んでいたはずの中間集団(groupuscules)の問題がどうつながるか、に興味があります。 * 闘技民主主義/熟慮民主主義/データベース民主主義の区別でいこうかしら。ぼくがいいたいのは「直接」民主主義というより「データベース」民主主義なんだよね。 * 冗談ではなく、ぼくはこの文章にすごい大きな影響を受けて思想・批評活動を行ってきた。あちこちで何度も言及してきたのだが、Twitter時代になり嬉しい。 RT @tokada: 小松左京『神への長い道』 http://tokada.tumblr.com/post/119916661 * 東浩紀の考える民主主義2.0の要は、ネットでも直接性でも中立的な技術の導入でもなく、代表制の変換です。ディレクトリ型の社会からタグ型の社会への変動を受けて、

    2009-12-19
  • 「一般意思2.0」の勘所、あるいは「データベース民主主義」の理論的位置 - on the ground

    私の論文などに興味がある人はごく少数でしょうから、ブログマターに戻って先日の話を続けましょう。 デモクラシーについての私の理論的立場は既にお話したので、今回は東的デモクラシー論が持つ可能的意味にグッと焦点を絞りたいと思います。東さんは「朝生」終了後から、ご自身のツイッターで自らが構想する新たなデモクラシー像について断続的に説明していらっしゃいます。その中で、「データベース民主主義」こそ自分が意図するところだと語っておられる。ほとんど鈴木謙介さんの言う「数学的民主主義」の言い換えですが*1、私の考えでは、これは同時に「データベース全体主義」とも言い換えられます。 早とちりしないで下さい。全体主義だから悪いと言いたいのではありません。現代社会では「良い全体主義」が可能になっているのではないか(それに抵抗すべきか否か)、といった議論は、社会思想分野におけるトレンドになりつつあります*2。全体主義

    「一般意思2.0」の勘所、あるいは「データベース民主主義」の理論的位置 - on the ground
  • ポストモダンが要請する新たな政治パラダイム――Stakeholder Democracyという解 - on the ground

    私はリアルタイムで見ていたのですが、昨日の『朝まで生テレビ』に出演した東浩紀さんが、「インターネットがある現代なら、5〜10万人の規模でも直接民主政が可能だ」と力強く語っていました。この発言は、これまで彼が展開してきた一連の議論の延長線上にあるものなので、彼の読者にとっては特段新鮮な印象を与えるものではありませんが、その内容が刺激的なものであることは確かです。 過去に何度か採り上げているように、デモクラシーの新たな形についての東さんの提起に対して、私には賛成できるところとできないところがあります。明確に賛成できるのは、私たちが置かれている「ポストモダン」という社会状況についての認識と、「政治的意思決定の仕組みというものを原理的なところから考え直してみる必要がある」との問題意識に対してです。「ポストモダン」なる社会認識については、昨年「現代日社会研究のための覚え書き」と題したシリーズ記事で

    ポストモダンが要請する新たな政治パラダイム――Stakeholder Democracyという解 - on the ground
  • ised@glocom : 情報社会の倫理と設計についての学際的研究

    → 最新の議事録へ what's new 【議事録】2006年1月14日に行われた、ised@glocom設計研第7回(講演:鈴木健氏)の議事録をアップしました。(議事録をもって、全議事録の公開が完了しました。)(2006.8.23) →議事録を読む 情報社会の倫理と 民主主義の精神 鈴木謙介 倫理研第1回 2004年10月30日 鈴木謙介は、情報社会論を「保守主義」・「自由主義」・「共同体主義」の三立場から思想史的に整理する。サイバカスケードやポピュリズムに陥る可能性や、2ちゃんねるやWinnyに見る日社会の脱社会性の問題が討議される。… →議事録を読む 情報社会と二つの 設計 石橋啓一郎 設計研第1回 2004年12月12日 石橋啓一郎は、インターネットの設計過程を分析しつつ、「設計の場の設計」というメタ的設計の方法論を問う。また討議では、経済学・複雑系・システム論などの視点から、

  • 2009/10/23 朝生後のTwitter上での議論まとめ

    東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 誤字が多かったので再ポスト。「高橋氏はparticipatory budgetを市川市に部分的に導入したらしいし、小黒氏とも話があった。雨宮さんもBIに賛成していたし、結局この世代の考えていることはだいたい一致しているんだと思った。ただそれが既存の政治的言説に乗っていないだけで。 2009-10-24 06:30:17

    2009/10/23 朝生後のTwitter上での議論まとめ
  • 社会的交換とミクロ社会秩序 | Theoretical Sociology

    Lawler, Edward J.; Thye, Shane R.; Yoon, Jeongkoo, 2008, "Social Exchange and Micro Social Order," American Sociological Review, Volume 73, Number 4, August pp. 519-542. 社会的交換における作業の分離不可能性の程度と集団への愛着の関係を調べた論文。実験を行っている。共同作業を繰り返すことで、一緒に作業した相手に対する好意や、一緒に作業した集団に対する愛着が生まれることはよく知られている。社会的交換も共同作業のある種の形態と考えることができるので、社会的交換を繰り返すことで、集団への愛着が生まれると考えられるし、実際に実験によってそのことが確認されてきた。しかしながら、どんな共同作業・社会的交換でも集団への愛着を生むとは考えに

    社会的交換とミクロ社会秩序 | Theoretical Sociology
    psyq
    psyq 2009/06/15
    社会的交換における作業の分離不可能性(共同作業に参加している人々の貢献の程度がどれだけ明確に分割できるか)と、集団への愛着の関係を調べた論文の紹介。分離不可能性が高いほど愛着への影響が大きくなる。
  • Amazon.co.jp: ゲーム理論・入門--人間社会の理解のために (有斐閣アルマ): 岡田章: 本

    Amazon.co.jp: ゲーム理論・入門--人間社会の理解のために (有斐閣アルマ): 岡田章: 本
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    psyq 2008/11/06
    ゲーム理論を学ぶための最初の本としてよさそう。
  • ゲーム理論入門 (日経文庫―経済学入門シリーズ) | 武藤 滋夫 |本 | 通販 | Amazon

    ゲーム理論入門 (日経文庫―経済学入門シリーズ) | 武藤 滋夫 |本 | 通販 | Amazon
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    psyq 2008/11/05
    新書だが本格的なゲーム理論の教科書。
  • Amazon.co.jp: インターネット社会のマーケティング: ネット・コミュニティのデザイン: 石井淳蔵, 厚美尚武: 本

    Amazon.co.jp: インターネット社会のマーケティング: ネット・コミュニティのデザイン: 石井淳蔵, 厚美尚武: 本
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    psyq 2008/07/10
    これより後の研究成果は、『仮想経験のデザイン』にまとめられている。
  • Amazon.co.jp: 仮想経験のデザイン: 石井 淳蔵,水越 康介: 本

    Amazon.co.jp: 仮想経験のデザイン: 石井 淳蔵,水越 康介: 本
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    psyq 2008/06/19
    2002年に出版された『インターネット社会のマーケティング』を引き継ぐ研究報告。