「水戸市と言えば?」と問われて、貴方はまず何をイメージするだろうか。とりあえず、水戸ホーリーホックは置いておくとして。 名物の水戸納豆だろうか。それとも「日本三名園」のひとつ偕楽園だろうか。はたまたNHKの地震速報で水戸放送局の定点カメラが映し出す、水戸芸術館のオブジェだろうか。いやいや、水戸のパブリックイメージといえば、やはり何と言っても水戸黄門であろう。「じゃん、じゃじゃじゃじゃん、じゃじゃじゃじゃん、じゃじゃじゃ、じゃんじゃん」というボレロのようなイントロの主題歌でおなじみのテレビシリーズは、1969年の放映開始から43回ものシリーズを重ね、昨年12月19日をもって最終回を迎えることとなった。 「水戸黄門が終了した今、水戸の看板を背負い、水戸を全国に発信する存在は何かといえば、ホーリーホックなわけです。去年の選挙の際、わたしはスポーツ文化の重要性を訴えてきましたが、水戸黄門の放送