「レビン」と言えばかつて存在したトヨタ「カローラ」のスポーツモデル「カローラレビン」が一般的です。 実は中国では現在も「レビン」が販売されています。 いったいどのようなクルマなのでしょうか。 1972年に誕生した「カローラレビン」は当時販売されていた2代目カローラに、セリカ由来の2T-G型1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載させた「スポーツモデル」として開発されました。 「稲妻」を意味する車名はその名の通り、カローラにおける「SL」や「SR」といった既存のスポーツグレードよりも刺激的な走りを提供し、プロ・アマ問わず、さまざまなモータースポーツの場で活躍しました。 その後、数回のフルモデルチェンジを経ていますが、中でも最も有名なのは4代目でしょう。 4A-GEU型1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載する「GT」系グレードはその型式「AE86」から「ハチロク」として知られ、姉妹車の「スプリ