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  • 新しい英語、yoloしく - 西日本新聞

    オックスフォード英語辞典は英オックスフォード大学出版局が発行する世界最大、最高の英語辞典とされる。約60万語を収録。2016年版には約千語が加わった。中でも「yolo(ヨロ)」と「gender-fluid(ジェンダー・フルイド)」の2語は、現代の気質、時代の流れを象徴する言葉だ。  「yolo」は「You only live once(人生は一度きり)」の略。カナダのラップ歌手ドレイクの曲「ザ・モットー」の歌詞から生まれた。意味はその通りだが「yolo」をマークのように文末に用いたり、Tシャツにデザインしたり。自分を鼓舞する「頑張れ!オレ」的な流行かもしれない。「ヨロ」の響きはどこかほっとする。  「ジェンダー・フルイド」は、直訳すると「流動的な性」。LGBT(性的少数者)という言葉は一般的になったが、新たな概念として異性愛、同性愛、両性愛と分類せず、固定的な性自認を持たないことを意味する

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  • 台湾では、自分らしく LGBT 進む理解 同性婚合法化 年内にも法案 - 西日本新聞

    台湾総統就任前に同性婚支持を表明した蔡英文氏(公式フェイスブックより) 写真を見る 前和樹さん。ブログ「にじいろ台湾」(http://kazukimae.com)で、ゲイとしての台湾生活を発信している 写真を見る 台湾は、同性愛や性同一性障害など性的少数者(LGBT)への権利擁護ではアジアで最も進んでいるといわれる。実際、台北の街では同性で手をつないで楽しそうに歩くカップルをしばしば見掛ける。周囲の人たちも気にとめるふうではない。そんな台湾で、同性婚を合法化する法案が早ければ年内にも立法院(国会)に提案される見通しだ。成立すればアジア初となる。(台北・横尾誠)  ●ストレスない街  「生活のすごく基的なところが満たされてる感じなんですよね」  台北のカフェで会った前和樹さん(29)は2012年8月に台湾に移り住み、現地企業でデザイナーとして働く日人だ。  恋愛対象は男性。ゲイである自分

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  • トランスジェンダー苦境 トイレ、浴場使えず周囲の目も 被災時に配慮不足露呈 [熊本県] - 西日本新聞

    地震では、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの当事者たちも被災し、避難所での共同生活の困難さに直面している。「周囲から奇異の目を向けられる」「男女別のトイレを使えない」といった悩みだ。トランスジェンダーなどの性的少数者(LGBT)の支援や啓発活動に取り組む団体「ともに拓(ひら)くLGBTIQの会くまもと」(熊市)の今坂洋志代表(63)は「非常時こそ、普段は見えにくい性的少数者への偏見や配慮不足の問題が顕著に出ている」と指摘している。  体は女性として生まれ、性自認が男性というトランスジェンダーの長田悠さん(25)=熊市=は、16日の震直後に近所の小学校に避難した。真夜中の突然の出来事だったため、普段胸を締めるために着用する専用のシャツを持ち出せなかった。このため「変に思われるのでは」と男子トイレの使用を不便に感じ、3日後には避難所生活を断念し、宇城市の知人宅に身を寄せた。

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  • 性的少数者 医療、福祉機関は理解して 関係者向け啓発冊子 NPO | 西日本新聞me

    「心は女性なのに、男性の大部屋に入院するよう言われた」「医師からパートナーの病状説明を受けられない」-。同性愛者やトランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)など、LGBT(性的少数者)は、医療や福祉のサービスを受ける際に、壁が立ちはだかることが少なくない。そんなニーズを知ってもらおうと、大阪市のNPO法人QWRC(クォーク)が啓発冊子「LGBTと医療福祉」を作り、無料配布している。 関西地方に住む徳田陽さん(33)=仮名=は8年前、交際中の同性パートナーからのドメスティックバイオレンス(DV)被害に悩んでいた。激しい嫉妬から外出を妨害されるようになり、椅子や包丁を振り回され、「死んでやる」と脅された。支援団体に助けを求め、公的シェルターに保護された。 DVから逃れるために仕事は辞めざるを得なかった。度重なる暴力でうつ病になり、通院が必要だが、お金がない。生活保護の申請を勧められ、役所の

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  • ももクロ「男性限定」公演、「慎重な配慮欠いた」 太宰府市男女共同参画委 [福岡県] - 西日本新聞

