ダイヤルアップ接続はガマン大会!? 筆者のPC体験はWindows3.1が最初だ。スイッチを入れると、「ファファー!」なる、Windows史上最高の勇ましい起動音とともに立ち上がる。 ある日、母親の仕事用としてリビングに登場した。家庭用でも使っていい、となったが最初はよく使い道がわからず、付属でついてきた虫の声を聴くCD-ROMを楽しむ程度にとどまっていたが、そのうちWindows95が登場し「インターネット時代到来!」が叫ばれた。そうだ、ウチにもPCがあるじゃないかと、そこからどうにか悪戦苦闘して、インターネットへつないだ。 当時使っていたのは富士通の「FMV-466C」。PCのエンジンであるCPUにはPentiumが出る前にあった1992年発売の486DX2 66MHzを搭載し、メモリはわずか8MB。ハードディスクの容量は420MBだ。 正直インターネットをやるには、当時ですら頼りない