並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

201 - 240 件 / 1435件

新着順 人気順

「LOVERS」の検索結果201 - 240 件 / 1435件

  • マルクス主義疎外論の本質とジェノサイドの可能性 - Economics Lovers Live 2008-06-19

    松尾さんからの引用:「疎外」とは何かということについては、ご引用いただけていない、拙著のこの説明が一番わかりやすいと思います。「「考え方」「理念」「思い込み」「決まりごと」等々といった頭の中の観念が人間から勝手に離れてひとり立ちし、生身の人間を縛りつけて個々人の血の通ったくらしの都合を犠牲にしてしまうこと」です。 第6章では、ゲーム論を使って説明しなおしていますので、経済学のわかる人向けに言い換えると、もっとみながよくなれるやり方があるのにナッシュ均衡に陥ってそうなれない状態、あるいは、状況の変化によってはそういう状態に陥りかねないシステムのことです。:(引用終り) わかりやすいというよりもこれだと、観念のジョジョ立ちしている人間そのものを変えるか(人間性レジーム転換=人間性の可塑性の導入)、人間はそもそも観念もたないほうが最適という選択肢は排除できないよね。 例えば個々の家庭や個々の友人

      マルクス主義疎外論の本質とジェノサイドの可能性 - Economics Lovers Live 2008-06-19
    • 喪女が草食男子を捕食する恐ろしい話 - Presents For Lovers

      恋愛 | 18:18 |  あれ!?前回の日記、7月ですって!? どうも、これ日記っていうより月記ですね。相変わらずの遅い更新ですみません。誰でもいいから読んでくれている人ありがたいけど、そんなに面白いこと書けない…こんなあたいを笑ってよ。おい、何笑ってんの?  夏はすっかり終わりを告げ、最高気温はいまだ30℃を超えていますが皆様、いかがおすごしですか?今週は祝日が多くて喜びを隠せません。生きるために仕事をしなければいけないとはいえ…。 ところで、最近、好きな人がようやくできました。 もちろん、モテないんで、モテないなら好きになるしかないわけなのですが。。 男の人は嫌いじゃないですよ。モテないけど、そりゃ人並みに恋したり、恋愛ごっこしてみたかったり、ちゅっちゅしたりぺろぺろしたりズルズルしたいじゃないですか。したいんだよ。 最近は男性といえば既婚男性か彼女がいる男性ばかりとしかお話したこと

      • アラン・B・クルーガー『テロの経済学』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

        藪下史郎先生の訳による注目作が出版されました。このブログでも何度かとり上げましたが、このクルーガーの本は経済学のできることが何なのか=経済学の意義と限界とはどこにあるのか、という問題を考える上でも非常に有益です。もちろん主題であるテロについてもその現状、原因、予防を考える上で示唆的です。 テロの経済学 作者: アラン・B・クルーガー,藪下史郎出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/08/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 68回この商品を含むブログ (18件) を見る この本に関連して拙著『不謹慎な経済学』でも序文において、以下のように触れていますのでご参照ください。 :クリューガーの疑問も同じだった。彼は国際機関で利用できる公的データやアンケートなどから、どうして人はテロリズムに走るのかを証明してみせようとした。そしてブッシュ政権を始めとしたて「テロとの戦争」派

          アラン・B・クルーガー『テロの経済学』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
        • モテる人は考えていない。ただ、フィードバックを積み重ねてきただけ。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

          先日、外部媒体で公開された記事です。思惑どおりはてブは跳ねたけど、FBはあいかわらずボチボチ。。 srdk.rakuten.jp モテている人が内側でブラックボックス化している「口説きのプロセス」をオープンソース化したい!というのはずっと考えていたことでした。 こういうのを書かないと考察記事で「分かった気になるけど、現場でテンパる人たちへのガイドラインを示す」ということを達成できなかったから。 考察記事では構造上できなかったことをインチキ実況中継で、おまけにずっとやってみたかった「アイコンが並んだ会話形式の記事」でふざけて書くということが出来たので、すげー楽しかったです。(企画を通してくださった編集さん、どうもありがとうございます。) さて、俺は外部媒体に寄稿する記事のタイトルは編集者さんに任せることが多い。今回はクライアントの意向もあってか、こういうタイトルになったんだけど、すごく言いた

            モテる人は考えていない。ただ、フィードバックを積み重ねてきただけ。 - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only
          • 宮崎哲弥・若田部昌澄・飯田泰之「経済常識のウソを斬る!」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

            紹介した気持ちになってたこの面白座談会(『Voice』6月号)。自分用のメモ書きもかねていくつか論点を整理しよう。 1 景気回復の目線が低く、なおかつ財政政策だけに傾斜しすぎの景気対策。結局はアメリカと中国の回復待ち? (コメ)最後のアメリカと中国の回復待ちなんだけど、これはさらに先進国の協調的財政政策による各国のリーケッジleakageからの寄与も見込めるから、というお話もあるだろう。この対外効果は無視できない貢献をするだろうけれども、いかんせん2003年からの輸出効果が効いてた「景気回復」でも結局は十分に日本経済を安定的な経路に戻さなかったわけだから、今回も結局は自国の経済政策の中途半端さを補いきれないように思える(座談会のニュアンスも同じかと)。 2 財政規律を気にする報道が多いの経済記者の勉強不足と役所のくすり(記者は勉強する時間がないので、財務省や日本銀行の職員のいうことをそのま