    ももクロ「男性限定」公演、「慎重な配慮欠いた」 太宰府市男女共同参画委 [福岡県] 2016年01月14日 01時07分 太宰府天満宮 太宰府市男女共同参画推進委員(代表推進委員・橘友一弁護士、2人)は13日、昨年秋にアイドルグループ「ももいろクローバーZ」が同市の大宰府政庁跡で男性客限定で催したコンサートに関して「市男女共同参画推進条例違反ではないが、より慎重な配慮が必要だった」との意見を芦刈茂市長に伝えた。昨年、二つの市民団体から苦情申し立てを受けて審議していた。  コンサートは昨年10月31日、政庁跡で「水城・大野城・築造、竈門(かまど)神社創建1350年、九州国立博物館開館10周年、日遺産認定記念 ももクロ男祭り」と銘打って開かれた。同祭り実行委員会は太宰府天満宮を中心に同市や九博で構成。公演前の10月中旬、二つの市民団体が市人権政策課に苦情を申し立てた。  苦情は「市が実行委に

    ももクロ「男性限定」公演、「慎重な配慮欠いた」 太宰府市男女共同参画委 [福岡県] - 西日本新聞
  • 女性の課長職30%、達成困難 社会全体に浸透せず - 西日本新聞

  • 同性婚「反対者も憎まない」 家族の絆、偏見に負けず 合憲判決の米で - 西日本新聞

    同性婚「反対者も憎まない」 家族の絆、偏見に負けず 合憲判決の米で 2015年12月18日 01時44分 自宅で勢ぞろいのシアー一家。右から2人目がアマヤさん。同3番目がロブさん=米メリーランド州 写真を見る 【ワシントン山崎健】米連邦最高裁は今年6月、同性カップルの結婚を合憲と認める判決を下し、米国世論を二分してきた論争に法的な決着をつけた。しかし結婚は「男女間のもの」とする保守派の反発、偏見は根深い。先月、ある「事件」に巻き込まれた家族を首都近郊メリーランド州ゲーサーズバーグに訪ねた。  きっかけは、記事に添えられた1枚の写真だった。  6年前、さまざまな問題を抱えた実母の手を離れアマヤさん(11)と弟のマカイ君(9)は里親制度のもと複数の家をたらい回しに。最後にたどり着き養子になった先がロブ・シアーさん(49)、リースさん(46)の男性カップルの家だった。  里親、養子制度が根付く米

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  • 女性議員少数、いいの? 福岡市議会たった6人 - 西日本新聞

  • 同性婚 人権救済申し立てへ 274人「不利益生じる」 | 西日本新聞me

    同性婚を法的に認めないのは人権侵害に当たるとして、同性愛の人たちが日弁護士連合会(日弁連)に人権救済を申し立てる準備を進めている。配偶者控除や相続権がないなど不利益が生じているとして、現在274人(12日現在)が申立人に名を連ね、九州でも福岡、長崎、熊から手を挙げる人が出てきた。「性的指向を理由に生きる選択肢が制限されない社会になってほしい」と声を上げる。 活動の中心を担うのは、弁護士でつくる同性婚人権救済弁護団。日弁連は申し立てを受けた後、調査し、人権侵害の恐れがあると判断した場合、国に法制化を求める要望や勧告を行う。 同弁護団九州・沖縄地区代表の森あい弁護士(熊県)は「同性婚をしたい人や支持する人がどれくらいいるか、見える形で示すことが法制化の第一歩。それぞれの立場で考えてもらいたい」と語り、申立人のほか、ホームページで賛同の署名も募っている。 §   § 日同性婚が認められ

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  • 【生きる 働く 第5部】LGBT 自分らしく<1>就職 何度も断られた | 西日本新聞me

    正社員になって彼女と結婚したい。他人から見ればささやかな夢か。熊市の蓮(れん)さん(25)=仮名=にとっては、さまざまなハードルを越えなければ実現できない、大きな目標だ。 蓮さんはトランスジェンダー(心と体の性が異なる人)。女性の体で生まれたが、心の性は男性だ。幼いころからスカートが嫌いだった。ハスキーな地声と「男っぽい」言動のため、学校ではひどいいじめに遭った。 高校卒業でやっと楽になれると思ったが、現実は違った。就職が決まらない。面接のたびに容姿と履歴書の名前、性別欄を見比べられ、けげんな顔をされる。「接客業は難しい」と言われ、コンビニやガソリンスタンドなどアルバイトも次々断られた。 ようやく決まった仕事も、「女性らしさ」を求められ、自分自身を偽るのがつらかった。カミングアウトして働けば大丈夫かと思ったが、長時間の立ち仕事のときに「生理痛が重い」と漏らすと「あんた男なんでしょ」と怒鳴

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  • 性的少数者 広がる理解 同性カップル 結婚証明書 渋谷区条例案 他の自治体も対応検討 | 西日本新聞me

