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ブックマーク / trivial.hatenadiary.jp (6)

  • 「意識の流れ」と見取図 - 一本足の蛸

    あまり時間がないので推敲なしで走り書き。 こんな文章を読んだ。 『僕は友達が少ない』の見取り図のなにが悪いのか - 転々し、酩酊 なぜ皆は『僕は友達が少ない』の図に違和感を感じないのか/なぜ僕は違和感を感じるのか - 転々し、酩酊 ここ数年、ライトノベルはほとんど読んでいないので『僕は友達が少ない』も名のみ聞く程度。当然、その内容について云々する資格はない。ここでは、「小説の中に挿入された見取図」に対する違和感について考えてみたい。なお、上のリンク先では「見取り図」という表記を用いているが、ここでは「見取図」を用いる。特に深い意図はありません。 さて、『僕は友達が少ない』は一人称の小説だそうだ。一人称の小説というのは簡単にいえばある人物の視点から見聞きしたことや、その人物の考えたことなどを「私は……を見た」とか「私は……と考えた」というふうに一人称で語っていく小説のことだ。もちろん「私」で

    「意識の流れ」と見取図 - 一本足の蛸
    pycol
    pycol 2014/06/14
  • 空き店舗に重税を! - 一本足の蛸

    以前、こんな文章を読んだ。 シャッター商店街の敵は"豊かさ"!? (No.966) | 経営からの地域再生・都市再生 [木下斉] 昔ながらの商店街が衰退する理由についてはさまざまな人がさまざまな意見を述べているが、ここでは「シャッター商店街の所有者たちは、お金がなくてシャッターを閉めるのではなく、お金があるからこそシャッターを閉めておける」という重要な指摘がなされている。似たようなことは以前、藻谷浩介氏の講演でも聴いたような記憶がある*1が、意外とまちづくり系のや行政資料では書かれていることが少ない。 ともあれ、「お金があるからシャッターを閉めておける」というのが事実であるなら、シャッターを開けさせるにはお金を奪うのがいちばん有効ということになるだろう。「お金を奪う」というのは物騒な言い方だが、要するに空き店舗に高率の税をかけて、他人に貸すなり売るなり自分で店を開けるなりしないと損をする

    空き店舗に重税を! - 一本足の蛸
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    pycol 2014/03/23
  • 話が逆 - 一本足の蛸

    『ボランティア演奏』ということ|中村愛・ハープの弦は47ですを読んでいろいろ思ったことがあるのだけど、全部いちいち書くと長くなるので一つだけ。 演奏終わって、そちらの院長先生とお話していたら、「うちの家内は趣味でピアノをやってましてね、家にスタインウェイがあるんですよ」とのこと。 ※スタインウェイ=1千万超のピアノ ここの院長先生は趣味でそんな高いピアノ買う余裕があるのに、どうして1ヶ月の費もままならない私はわざわざここに1万円も出して自分の演奏を提供しに来たんだろう、とすごく疑問に思いました。 ボランティアって言われて行ったくせにおこがましいのですが、せめて交通費だけでも欲しかった。(当時私の月収5万) これは話が逆でしょう、と。 「家にスタンウェイがあるくせに、なぜ1万円の交通費が出せないのか」ではなく「1万円の交通費すら出さないくらいだからこそ、スタンウェイが買えたのだ」と考える

    話が逆 - 一本足の蛸
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    pycol 2014/01/26
  • 残業したら残業代を! - 一本足の蛸

    共産党は、極端に離職率が高いなど苦情や相談が多く、若者の使い捨てが疑われる企業への対策を盛り込んだ「ブラック企業規制法案」を取りまとめました。 それによりますと、企業側に労働環境の改善を促すため、▽年間の残業時間の上限を360時間とし、▽サービス残業が明らかになった場合、規定の2倍の残業代を従業員に支払うことを義務づけるほか、▽終業から始業まで連続11時間以上の休息時間を保障するとしています。 この種の報道は、法案そのものの趣旨からかなり外れていることがよくあるので、あまり真に受けてはいけないのだが、その留保つきでひとつ感想をば。 残業したら残業代を支払うのは当然で、残業代を支払わない違法企業*1には何らかのペナルティが必要だ。残業代をケチるような企業には、より大きな金銭的支出を強いるのがペナルティとして有効であるのは言うまでもない。 ただ、従業員に2倍の残業代を払うというのはどうだろう?

    残業したら残業代を! - 一本足の蛸
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    pycol 2013/10/15
  • 餌付けと条例 - 一本足の蛸

    北海道は希少な動植物を守るため、2月の道議会に鳥獣の餌付け禁止や外来種対策を盛り込んだ条例案を提出する。感染症の拡大や生態系が崩れることを防ぐためで、都道府県単位で条例を定めるのは珍しいという。 「生物多様性の保全に関する条例」(仮称)の素案によると、許可を受けた学術調査などの場合を除いて餌付け行為を禁止。違反した場合は中止を勧告し、従わなければ氏名や団体名を公表する。餌付けの具体的な行為については条例制定後、有識者で構成する道環境審議会の意見に基づき決定する。 道などによると、道内では冬鳥が集まる湖近くで、餌を売る露天商と自治体などとの間で過去にトラブルが発生。 短い記事だが、これを読んで「おやっ?」と思ったことがいくつかあった。 まず、第1センテンス。「北海道は希少な動植物を守るため、……条例案を提出する」とあるが、北海道には既に希少野生動植物種保護条例があるのではなかったか? 調べて

    餌付けと条例 - 一本足の蛸
  • 何を書いているかが理解できない - 一本足の蛸

    支倉凍砂『キタイのアタイ』 Illustration/国道12号 | 最前線 支倉凍砂の小説を久しぶりに読んだ気がする。 いや、気がするだけでなく、実際に久しぶりだ。 『狼と香辛料』の最後のほうは買うだけ買って積んであるし、『マグダラで眠れ』も買うだけ買って積んである。 マグダラで眠れ (電撃文庫) 作者: 支倉凍砂,鍋島テツヒロ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2012/07/10メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 245回この商品を含むブログ (61件) を見る支倉凍砂に限らず、ライトノベルは最近全然読んでいない。読める気がしない。読める気がしないのだから買わなきゃいいのだが、それでも買ってしまうのは惰性というもの。惰性で積まれるがかわいそうだが、なに、には感覚がないから自分が読まれているかどうかを知ることはないし、には感情がないから自らを哀れむこともな

    何を書いているかが理解できない - 一本足の蛸
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