              宮崎哲弥・若田部昌澄・飯田泰之「経済常識のウソを斬る!」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
            • 2011-05-21 - Economics Lovers Live

              渋谷のユーロスペースの試写会に招待されて先んじて観に行きました。会場は絶対業界の人ばかりで、経済関係はたまたま会場で会った原田泰さんだけではなかったでしょうか。原田さんはここにも書いたけど映画論の訓練もうけてる本格派です。 さて映画は原作からいくつかのテーマを採用して、全部で4編のドキュメンタリーぽい作品と幕間のわりと独立した作品とで構成されたオムニバスです。「ロシャンダが別名なら」は子どもの名前がどのような経済的な意味をもつのかもたないのかを扱った結構興味深い一編。日本でも同種の研究がでれば面白いと思います(というかあるかも?)。この短編は、モーガン・スパーロック監督のもの。彼はあの『スーパーサイズ・ミー』の監督であり、この短編でも切れ味がするどい。パンフレットをみるといろいろドキュメンタリーをその後も撮っているようなので今度みてみたい気にさせる作品です。 次が日本の文化や社会(相撲、警

                2011-05-21 - Economics Lovers Live
              • 取締役梅田望夫氏の発言を読んで(はてブ料金制のすすめ) 2008-11-11 - Economics Lovers Live

                http://twitter.com/mochioumeda/status/996601415 はてな取締役であるという立場を離れて言う。はてぶのコメントには、バカなものが本当に多すぎる。本を紹介しているだけのエントリーに対して、どうして対象となっている本を読まずに、批判コメントや自分の意見を書く気が起きるのだろう。そこがまったく理解不明だ。 最近、水村美苗関連でのしょうもない話をみて、そろそろウェブ進化なんたらとかアルファブロガーとか、そういう人さまをミスリードするたぐいの話は終りなんだなあ、としみじみ思った。 つうか、僕のようにこのブログを、毎日義務のように書くホームページ(笑)という意識で利用している人には、最初からどうでもいいのかもしれんけど。 いや、この取締役梅田氏が安易に「理想形」つうかはてな利用のワンパターンでしかないものをはではでに宣伝するもんだから、僕のような使い方を、な

                  取締役梅田望夫氏の発言を読んで(はてブ料金制のすすめ) 2008-11-11 - Economics Lovers Live
                • ブログやってて得るもの - Economics Lovers Live

                  ラスカルの備忘録一時休止http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/ まあ、僕も止めようと思うことは頻繁。特に経済学の予備的知識もない人が自慢気に専門家の書いたものを批判しているのをみるたびにそう思う(個人的にそれをヒガシタニ効果あるいはHigashitani Twistと呼んでいる)。自分の書いたものに対してだけじゃもちろんない。そういう素人談義や単なる文章理解の羅列・氾濫にうんざりしているのが正直な感想。日本でまともな経済ブログやサイトはごく限られていて新規参入がほとんどないのが事実でしょうね。コメント欄をひらけば(すでに警察に届け済みだけど)いやがらせコメントやストーカー並みのはてブやスターがつく。そういう現状にはかなり前からうんざりしていますね。このうんざり度は僕なんかかなり(みんなにはそう見えないでしょうけど 笑)耐性があるほうなのです。その傍証として、もし

                    ブログやってて得るもの - Economics Lovers Live
                  • for COFFEE LOVERS | TULLY‘S COFFEE

                    サンドライが生み出す深い甘みと、ストロベリーを思わせる心地よいアロマが広がります。 伝統的なエチオピア原種の完熟豆だけを手摘みで収穫。さらにサンドライ後にハンドピックで丁寧に不良豆を取り除き、雑味のない豊かな味わいに仕上げました。

                      for COFFEE LOVERS | TULLY‘S COFFEE
                    • Lovers Magazine x SPACES

                      Eva Tkautz is a senior designer who loves creating products that improve people’s lives and delight. She’s launched inclusive design tools and enjoys blending disciplines. Besides designing, Eva also codes and is a portrait photographer. No. 548 Read Interview

                        Lovers Magazine x SPACES
                      • インフレ税のすすめ - Economics Lovers Live

                        もし「増税して景気回復する」ならば、ほぼ景気回復と増税がイコールで、そのあとに増税=景気回復→社会保障制度などの充実が続く、「インフレ課税」をすすめます。というか、リフレーションとはインフレ課税の(条件つきの)別名ですが。 昨日、昭和恐慌研究会が『昭和恐慌の研究』の再版、岡田靖さんを忍んで開催されましたが、そこで少し話題になったのが、「増税すれば景気回復」リフレ版。要するにインフレ税の話しです。 これについては一番わかりやすいのが、『税とは何か』(藤原書店)ので飯田泰之さんの論文、啓蒙レベルでは、同『経済学的思考の技術』、同じく田中秀臣『経済論戦の読み方』などで読めます。 直観的にいえば、デフレからインフレに転換することで、景気がよくなり、税収が増えます。まさに「増税で景気回復」。北欧が好きでもアメリカが好きでもなんでもいいですが、社会保障制度もこのインフレ税によるファイナンスで相当ましに

