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ブックマーク / www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp (6)

  • Ver.2 » まともな研究者の対応の例

    名古屋大学の川瀬研究室のページより。「最近出回っている「テラヘルツ鉱石などの健康グッズ」に関して」 科学的根拠の希薄な様々なテラヘルツ健康グッズを販売している会社が 近年多数見受けられます。ひどい会社になると、勝手に『名古屋大学川 瀬教授が発明したテラヘルツ波動に基づき、水晶を高温で焼き上げたテ ラヘルツ波を発生する鉱石が癌や脳梗塞を治す』などとして高価な値段 でネックレスなどをご病気の高齢者相手に私の写真などを見せながら 販売していると一般の方から苦情を頂きました。 これらのことは非常に腹立たしく、我々と何の関係もないばかりか、科 学的な根拠が希薄な詐欺紛いの商法です。 私は20年以上、テラヘルツ 波の生体への影響を研究してきましたが、もしもそれらの会社のうたう 効能に(学会が認めるような)科学的根拠が見つかったら、それだけで ノーベル賞ものですが、まだ世界の誰もそのような確たる根拠を発

  • Ver.2 » ナノバブル水素水フコイダンへのコメント

    ナノバブル水素水フコイダンに近しい人が嵌まりつつあって下手すると必要な治療が遅れかねないという悲鳴が聞こえてきたのでコメントしておく。 製品例としては、http://www.ecotex-j.co.jp/productinfo.htmlのアスミーテという商品がある。フコイダンを薦めているところは例えば「代替医療を考える会」のこのあたり。 まず、水の方から見てみよう。 ナノバブル水素水フコイダン50000の組成は、 フコイダン:50,000 mg ビタミンC:10,000 mg 溶存水素水量:1ppm(製造時) とある。 水素を強調しているが、室温1気圧の水素の溶解度は、ppmで表すと1.6ppm。他社の水素水も、高濃度と称しているものが1.2ppmだったりするから、つまりは飽和もしていない水素濃度のものが水素水と称して市販されているということになる。 トップページには、メチレンブルー

  • Ver.2 » 毎日キレイ、の水の記事

    毎日キレイ、に2013年1月16日付けで水の記事が出た。現在はサイトからも削除されているので、魚拓でしか読めない。キレイナビの、Health&Beautyに出たものである。1月27日現在、この水はキレイランキングの1位になっていた。 13年に注目したい水3種 内山真李 2013年1月16日 日では蛇口をひねれば清潔な水が出るのが当たり前。生水でおなかをこわすこともなければ、水不足になることもあまりありません。比べて隣の中国は、およそ3億人もの人がまともな飲み水を入手できない状態。そう、日の水事情は世界でもトップクラスなのです。日は美しい水の国。いのちを育む水は豊かさの象徴でもあるのです。 さて、その水。じつにさまざまなタイプがありますが、13年に注目すべき水を3種、挙げましょう。 ◇ミネラル炭酸水 12年は自宅用の炭酸水メーカーも人気でしたよね。炭酸水は胃腸の調子をととのえ、ダ

  • Ver.2 » 何とかイオン、の顛末

    感染症学雑誌に論文が出ました。要旨が公開されているので引用します。 殺菌性能を有する空中浮遊物質の放出を謳う各種電気製品の,寒天平板培地上の細菌に対する殺菌能の体についての解析 独立行政法人国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター 西村 秀一 (平成24年6月22日受付) (平成24年7月31日受理) Key words: plasmacluster ion, nano-e particle, minus ion, bactericidal effect, ozone 要旨 邦では,空中へ特殊な物質の放出により環境中においてウイルス不活化や殺菌の効果をもたらすとする複数の電気製品が市販されており,寒天培地上に塗布した細菌に対する殺菌効果も謳っている.そこで研究では,プラズマクラスター,ナノイー,ビオンの3機種について,腸球菌,黄色ブドウ球菌,緑膿菌,セレウス菌

  • Ver.2 » マイナスイオンの件、電話取材を受けました

    八戸大学の高大連携事業のマイナスイオンマップの件、朝日新聞の長野記者から電話取材を受けていました。記事になる前に話題にするのはよろしくないので黙っていましたが、日記事が出ましたので紹介します。記事カテゴリーは「朝日新聞デジタル> マイタウン> 青森>」です。 マイナスイオン実習を中止 八戸大 2012年11月09日 「体によい」などと紹介される一方、その根拠があいまいとの批判も多いマイナスイオンについて、八戸大学は今月、3年間続けてきた測定の実習を中止した。大学は「商業用語と科学を混同していた。反省を教育に生かしたい」としている。 マイナスイオンは、一般に空気中の電気を帯びた物質を指すとされ、インターネットには「自然治癒力を上昇させる」とか、「血液サラサラに」などの説明が多い。2000年前後には、効果をうたう家電製品も多く販売された。 一方、科学理解を養う科学リテラシーの講義を持つ山

  • DNDメルマガの反論記事 — Y.Amo(apj) Lab

    朝日新聞の記事に対する抗議がDNDメルマガに掲載された。「EM批判記事で、朝日東京社がEM研究機構に陳謝」。 まず、タイトルからしてがミスリーディングである。謝罪があったのは、引用の「形式」についてだけで、内容については誰が見ても比嘉氏の主張をそのまま引用したものとなっている。どこから引用したのかがはっきりしなかったのはミスかもしれないが、EM菌の効果の原因が重力波だという主張を比嘉氏人がしていた証拠は大量に存在する。 比嘉教授の「談話」をネット上にある講演録から無断引用し、引用の出典を明記せず、しかも来行うべき批判の相手先である比嘉教授に取材の申し込みすらなかった。批判する相手に取材をしない、これは取材記者の常識では考えられない不手際だ。ネットから講演の一部を切り剥ぎして「談話」として都合よく扱う、そんなことはこれまで耳にしたことがない。しかも引用した「談話」は、ぶつ切りで一般的に

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