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ブックマーク / makezine.jp (33)

  • Make: Japan | 3Dプリンターは世界を救うか?

    3Dプリンターの人気が爆発して、製造業から起業家精神まで根底から変えてしまう勢いだ。3Dプリントを悪く言う人もいる。大騒ぎするほどのものでもないと言う人もいる。しかし私は、ものをデザインしたり作ったりする方法に革命をもたらすという以上のものが3Dプリントにはあると信じている。究極的には、第三世界の人々の力を引き出し、彼らの人生を変えてしまうほどの劇的な力があると思っている。 だから私は、re:3Dに注目している。彼らは、私たちが当然と感じているインフラを持たない発展途上国で使える大型のプリンターを開発している。この企業はチリ政府によるチリ国内での革新的な起業を促すプログラム、Startup Chileに受け入れられている。Kickstarterキャンペーンでは、10万ドルの資金の獲得にも成功している。利益を上げながら善行を行うという彼らの目標は、社会的起業家精神の基礎となる。彼らの使命は、

    Make: Japan | 3Dプリンターは世界を救うか?
  • Make: Japan | Kickstarterを使わずに自前でクラウドファンディング(1)

    先日、私たちは世界に向けてScoutの予約サイトを公開した。Scoutは手間いらずのDIYホームセキュリティーシステムだ。詳しくは www.scoutalarm.comを見てほしい。私たちは、独自のクラウドファンドサイトを立ち上げるというギャンブルに打って出ることにした。Locktron(編注:スマートフォンを使ったドアの施錠システム)もそうだったが、Scoutはまだ製品ができていないのでKichstarterは利用できない。そこで、Kickstarterはあきらめて、自分たちで資金集めをしようと考えた。幸い、Locktronがオープンソース化によって道を拓いてくれていたので、比較的簡単に行うことができた。 今のところ、Scoutプロジェクトは、Locktronのように申し込み者が予定以上に殺到しているという状態ではないが、この2週間でそこそこの出来だ。このプロセスで気づいたのは、自分でク

    Make: Japan | Kickstarterを使わずに自前でクラウドファンディング(1)
  • Make: Japan | タコの正確な解剖学的モデルを3Dで作る

    オランダで人気の科学雑誌、KIJKから、いくつかの物や動物の断面図を作ってほしいとの依頼があった。動物は好きに選んでいいとのことだったが、その候補の中にタコがあった。私にはアート作品をコピーする習慣がなく、手頃な写真素材をインターネットで探すこともできなかったので、近く(オランダ中部)の漁村ウルクへ車を走らせた。 私はまず競りに立ち会い、完全体のタコはないかと尋ねてみた。しかしそこでわかったのは、タコは定置網漁なので、競りにかけられるのは2週間に一度ということだった。その場合もかならずワタが抜かれてしまうので、完全なタコを特別に注文しておかなければならないのだ。私は、名前と電話番号を競りの担当者に渡して、いったん家に帰り、インターネットでタコを宣伝している水産企業を探すことにした。そのうちの1社が私に協力してくれた。結局、注文してから1カ月半後、2匹のタコがイタリアからウルクに届いた。 解

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  • Make: Japan | 13歳の女の子がキティちゃんを宇宙に打ち上げた

    13歳のLauren Rojasが作ったサイエンスフェアのプロジェクトは、びっくりするほど高く舞い上がった。 カリフォルニア州アンティオックのコーナーストーン・クリスチャンスクール7年生の女の子が、3人の男性が高層大気圏に気球を飛ばすというVisaのコマーシャルを見た。そして彼女は、高度が気圧と気温に与える影響に関する仮説を証明するための実験をやりたいと思った。 「宇宙のことは、ずっと詳しくなりました」と彼女。 インターネットで有名人になったことで、予想外の勉強もした。 彼女の風船旅行のビデオは、YouTubeでほぼ100万ビューを記録した。気球のカプセルには銀色のロケットが取り付けられ、その中には、彼女が大好きなキティちゃんを乗せた。90分間のフライトの映像は、数台搭載したGoProカメラの中の1台で撮影された。キティちゃんは地上93625フィート(約28キロメートル)まで飛び上がったの

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  • Make: Japan | ブリザードによる3日間の停電を乗り切る

    南部ニューイングランド地域に住む人はみな同じだが、我々も強烈なブリザードに襲われた。3日間停電しただけでなく、道路は倒れた木でふさがれたし(物資の供給ラインが絶たれた)、天然ガスのヒーターも電気が来なければ使えない。だから、その3日間をどうやって乗り切るかを考えなければならなかった。大変な事態だが、わくわくするチャレンジでもあった。 数日間停電することは、このあたりでは珍しいことではない。なのでうちでは普通に備えをしている。薪ストーブ、84ワット相当のソーラーパネル(屋根に取り付けた24ワットのパネルは雪の下だ)、たくさんの充電池などを備えているのだ。 ダイアルトーンを維持せよ 電気が止まると、携帯電話もつながりにくくなるが、なんとか使える。しかしうちでは、昔ながらの有線電話を大切にしている。だからダイアルトーンは失いたくない。少し前、うちはVerizon FIOS(訳注:電話とテレビとイ

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  • Make: Japan | 3Dプリントの5つのトレンド

    毎回、Maker Faireの準備の過程で、MAKEの編集者たちはその時々のスクープを取ってきてくれる。だから我々は、より広い範囲の取材ができる。私は3Dプリントに関するネタを集めてきたが、Maker Faireで見られることになるであろう流れをまとめてみた。個人的、社会的、政治的な話は別にして、これは今年確実に起きることだ。最先端の情報を簡単にお知らせしよう。 このほかにも流行の話題を知っている人、またはMaker Faireで見てみたいという提案があれば、コメントを書いてほしい。 1. オリジナルモデルを作るためのツールや技術の普及 3Dプリンターが使える人が増えれば、3Dモデリングツールの使い方やモデリング技術の習得も急速に進む。新しくて面白いツールには次のようなものがある。 OpenSCAD:コンストラクティブ・ソリッドモデリング(CSM)のためのオープンソースのツール。CSMは、