                          インフレ税のすすめ - Economics Lovers Live
                        • 10代、20代は経済に関心がない? 2008-10-05 - Economics Lovers Live

                          某社編集の人と話していて、「10,20代にぜんぜん経済関係の本が売れない」ということを聞いた*1。 まあ、僕の周囲のサンプルだと確実にそれを支持できるわけだが、やはりサンプルバイアスがききまくるのでよくわからないw 確かにあらゆる編集者が軒並み、経済問題に関心のあるのは中高年以上しかも還暦以上wが主流と口にしている。 まあ、僕は結構、mixi日記でも外資系の金融機関や企業なんかに勤めている若い人たちをちょこちょこ選んで読んでいるんだけども、やはり「強欲」というか、「自分だけの成功物語の信奉」というか「自分だけの潜在的な可能性への陶酔」としか読めないような、現代版金銭亡者という心性しか読み取れず、ほぼ社会的な関心はそこからは読めない。 まあ、これの過剰なヴァージョンが投資銀行で働いてた人たちで、それを救済するような法案を事実上「民主主義の敵」とでも形容したスティグリッツ先生の過激なw発言もま

                            10代、20代は経済に関心がない? 2008-10-05 - Economics Lovers Live
                          • 長谷川幸洋『日本国の正体』 - Economics Lovers Live

                            前も少し書いたかもしれないけど、まだ全部読んでなかったので、以下に簡単なメモ書き。民主党政権になって本書の内容の前提になっていた光景も変わった感じ。例えば事務次官等会議はもうないし。 日本の政策を動かしているのは官僚である。官僚の行動のインセンティヴは「天下り」などの金銭的なものに大きく依存している。新聞はこの官僚依存構造の補完勢力(極端には主人とポチ=飼い犬)の一面がある。官僚の「ご説明」=刷りこみ工作は盛んである……これが本書の主張の概要であろう。 「実は、財務省はこうした学者や民間エコノミストたちがどんな意見を言っているのか、日常的にチェックしている。それを案件別に分けて整理し、幹部たちに配布している。略 財務省はテレビで発言するような有識者、コメンテーターと呼ばれるような人たちも重視して、丹念に「ご説明」に歩いている。テレビの影響力はとても強い。新聞の社説を読まなくても、テレビのワ

                              長谷川幸洋『日本国の正体』 - Economics Lovers Live
                            • 山口広秀日銀副総裁の「嘘」と分裂気質的姿勢 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                              ちょっと前になるが衆議院の予算委員会で、民主党の池田元久議員の質問に対して、日本銀行の山口広秀日本銀行副総裁は以下のような発言をしたとロイターは伝えた。 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK035953920100205 山口広秀日銀副総裁は衆院予算委員会で、マネタリーベースが伸びていないとの指摘について、日銀のバランスシートの拡大の程度自体は「金融緩和の程度を反映したものではない」とし、「米連邦準備理事会(FRB)とのバランスシートの拡大の差は、金融資本市場の痛み具合を反映したもの」と説明した。 この山口副総裁の発言を真に受けるとすれば、FRBのバランスシートの拡大は、金融緩和の程度ではなく、ほぼすべてが金融資本市場=金融システムの安定性を保つためであったことになる。つまりはミクロ的な金融危機政策ではあっても、積極的な景気対策

                                山口広秀日銀副総裁の「嘘」と分裂気質的姿勢 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                              • 日本銀行に騙されないための経済書ベスト3 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                日本銀行が市場外の情報をしばしば活用していることはよく噂されていることです。またそれとは別にメディアが日銀からの情報をそのまま流してしまうこともままあるでしょう。それは結果的に、日銀の政策を客観的にみることが難しい状況さえももたらすかもしれません。 例えば今日の報道ですが、 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?clu=20091202-00000154-jij-pol :鳩山由紀夫首相と白川方明日銀総裁は2日、首相官邸で経済情勢をめぐって会談し、デフレ脱却に向け協調して対応していく方針などを確認した。首相は会談後、記者団に「認識の共有ができた」と強調。白川総裁は「一段の追加金融緩和の要請はなかった」と述べた。: これだと政府も日銀も現在の政策の枠組みで十分デフレ克服に足りるという印象をもつ人もいるかもしれません。しかし一昨日のエントリーにも書きましたが、日銀の今