    ■新訳男女 語り合おう■ 東京都渋谷区が同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を3月議会に提出する。可決されれば、全国でも初めての制度となる。世界で同性婚を認める動きが広がる中、国内の自治体でも性的少数者(LGBT)に対する理解を深めようとする動きが広がりつつある。13日付朝刊で各自治体の動きに触れたが、詳しく紹介する。 12日、記者会見した渋谷区の桑原敏武区長は「多様性のある社会をつくっていくことが、活力を生む。渋谷区からの発信が国を変えていくかもしれない」と意義を強調した。 互いを後見人とする「パートナーシップ証明書」発行の規定のほか、男女平等やLGBTの人権の尊重を区民や事業者の責務として盛り込む。証明書の発行は、区内在住の20歳以上の同性カップルが対象。 区は証明書を持つカップルに対し、家族向け区営住宅の入居を認める。区内の事業者には夫婦と同様に扱うよう

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  • 作家・曽野綾子さんコラム 海外は批判、日本は抑制的 人権意識メディアに差? - 西日本新聞

    作家・曽野綾子さんコラム 海外は批判、日は抑制的 人権意識メディアに差? 2015年02月19日(最終更新 2015年02月19日 00時20分) 作家の曽野綾子さんが、人種ごとに居住区を分けるべきだと主張した産経新聞のコラムが波紋を広げている。欧米メディアは、アパルトヘイト(人種隔離)を「称賛した」と問題視し、曽野さんが「安倍晋三首相の助言者」だとして、政権との関係を結び付ける報道も目立つ。一方、日メディアはあまり反応せず、批判も抑制的にみえる。日が人権問題に鈍感なのか、欧米メディアが過剰反応しているのか-。 コラムは11日付の産経朝刊に掲載された。いち早く問題視したのは英のロイター通信だ。13日の菅義偉官房長官の記者会見で、ロイターの日人記者がコラムに関する政府の認識を2回質問。菅氏は「個人の見解について政府としてコメントは控えたい。日は法の下の平等が保障されている」と述べた

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  • LGBT学ぶ機会を 福岡市でフォーラム 学校での対応遅れ | 西日本新聞me

    「思春期の性」を考えるフォーラムが福岡市で開かれ、医療や教育現場の関係者らが課題を語り合った。学校などで性的少数者(LGBT)について学ぶ機会が乏しく、当事者の子どもが生きづらい環境に置かれていることが浮き彫りとなった。 フォーラムは同市のNPO法人チャイルドライン「もしもしキモチ」などが昨年12月に実施した。登壇した同性愛者で九州大学大学院生の真野豊さん(33)が、苦しかった学校生活を振り返った。 「小学生になると男子は『俺』を使い始めるが、自分はどうしても言えなかった。ホモやオカマと呼ばれるのも怖くて、物を落としても『それ私の』という一言が言えませんでした」 「自分」を表す言葉が見つからない。男女別々に遊ぶようになると、どちらのグループにも入れず孤立感を深めた。中学、高校でも異性愛者を演じ「自分を肯定できず、早く世の中から消えたい」と思っていた。 真野さんは、東京の市民団体が行ったLG

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  • 福岡女子大の願書不受理は「違憲」 福岡地裁、20代男性が提訴へ - 西日本新聞

    福岡女子大の願書不受理は「違憲」 福岡地裁、20代男性が提訴へ 2015年01月19日(最終更新 2015年01月19日 13時46分) 福岡市東区の公立福岡女子大に入学願書を受理されなかった同市の20代の男性が大学の対応は不当な性差別に当たり違憲だとして、不受理処分の取り消しと受験資格の確認、慰謝料約66万円などを求めて福岡地裁に提訴する。男性の代理人弁護士が19日付で訴状を地裁に送付した。 訴状によると、男性は・健康学科の2015年度入学試験の社会人枠を受験するため、14年11月に入学願書を提出。大学は出願資格を女子としているとの理由で11月7日付で不受理にした。大学は一般的に男性から出願があった際「開学以来、女子の大学教育を一貫して行っており、今後も方針は変わらない」と説明しているという。 男性は栄養士と管理栄養士を目指しているが、福岡県内で受験資格を取得できる国公立大は福岡女子大

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  • 性分化疾患、知って 福岡・篠栗町の小牟田さん 体験を語る 「認め合えれば、生きやすい社会に」 | 西日本新聞me

    ■新訳男女 語り合おう■ 出生時に体の発達が典型的な男女とは異なったり、第二次性徴が十分に起こらなかったりする「性分化疾患」。まれな疾患のため、周囲の無理解や疎外感に悩む当事者も多い。「こんな人もいるって知ってほしい」。福岡県篠栗町の小牟田真帆さん(41)は、11月、初めて講演会で自身の体験を語った。 「ずっと、男と女のはざまで生きてきました」。小牟田さんの戸籍上の性別は男性だが、現在は女性として生活している。 幼い頃から女の子みたいと言われ、いじめられた。思春期になっても男性器は発達せず、声変わりやひげといった第二次性徴もはっきり現れなかった。「鏡に映る自分の体が嫌で。温泉にも入りづらかった」。中性的な服を通販で購入して着ていた。心身ともに、男にも女にもなりきれず、恋愛もできなかった。 心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)なのではないか-。長年抱えていた思いを家族に打ち明け、昨年