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  • Make: Japan | How-To:Spacebrewで家電をコントロール

    1月にCESのIntelブースを訪ねたとき 、彼らは私にSpacebrewを見せてくれた。インタラクティブなものを互いに接続するためのソフトウェアツールキットだ。それはウルトラブックの画面をリンクして、美しい金属の木をブースの一角に作っていた。Rockwell Group’s LabのスタッフがこのIntelの木に生命を吹き込み、Spacebrewを開発した。彼らは、Arduinoに接続したPowerSwitch TailとProcessingを走らせたコンピューターを使って、Spacebrewで交流家電をコントロールする方法のチュートリアルを公開している。 PowerSwitch TailをArduinoに接続して、コンピューターからコードをアップロードする。Processingのライブラリを使うとプロジェクトとSpacebrewの接続が簡単にできる。パブリッシャー(ウェブページのボタン

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  • Make: Japan | Processing上で動くArduinoエミュレータ

    EmuduinoはProcessing上で動作するArduinoエミュレータ。ブザー、7セグメントLED、スライド式ポテンショメータなどが部品として用意され、Arduinoのスタイルで書かれたプログラムを実行できる。ハードウェアがなくても、Arduinoの実習が可能になってしまった。

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  • Make: Japan | Breathing Bike ─ 空気清浄器付き自転車

    北京の大気汚染が話題になっている。先月、北京の大気質指標は755を記録した。これは計測器の針を振り切る値だった (最高値は500に設定されている)。この大きな問題に対するMatt Hopeの防衛策が、Breathing Bikeだ。中国の首都を走りながら、空気をきれいにしてくれる自転車だ。 自転車の荷台に取り付けられているのはイケアのゴミ箱。後輪の発電機によって、これがプラスに帯電する。ここでプラス電荷をおびた大気汚染物質は、内部のマイナス電荷を帯びたエアークリーナーに引きつけられる。そこを抜けた空気は、チューブを通って乗り手のマスクに送られる。 「フィルターで濾過するよりも、このほうが理に適っているようなんです」と下のビデオで彼は語っている。「フィルターを使ったら、息ができなくなりますから。そこで私は自分の基礎的な電子工学の知識を使って……(中略)……この不思議で挑発的なものを作ったんで

    Make: Japan | Breathing Bike ─ 空気清浄器付き自転車
  • Make: Japan | 2012年は3Dプリントの年だった

    2012年は3Dプリントが大きく飛躍した時代だった。まだ早期導入者の世界ではあるけれど、3Dプリントの魔神は壺の中からハッキリと姿を現している。 私は、一般消費者向けの3Dプリンターのメーカーに取材して、2012年はどんな年だったか、2013年以降はどうなるかを聞いてみた。将来の3Dプリント界に関しては、どこも大変に楽観的だ。なかには、もう新機種を発表しているところもあった。 Kickstarterで華々しくデビューしたPrintrbotは、創設者Brook Drummの期待どおりの道を歩んでいる。 「1年前、私の期待はゼロでした。たった1歳だったからです」と彼は語る。 Printrbot LC Plusプリンター 2012年、Printrbotは約3,000台のプリンターを販売し、100万ドルを売り上げた。売り上げのほとんどは12月に集中していて、13年1月も登り調子が続いているとDum

    Make: Japan | 2012年は3Dプリントの年だった
  • Make: Japan | 雨音から生成される音楽

    We weren't able to verify your magazine subscription based on your email address but we can look up your account number, which is located on your magazine mailing label. My subscription account number is (?): Lookup

  • Make: Japan | なぜ、我々はMaker Mediaを分社化したのか — Tim O’Reilly

    2013.01.26 なぜ、我々はMaker Mediaを分社化したのか — Tim O’Reilly Text by tamura 今日、O’Reilly MediaはMaker Mediaを分社化することを発表した。このような運びになった背景と、この新しいMaker Mediaにどのような好機があると考えているのかについて、すこし説明したい。[日語版編集部から:エントリは、O’Reilly Radarの“Why we spun out Maker Media”の翻訳です。] 愛好家から起業家への橋渡し 次の10年間で興味深い技術は、その多くにソフトウェアだけでなくハードウェアでの革新が含まれているはずだ。熱烈なムーブメントがみなそうであるように、Makerムーブメントも大きな変革の前触れだ。 Dale Doughertyが、2005年にMake Magazineを創刊し、Maker

    Make: Japan | なぜ、我々はMaker Mediaを分社化したのか — Tim O’Reilly
  • Make: Japan | 米国O’Reilly Media,Incから、Make DivisionがMaker Media,Incとして分社化

    2013.01.25 米国O’Reilly Media,Incから、Make DivisionがMaker Media,Incとして分社化 Text by tamura エントリーは米国O’Reilly Media, Inc(以下、O’Reilly Media)とMaker Media, Inc(以下、Maker Media)に関する情報です。日では、引き続き株式会社オライリー・ジャパンがMake関連出版物の発行、イベント運営を行います。 2013年1月24日(米国時間)、O’Reilly Mediaは、雑誌「Make」(以下「Make」誌)の発行や、Maker Faireの運営を行うMake divisionが、Maker Mediaとして分社化することを発表しました。新会社の社長兼最高経営責任者には、Make divisionを5年間率いてきたDale Doughertyが就任しま

    Make: Japan | 米国O’Reilly Media,Incから、Make DivisionがMaker Media,Incとして分社化