                                •  経済学・反経済学論壇系アルファブロガーになる方法(試行版) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                  予告したエントリーです。田中とITOKさんの共作です。ネタにしては猛烈に労力かけてます 笑 まず基本的な事実を指摘したい(なんか偉そうだ。以下基本的にこの調子でいく)。世にいう日本のアルファブロガー(はてなキーワードによると「webサイト「FPN」の企画「日本のアルファブロガーを探せ」によって選出されたブロガーを指すことが多い」)に比べると、国際的に有名な経済系ブログでさえその集客力の点では大差をつけられているのが現実だ。 かの有名な経済系ブログであるゲーリー・ベッカー・とリチャード・ポズナーのブログでも当人たちの発言によれば全世界的に閲覧者を得ながらもせいぜい一日当り1000アクセス程度だという(『ベッカー教授、ポズナー判事のブログで学ぶ経済学』(東洋経済新社))。この数は当ブログの平均すら若干下回っている。そして日本の論壇系アルファブロガーはおそらく一日平均1万件前後のアクセス数を誇っ

                                     経済学・反経済学論壇系アルファブロガーになる方法(試行版) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                  • Library Lovers'キャンペーンは利用者の役に立っているか - 鶏の足の上に建つ小屋

                                    2014-11-22 Library Lovers'キャンペーンは利用者の役に立っているか Library Lovers'キャンペーン。 九州地区の国・公・私・短大図書館が連携し、毎年合同で開催している、2014年度で5周年となる読書推進キャンペーンです。特に、ライトユーザーが図書館に興味を持っつきっかけづくりを目的としています。 Library Lovers'キャンペーン2014 私も運営に関わっており、このブログでも書こう書こうと思っているうちに、あっという間にキャンペーン期間が終了してしまいました。。反省。2014年度は10/22-11/16の開催でした。 このキャンペーンでは、九州中が繋がって行う『合同企画』や、各大学オリジナルの『独自企画』が実施されます。 今年の合同企画は、その名も『衝撃のワンフレーズ』。 本の中で出会った、”心を捉えて離さない” ひと言を紹介してください!と

                                      Library Lovers'キャンペーンは利用者の役に立っているか - 鶏の足の上に建つ小屋
                                    • 電子書籍に救われた話 - Grayscale Lovers

                                      カテゴリ:雑談  投稿日:2015/03/01 折に触れて口にするので知ってる人もいるかもしれないけれど、電子書籍が作られたおかげで、僕は読める本が増えた。 はっきり言って僕は読書家ではない、というか、たぶん普通の人よりも本を読まないで生きてきた人間である。恐らく、同世代の読書家の人に比べたら、百分の一程度しか読んでいない(誇張ではない)。というのは、もちろん僕が読書好きでなかったのが主因ではあるのだが、四年ほど前にSONY Readerを手に入れてからはじめた電子書籍用端末での読書は快適で、いまは人並みには読書をするようになったので、そればかりが原因ではないだろう。 なぜそれまで、本を読まなかったのか。それはたぶん、僕の視覚的な認識能力が他の人よりも劣っているからだ。表現を濁してもしょうがないからはっきり言うが、紙の本の何割かは、僕にとってはとても読みづらいものだった。それは、文字が小さ

                                      • 90年代の財政政策と麻生政権の経済政策 - Economics Lovers Live

                                        山形さんは興奮してますが… http://cruel.org/other/rumors2008_2.html#item2008103101 僕もスティグリッツ&フェルドシュタイン&山形案を麻生政権の目指すところと考えたこともありましたが、金融政策なきままの財政政策など考えるうちにストレスが強くなりすぎますねえ。ですんでそのときのエントリーにも参照させてるけれども望ましい財政政策ってやはり金融政策との連動がないと無理。 「将来の税負担と現在の財政拡大」のリンクをちょんぎる方法が要になるんですよね。そのちょんぎるのに金融政策が必要(別な方法としては日銀には静かにしてもらった上で 笑 政府が事実上の金融政策を行うという政府通貨政策もありますが)。 フェルドシュタイン案が、まったくだめとは言い切れないけれども理論と過去の経験に照らせばほとんど百害ありそうで効果あんましなさそう、というのが妥当じゃな

                                          90年代の財政政策と麻生政権の経済政策 - Economics Lovers Live
                                        • たまに思うが - Economics Lovers Live

                                          しかし雇用増やすにはマクロ政策、椅子を増やすにはマクロ政策 とまるで選挙の宣伝のように連呼しているのに、それとはまったく違う新卒の就職の効率化の必要性を強調しただけで、まさかこの僕がマクロ政策不要論だとか、椅子を増やすことに無頓着かのように、みなされるとはいやはや恐れ入りました。わざわざマクロ政策は脇に置いといてと断りを書いたのにもかかわらず、そういうのは一切無視。がっくり。 ところで雇用を増やすこととと就職の効率化とはまったく違う政策目的であり、それぞれ違う政策が割り当てられる。前者の雇用を増やす方は、マクロ政策。後者であれば、昨日のエントリーの話題ならば、例えば、就職相談のカウンセラーの導入、就職情報の収集などがあげられる(ちなみにその個々の大学に合うような就職情報をパソコンで検索可能にするサービスなどもいろいろあるが無料や廉価のはあまりつかえないみたいである=つかえるのはおカネがかか

