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ブックマーク / sura-taro.hatenadiary.jp (3)

  • 完全競争市場の前提と「市場の失敗」。 - すらすら経済学を学ぶ日記。

    完全競争市場といわれる市場は、 4つの条件を満たしている必要があります。 ①プライス・テイカー。 消費者・企業などの経済主体は市場全体の規模に 比較してじゅうぶんに小さく、プライス・テイカー (価格受容者)として行動する。 各経済主体は価格受容者であり、自らの意思で 値上げ/値下げをすることはできないという前提です。 ②完全情報。 取引の当事者は、取引される財の性質と価格について 完全な情報を持っている。 財(商品)の性能・品質について情報が完全であり、 取引前に全てを把握しているという前提です。 ③取引される財の同質性。 財は同じであり、ブランドやイメージによる差は無い。 取引費用も無いものとされる前提です。 ④フリー・エントリー。 市場への参入・退出は自由です。 政府による規制や参入障壁は存在しないという前提です。 市場経済の最大のメリットは、価格メカニズムに導かれて 最適な資源配分が

    完全競争市場の前提と「市場の失敗」。 - すらすら経済学を学ぶ日記。
    pycol
    pycol 2013/06/28
  • ブラック企業を規制するには・・ - すらすら経済学を学ぶ日記。

    いわゆるブラック企業は、 過酷な労働条件を課すことなどにより、 従業員を追い込んで病気にしてしまいます。 ブラック企業の害を受けてしまった元従業員は 治癒したとしても精神的なダメージから、 社会復帰困難な状態になってしまうことも多いと聞きます。 直接的な医療費負担や、就業困難に陥ったことによる 社会的損失は、元従業員だけでなく、 社会保険料や福祉給付などで、社会全体が負うことになるわけです。 排煙や汚水垂れ流しなど、目に見える公害とは異なりますが、 これも経済学でいうところの外部性(外部不経済)ではないかと。 外部性とは、ある経済主体(ここではブラック企業)が、 市場での取引を通じることなく、別の経済主体の 効用関数または生産関数に影響を与えることをいいます。 以下、学びたての公共経済学の知識で考えてみました。 完全競争市場における企業は、限界費用が市場価格に等しくなるように その生産量を

    ブラック企業を規制するには・・ - すらすら経済学を学ぶ日記。
  • 「教養としての経済学」のお勧め。 - すらすら経済学を学ぶ日記。

    経済学部への入学を考えている高校生や、大学1年生」を読者対象として 企画された、一橋大学経済学部編集になる経済学の案内書です。 教養としての経済学 -- 生き抜く力を培うために 作者: 一橋大学経済学部出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2013/02/27メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 私は高校生や大学1年生みたいな若者じゃありませんがw 最近、経済学を学び始めた初学者として、 何か心構えの参考になるんじゃないかと手にとってみました。 私がよく読んでいる齊藤誠教授や佐藤主光教授など、 一橋大学経済学部のそうそうたる教授が TPPやギリシャ債務問題など時事的な問題から始まって、 需要と供給の話や、効率と公平(衡平)などの考え方、 経済学古典の勧め、数学中国語・英語学習の仕方など 学習への興味を惹き起こしてくれそうな話題が盛りだくさんです。 それ

    「教養としての経済学」のお勧め。 - すらすら経済学を学ぶ日記。
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