傾聴とは、コーチングの土台となる重要なスキルです。 簡単に説明すると、自分のことは置いておいて、相手に焦点を合わせ、五感をフルに使って相手の話を聴くことです。 傾聴には、あまりよく聴けていないレベル1から、とてもよく聴けているレベル3まで3段階あると「コーチングバイブル(CTIジャパン刊)」では紹介されています。 私はCTIジャパンのワークショップを受講しているので、とても馴染み深いものなのですが、CTI以外の団体や他の書籍でコーチングに触れられた方にも理解して頂けるように、ポイントを整理しながら2005年から現在までの体験を交えて紹介したいと思います。 レベル1:内的傾聴 コーチングを行う相手ではなく、自分に焦点が当たっている段階です。 はっきり言って傾聴とは言えない段階ですが、わかりやすく区別するために傾聴ということになっているようです。 簡単に言うと、何か考え事をしているときがレベル