                                            たまに思うが - Economics Lovers Live
                                          • 終りの始まりか? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                            週明けのアメリカの株式市場はいわゆるガイトナー・プラン(不良債権の買取りプラン)が市場に好感されたことにより株価が急激に上昇した。アメリカが潜在的に有すると思われる不良債権の規模は約2兆ドル(IMF推計)と推定されるが、その半分近い額をガイトナープランでは射程にいれて処理を図る手法といえる。 このガイトナープランについては、デロングがわかりやすいQ&Aを書いている。ただ内容的には以下の朝日のネット記事でも十分にフォローされている。 不良債権処理 米政府、最大1兆ドル買い取り目指す http://www.asahi.com/business/update/0323/TKY200903230333.html ところで日本が曲がりなりにもデフレ期待が解消の方向に向かい、03年からしばしの景気回復局面を迎えた要因を復習しておこう。その要因として、1)量的緩和の拡大を伴った円安介入(結果としての非不

                                              終りの始まりか? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                            • [経済]150年進歩なし? - 2009-04-16 - Economics Lovers Live

                                              id:ITOKさんのmixi日記より 404 Blog Not Found:こら!たまには実証しろ!! <私が平気で無知をさらしているのは、私より「やってる」経済学者がまず見当たらないということもあります。その経済学の理論を元に、たいして稼いでない私より稼いだ経済学者ってどれくらいいらっしゃいます?あ、言っちゃった。> http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51200410.html すこし前のエントリーで話題になったみたいだけどid:kmori58さんの隠れ(笑)エントリーが気になってて、、これのことかと納得。 この書き込みから経済学と稼ぐことを等値するな、というのは簡単で、また事実そうなんだけど、ただこの種の経済学=利殖の学問 とみる見方は、かなり古くからある偏見。 どのくらい古くからあるかというと幕末もしくは明治の初めから死滅することなく

                                                [経済]150年進歩なし? - 2009-04-16 - Economics Lovers Live
                                              • ニコニコほぼ最大化ブックマークレット - Dempa Song Lovers

                                                ニコニコ動画のバージョンRC以前にはwatch_naishoという裏機能があったらしいのだけど(知らなかった)、今の最大化機能はぜんぜん最大化じゃない。 コメントを特にしたくなくてじっくり見たいときは これを こう見たいじゃないですか。 そこで無理やり実現するニコニコほぼ最大化ブックマークレットを書いてみた。 まだスクロールなどがうまく行ってないので調整予定だけどとりあえずは使える。(手動でスクロールバーを動かしてw) 使い方は動画を見ているときに先にWindowボタンを押して最大化し、その状態で上記ブックマークレットを実行。最大化前に実行すると変になりますのでご注意。 ……セキュリティ制約のためかブックマークレットがリンク形式で貼れねぇ。くそぅ。 コードは下記なのでもっといい方法や既存のものをご存知の方は教えてくれるとありがたい。 javascript:(function(){var b

                                                  ニコニコほぼ最大化ブックマークレット - Dempa Song Lovers
                                                • ドナルド・フェイゲン、カニエ・ウェストから直筆の手紙をもらったことを明かす|アーバン・カルチャー最新ニュース|bmr.jp _ One & Only for Urban Music Lovers _

                                                  スティーリー・ダン(Steely Dan)での活動でも知られる伝説的なミュージシャン、ドナルド・フェイゲン(Donald Fagen)が、カニエ・ウェスト(Kanye West)から直筆の手紙をもらったエピソードを明かしている。 これは、10月にソロとして6年ぶりの新作『Sunken Condos』をリリースしたドナルド・フェイゲンがComplex誌の取材の中で明かしたもの。カニエ・ウェストが2007年に発表したアルバム『Graduation』に収録されている“Champion”という曲で、ラリー・カールトンのギターソロでも有名なスティーリー・ダンの1976年のシングル“Kid Charlemagne”がサンプリングされていた件について訊ねられると、このサンプリングの許諾をした経緯についてフェイゲンが語った。 カニエ・ウェストは使用許可を求めるため、フェイゲンが歌う「Did you r

                                                  • 大学卒就職の話題 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                    いわゆる「就職コア層」といわれる旧帝大や早慶クラス私大のさらにその一部分の学生たちがすでに内定を得て、いまは非コア層の就職活動が勢いを増している。非コア層どっぷりといえる私の大学の学生たちもこの気候不順な中、就職活動と(多くの学生はゼミと1、2科目程度だが)学業に励んでいる。正直、例年になく就職への関心が高いように思える。 ところで正確な数字は出さないでおくが、2010年度卒の内定調査を行ったが、これが昨年比でもそんなに悪くないようにに私には思えた。ひとつには学生たちが不況を懸念してかなり例年よりも早く就職活動を行っていたことにもあるが、本当の要因は違うところにあるような気がする。これは僕個人の推測でしかないが(非コア層該当の他大学も似たりよったりと考えてみて)、不況の深化に伴って大手企業志向が強まり、大手企業が買い手市場化をより一層強める一方で*1、非大手企業は採用数の低下はあるものの、