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  •  ありのままで歩く喜び レインボーパレード 福岡市 多様な性 理解求め600人超 | 西日本新聞me

    16日に福岡市で初めて開催された「福岡レインボーパレード2014」。同性愛や性同一性障害など多様な性への理解を求め、600人以上が市中心部を練り歩いた=写真。参加者たちに思いを聞いた。 13年来の同性パートナーがいる同市出身のまっちさん(45)は、関東から駆けつけた。思春期のころ、「女らしく」というプレッシャーの中で生きづらさを感じていた。高校卒業後に上京すると、ほとんど帰省しなくなった。パレード開催を知ったとき、地方都市も変わり始めていると驚いた。「自分らしく生きられなかった街を、今日はありのままで歩いている」。虹色の旗を羽織り、感慨深かった。「いつかここに、パートナーと一緒に帰って来たいな」 福岡市内で暮らすげんさん(48)とみぽりんさん(46)は交際5年のゲイカップル。かつらとメーク、サングラス、黒と白のドレスで女装した。カミングアウトしていないから、素顔をさらすことはできない。「で

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  • 「女性価格」日本では? - 西日本新聞

  • 【こんにちは!あかちゃん 第22部】 人口増へ 走る自治体<4>妊娠から育児 一貫ケア | 西日本新聞me

    【こんにちは!あかちゃん 第22部】 人口増へ 走る自治体<4>妊娠から育児 一貫ケア 2014/10/24 11:50 千葉県浦安市が20日に開設した「こんにちはあかちゃんルーム」。来年6月に第4子を出産予定の女性(36)は市に提出する妊娠届に記入しながら、「里帰りしないから大変だと思います…」と切り出した。対応した藤井園子さん(49)は、一時預かりや家事支援サービスを紹介し「愚痴でも何でもいいよ、気軽に電話して」と声を掛けた。 藤井さんは市の「子育てケアマネジャー」の一人だ。同市では、妊娠届の提出時、出産前後、子の1歳誕生日の計3回、ケアマネと保健師が面談し、家庭環境や就労状況に合った「子育てケアプラン」を作成する事業を始めた。面談で親子の状況を早期に把握し、児童相談所や医療機関とも連携して、孤立化や虐待の防止につなげる狙いだ。2回目以降の面談時には育児用品の詰め合わせを渡すなど、多く

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  • 【こんにちは!あかちゃん 第22部】 人口増へ 走る自治体<3>保育や医療 補助金多様 | 西日本新聞me

    少子高齢化や人口減少は、労働力の減少や地域社会の衰退につながる-。こうした事態に歯止めをかけようと、自治体はさまざまな補助金を用意し、子育て世代へアピールしている。 福岡、北九州両政令市の中間に位置する福岡県宮若市。2006年に宮田町と若宮町が合併して誕生したが、人口減が続き、2月には高齢化率が初めて30%台に突入した。 「部活に教材費にと何かとお金がかかるので助かっています」と話すのは、同市の山優子さん(29)=仮名。再婚し、上の子2人は高校生。2歳の娘を保育所に預け工場でパート勤めをしている。保育料は無料だ。 通常、兄弟姉妹が同時に保育所に通っている場合、保育料は第2子が半額、第3子以降は無料。宮若市では昨年度から、18歳未満の子がいる世帯で、同様の減額措置を始めた。市の担当者は「子育て世代にとって魅力あるメニューをたくさん用意することで、市外からの転入者が増え始めた」と胸を張る。

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  • 【こんにちは!あかちゃん 第22部】 人口増へ 走る自治体<2>育てイクメン 父子手帳 | 西日本新聞me

    《厚生労働省の統計によると、共働き世帯数が専業主婦世帯数を上回ったのは1997年。その後も共働き世帯数は増え1千万世帯を突破した。子育ては夫婦の協力があって成り立つもの。近年は少子化対策として、男性の子育て支援に力を入れる自治体も増えてきている》 子どもの叱り方に、絵を選ぶこつ…。10月上旬の日曜日、福岡県飯塚市で開かれた「パパスクール」は、こんな「井戸パパ会議」で盛り上がった。 講座は県が今年初めて企画。NPO法人ファザーリングジャパン九州(FJQ)が協力し、県内4地区で開いている。講師を務めた森豪さん(34)は「1時間半早く出社し早く帰宅する」「夫婦2人で話す時間をつくる」など、自身の体験を基に参加者に助言した。 1歳児の父親で福岡市の会社員池田剛さん(29)は「仕事を理由に家事も子育てもに任せきり。少しずつでも変わりたい」と参加した。の春香さん(30)は「最近は手伝うことある?

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