厚生労働省の労働経済動向調査によると、3年11月時点の全産業平均の欠員率は2.3%だが、トラックドライバーを含む運輸業・郵便業は3.5%。平均年齢も2年時点で全産業平均は43.2歳だが、大型トラックは49.4歳、中小型トラックは46.4歳と高い。労働時間も全産業平均の2100時間と比べて2484~2532時間と長く、労働環境も人材不足の一因になっている。鉄道貨物協会の将来予測では12(2030)年に約27万8千人のドライバー不足が発生すると見通す。 逆風はそれだけにとどまらない。人材不足をカバーしてきた時間外労働は6年4月から「自動車運転業務における時間外労働の上限規制」が適用され、年間で最大960時間に制限される。ドライバーの数が同じならば、トラック輸送時間そのものが減る可能性がある。 手荷役作業を伴う農産品などではすでに、一部地域で輸送の受託制限が始まっているといい、人材不足をカバーす