                                                      大学卒就職の話題 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                    • G20(金融サミット)でわかる欧州の衰退と新興国の遅れ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                      ここ2、3日は伊豆にいったり帰宅してからもあまり時事的な話題に乗れないでいたのでちょっとした浦島状態。もちろん伊豆でもネットもテレビも新聞もなにもかも利用可能だったんだけれども関心の方向が別な領域(医療と食)に向かっていたのでまだ十分ふだんのモードに切り替わっていかない。 ただようやく金子勝・アンドリュー・ディビットの『世界金融危機』や今日の朝日新聞の一面を夜になって(笑)読んでから戦闘モードというものに切り替わった気がする(前者についてはまた改めて触れたい)。朝日新聞の一面は各国首脳がひな壇に並んで「G20際立つ新興国」というものだった。従来の間口の狭い先進国サミットに代替して、中国などの新興国が発言力を増していく、という構図である。そして政治的に主導しているのが欧州であり、日本の発言力は初めからないか(笑)喪失されているような印象で書かれている。これにはドル基軸通貨の終焉だとかが重なる

                                                        G20(金融サミット)でわかる欧州の衰退と新興国の遅れ - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                      • 脱社畜ブログの電脳くらげさんに会ってきた - My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers Only

                                                        2013-09-17 脱社畜ブログの電脳くらげさんに会ってきた 先日、脱社畜ブログの日野瑛太郎さんとお会いした。一応オフ会というかたちで主催させてもらった。 ちょっと前に日野さんがこんなことをツイートしていたのがきっかけ。 今宵は電気ブランが美味い。 — 日野瑛太郎 (@dennou_kurage) August 13, 2013 誰か企画してください笑 “@alu_nagara: @dennou_kurage じゃあ日野さんを囲む、脱社畜オフ会@神谷バーとかww” — 日野瑛太郎 (@dennou_kurage) August 13, 2013 @dennou_kurage @alu_nagara 企画します!「脱社畜さんを囲む会〜電気ブランに電脳くらげさんを浸そう〜(仮)」でいかせてもらいます!w — ファーレンハイトさん (@fahrenheitize) August 15, 201

                                                        • 小さな政府と社会保障拡大を求める欺瞞 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                          すなふきんさんの記事:小さな政府と社会保障の両立を求める変な国民(http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090908/1252362873)を読んだ。 また、「小さな政府」や「健全財政」という理念を不磨の大典のごとく信奉する改革原理主義者たちは、できれば医療保険制度や社会保障制度についても縮小撤廃の方向へ持っていきたいはずだが、日本国民の大部分はそうは思っていないだろうことは世論調査の結果からも推測できることだ。にもかかわらず表面的には「小さな政府」「健全財政」を支持する国民世論が強いようにも見える。これは本来矛盾することなのだがどういうことだろう。アメリカでは保守派による医療保険拡大への「草の根的」抵抗が根強いことを日本国民の多くは理解できないかもしれないが、むしろアメリカ保守派の姿勢の方が首尾一貫しているともいえる。「小さな政府」を求めつつ「社会保障充

                                                          • 民主党公約見直しの件(朝日新聞から) - Economics Lovers Live

                                                            今日の朝日読んで、う〜んとうなった。衆院選のマニフェストづくりが停滞しているという記事。民主党が埋蔵金をかなりあてこんでいるのは前々からわかっていたが、やはり11年度のプライマリーバランス黒字化を目標にしているわけか。この延長で、数日前の2年で景気回復するという小沢代表の発言が重なるわけだ。10年度までだからなぜか合う(苦笑)。つまり去年に「三年で景気回復」といっていた麻生首相と、年があけた分でいえばほぼ同じというわけで、まずはこのプライマリーバランス黒字化目標堅持ありきなわけね 笑。 朝日の記事でも税収減が深刻で、さらに民主は消費税増税も封印。埋蔵金も年6.5兆円では実行可能性に疑問がつく、とかかれる始末。 まあ、何度でも書くけれども、この11年度プライマリーバランス黒字化堅持という目標がなんで政権が交代しても堅持されるのかわけわかめである。そんなに財務省が好きなんだろうか? そもそも1

                                                              民主党公約見直しの件(朝日新聞から) - Economics Lovers Live
                                                            • 2015年転職市場はスタートアップが主役になる!?転職エージェントに聞いてみた | シゴトLOVERS - 明日のシゴトが楽しくなるビジネスハック術

                                                              他の市場と同じように転職市場もまた日々好況不況の変化があります。 転職のタイミングは誰しも難しいもの。果たして全体的な視点で見てみると、今が転職する上で有利なのかどうかは、なかなか判断がつきにくいものです。 そこで今回は、IT・インターネット業界の転職支援事業を行っているアクシス株式会社の末永雄大氏に2015年のIT業界の転職市場についてインタビューしてきました。 2014年はスタートアップ雇用の元年 Photo By vintagedept Q:2014年までの転職市場を振り返ってみるとどんな流れがありますか? 末永氏:求人業界は景気の影響を最も受けやすいと言われています。求人業界で言われていることとして、7~8年周期で景気の波があり、前回の底が2008年のリーマン・ショックの時期でした。 そこからの立ち上がりが2012年からの活況の流れですが、時期的に2014年はこの活況のピークになる

