設計には軍の研究所も関わっているんだとか。 特殊鋼を使い、さらに防爆構造にも インド鉄道省は2024年6月16日、同国北部のジャンム&カシミール渓谷にかかるシェナブ橋を最初の列車が通過したと発表しました。 この橋は、インダス川水系シェナブ川を跨るアーチ橋(両端部は高架橋)で、世界で最も高い位置にある鉄道橋で、かつ世界で最も高い位置にあるアーチ橋にもなります。 橋の全長は1315m、その高さは川面から359mあるそうで、単純計算で東京タワー(333m)よりも26m高い位置にかかっていることになります。 拡大画像 世界で最も高い位置にある鉄道橋で、かつ世界で最も高い位置にあるアーチ橋のシェナブ橋(画像:コンカン鉄道)。 なお、橋の開通はインドの国家プロジェクトとして進められたため、設計には国防研究開発機構(DRDO)が支援で関わっているほか、特殊鋼を多用して防爆構造にもしてあるといいます。 ま