「孤高の存在」。 聞くと何か、羨望の感じがある。 しかし、「孤高」と「孤独」は違う。 ただ、別にそれでも良いじゃないか、と思うのだ。 秋も終わり、そろそろ肌寒くなってきたある深夜のことだった。 その日、我々はとあるラーメン屋にいた。 私、何時もの腐れヘルニア野郎(治った)のG、そして先輩のJだ。 3人揃って来るのは初めて。 それぞれがそれぞれで来店している。 もう無くなってしまったとのことだが、このラーメン屋、通称「ドブ」。 もしかすると天一よりもスープの比重が高い。 私は「水飴」と読んでいたが、「ドブ」の方が面白い。 とにかく、スープから何から何まで旨い。やたらクセになる濃さ。具も当時のラーメンとしてはかなりぶっちぎったレベル。 クセの強いラーメンなので多数の中毒者を産み出していた。 しかし、問題が一つ。 何回言っても・・・・ 麺がヤワヤワなんじゃ・・・・・・・ッッ!!!!!! 洒落なら