                                                                2015年転職市場はスタートアップが主役になる!?転職エージェントに聞いてみた | シゴトLOVERS - 明日のシゴトが楽しくなるビジネスハック術
                                                              • Blog Lovers Advent Calendar 2015 - Adventar

                                                                Blogが大好きなブロガー 主催:Naifix ブログを愛してやまないブロガーが集うアドベントカレンダーです。 2015年を振り返って楽しかったこと、ブログをやっていて良かったことを書いていきましょう。 参加条件 ブログがあればOK 空いている日に登録してください 記事の内容 2015年のブログ運営報告 ブログを始めて良かったこと・楽しかったこと 2016年の目標などなど 基本的に記事の内容は問いません。ブログの楽しさが伝わって、少しでもブロガーが増えれば良いなと思います! 記事を公開したら 担当した日に記事を公開したら、カレンダーの日付をクリックしてURLを記入してください。 Twitterでシェアするときは #BlogLovers2015 をつけていただくとありがたいです(´∀`)

                                                                  Blog Lovers Advent Calendar 2015 - Adventar
                                                                • [経済]昭和恐慌研究会ブックリスト2009前半/2009-08-16 - Economics Lovers Live

                                                                  昭和恐慌研究会というよりもすでに平成恐慌研究会に名称変更した方がいいような気がする。さて『昭和恐慌の研究』のメンバー「昭和恐慌研究会」の面々の今年になってからの書籍ベースでの本を紹介。学生のみなさんをはじめ、夏休み後半の読書にどうでしょうか? 1 岩田規久男『日本銀行は信用できるか』 岩田先生の新作であり、入魂の日本銀行論。日本銀行の組織、政策などを批判的かつ包括的にとりあげたもの。後で別エントリーで内容紹介予定 日本銀行は信用できるか (講談社現代新書) 作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/08/19メディア: 新書購入: 10人 クリック: 163回この商品を含むブログ (73件) を見る 2 若田部昌澄『危機の経済政策』 若田部さんの久しぶりの単著での新作。30年代の世界恐慌、戦後のインフレ不況、日本の大停滞、そして今回の経済危機までの4つの危機の失敗から

                                                                  • 緊急経済対策の“真水”推理:日本経済新聞などから - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                    緊急経済対策の事業規模は総額108兆円程度だが、今日閣議決定されるが、現時点で日経が出してる記事が正しいと前提して考えてみる。 緊急経済対策、迅速さカギ 給付遅れれば影響深刻:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57721290W0A400C2EA1000/ 基本的な発想は、IMFの二段階にわけた政策対応を採用している。日経の報道では、「緊急支援フェーズ」と「V字回復フェーズ」と呼ばれるものだ。総額は事業規模で108兆円で、これはGDPの約二割である。この数字は、主要20カ国・地域(G20)が3月26日に、テレビ電話会議を開催し、総額5兆ドル(約550兆円)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を行うとしたものの、“国際公約”な負担を意識してのものだろう。GDP比でいうとドイツもまた約2割の財政出動を行う。 事業規模自体は10

                                                                      緊急経済対策の“真水”推理:日本経済新聞などから - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                    • ポスター - Grayscale Lovers

                                                                      とくに人が密集するところでは、持ち方次第で傘が凶器になってしまいますが、それを注意喚起するポスターを駅などで見かけません(少なくとも僕の観測範囲では)。 ということで、とりあえずポスターのデータがあれば誰かに役に立つかもしれないと思い、傘の持ち方についての注意喚起ポスターを作りました。 本当なら僕が印刷していろんな駅に貼ってもらいたいところなのですが、残念ながらそれを実行するだけのお金を僕は持ち合わせておりません。 もし交通機関にお務めの心ある方がこのページをご覧になっていらっしゃいましたら、このポスターをどこかに掲示していただけると幸いです。 交通機関に務めていらっしゃらない方も、身近なところに掲示して近くの人にお知らせくださると嬉しいです。 どなた様でもご自由に印刷・掲示できます。報告等の必要はございません。 データはPDFをご用意しております。以下よりダウンロードしてください。 A4

                                                                        ポスター - Grayscale Lovers
                                                                      • ECB利上げ。日本はどう対応すべきか? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                        ECBが予想通りに利上げを行った。総合インフレ率や(非加工食品、エネルギー関連を抜かした)コアCPIの最近の上昇基調、さらに消費者・企業の今後1年間における物価上昇予測の増加をみての判断ではないか、と解説されている。またしばしば解説で利用されている理屈は、食料品や原油価格の高騰が、人々のインフレ期待を高め、それが総合インフレ率だけではなく、(食料、エネルギーを抜かした)コアCPIまでも上昇させることにつながるのではないか、という説明である。もっとも多くの解説はどんな物価指数をみて記事を書いているか判然としているわけではなく、曖昧に「インフレ」や「インフレ懸念」などの言葉で代用しているだけであり、正直、私もそれらの解説の書き手がどんな指数を念頭に置いているのかわからないケースがほとんどである。そのような区別などそれらの解説記事では枝葉末節なのかもしれない(もちろんそんなことはないが)。 とこ

