Anonymous Coward曰く、 Chromiumプロジェクトは今週、重大度の高いセキュリティバグの約70%は、メモリの安全性に関する問題(ポインタの誤り)に由来すると発表した。これはGoogleのエンジニアが2015年以降の912の重大度の高い、もしくは重大なセキュリティバグを分析した結果から導き出させたものだという。これはユーザーのセキュリティを危険にさらすだけでなく、Chromeの修正と出荷においてコストを増大させているとしている。 同様の問題はMicrosoftも指摘している。2019年2月のセキュリティ会議で講演したMicrosoftのエンジニアは過去12年間、Microsoft製品のすべてのセキュリティアップデートの約70%がメモリの安全性が原因だったと指摘している。端的に言えば、コードベースで2つの主要なプログラミング言語であるCとC++は「安全でない」言語であるという