                                                                          ECB利上げ。日本はどう対応すべきか? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                        • bewaadの発言が単に意味が不明な件 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                          http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100514/p1 正直、このbewaadなる人物が何をいいたいのか、最近の彼のエントリーを読むと、過去の彼の発言と違うような不明瞭な印象をもつし、そもそもこのエントリーも僕には何を彼がいいたいのか皆目理解できない。まず日本語として意味が不鮮明なことこの上ない。このbewaadの発言もただ単なるノイズと考えるべき段階にきているのかもしれない。 まず彼は拙著『デフレ不況』の批判として、ロゴフのインタビューを持ちだしてきている。その上でこのロゴフの発言をBISビューだとし、さらに「であるならば」とした上で、日銀がBISビューにたつのでそれはいまだどちらが正しいのか決着がつかない問題である、としている。 まずそもそも日本銀行がBISビューに立つのでもどんなビューに立脚するのでもいいが、日本銀行の政策のミスが単に特定のビューに立脚してい

                                                                            bewaadの発言が単に意味が不明な件 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                          • クルーグマンの発言解釈学について - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                            僕はみなさんも御存知のように専門は、日本の経済思想史研究。一般に「経済学史」「経済学説史」「経済思想史」の一分野を専門としているわけです。で、この商売の人は、特定の人物(あるいは集団・組織)の発言の意義を、まあ解釈するのがその研究の多くの中身になります。 例えば、その研究対象となった人(多くは物故者)の発言が、その人がその発言をした時代とどう関係しているのか(いないのか)、あるいはいまの時代への教訓としてどのようなものを引き出せるか、あるいはもっと狭くその人の発言の矛盾があるのかないのか、などというわけです。 特にいま最後にあげた、特定の人物の発言に矛盾があるのかないのか、などをめぐってしばしば「アダムスミス問題」(スミスの『国富論』と『道徳感情論』との立場は一貫しているのか否か)など、「なんとかという人の問題」というものが話題になります。 こういうものは、実際の経済政策ですとか、あるいは

                                                                              クルーグマンの発言解釈学について - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                            • 民主党にも積極的金融政策を支持する議員はいます 2008-12-23 - Economics Lovers Live

                                                                              このブログでは民主党の経済政策の理解にはかなり辛らつな発言をしているわけです。ただ僕は応援政党がないので、どの政党どの組織でも、不況の中ではあたりまえの積極的な金融・財政政策を採用する政党または議員(議員候補)を応援しています。民主党というとブログ的には金子さんのブログがリフレ的として知られています。今日は普段から僕が注目している民主党の議員ブログを紹介(というか僕がでてきてるので釣られた 笑)。 馬淵澄夫さん(衆議院議員)のブログより。 http://mabuti-sumio.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-b8e9.html 案の定、0.2ポイント下げの中途半端な利下げに終わった 日銀政策決定会合。 FRBバーナンキの本気度などと比べるまでもなく、お話にな らない。笑われてるぞ、日本は。 0.1%など、もう一度、利下げを可能とする金利の維持を図っ

                                                                                民主党にも積極的金融政策を支持する議員はいます 2008-12-23 - Economics Lovers Live
                                                                              • 一年の計は「ワレ危機ヲ発見セリ」にあり - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

                                                                                お正月ももうお終い。そんなひと時の慰安を打ち消すように、書店の経済書の棚にいけば、もう泣く子も黙る危機がやってきた! どこに? たぶん脳内に! というわけで常日頃、「危機、危機っていつくんだ?」と疑問を抱かれている方のために整理してみました。ご参照ください。 まず今年! 本当の危機が始まり、ソブリン恐慌がはじまり、そしてロスチャイルドは黄金支配で金大暴落、ついでに?ユーロ大炎上の年です。考えただけで頭いっぱいですw 2011年 本当の危機が始まる! 作者: 朝倉慶出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/11/12メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 132回この商品を含むブログ (2件) を見る2011年日本経済 ―ソブリン恐慌の年になる! 作者: 高橋乗宣,浜矩子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/11/19メディア: 単行本 クリック: 10回この

                                                                                  一年の計は「ワレ危機ヲ発見セリ」にあり - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
                                                                                • Economics Lovers Live - タミフル問題を考える素材集

                                                                                  タミフル問題についてITOKさんにお願いして主にネットで収集できる資料・議論を中心にまとめてみました。これはもちろん素人がこの問題に関心をもって(専門家もしくは関係機関などのソースから)いくつかの論点を抽出し、自分たちなりに議論を整理するために行ったものです。僕の貢献は全然ありません。ITOKさんありがとうございます。また同様の試みとして私が目にしたものでは、finalventさんのエントリーも有益で下の私たちのものと補い合うと思いました。 なおタミフルの副作用問題に直接は関連しませんが、間接的な問題圏といえるインフルエンザの世界的流行(パンデミック)を扱った著作について以前、僕は書評を書いたことがあります。このブログの過去エントリーにも掲載しましたが、関連もするかな、と思いここにも再掲載します。それと経済学者としてはポズナーの一連の著作が参考になるはずですが本日時間があれば紹介します。

                                                                                    Economics Lovers Live - タミフル問題を考える素材集