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デカルトの検索結果1 - 29 件 / 29件

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デカルトに関するエントリは29件あります。 哲学考察翻訳 などが関連タグです。 人気エントリには 『山形浩生の重訳版『方法序説』 - デカルトの重箱』などがあります。
  • 山形浩生の重訳版『方法序説』 - デカルトの重箱

    ながったらしいブログ、読みましたよ(笑)。 山形さんの訳には、一長一短があると思います。 色々と言う割には、いい加減なところもあると感じています。 若い人の中に、山形さんのイデオロギーを無批判に礼賛される方が少なからずいて、ちょっと困ったもんだと思ったこともありました。彼らによると、学者による訳、とりわけ岩波文庫の訳は「ダメ」なんだそうです。 たしかに、岩波文庫の中にも問題の多い訳本もありますが、名訳もあると思うのですがねぇ。 村山伝兵衛さま ありがとうございます。ご苦労さまでした。通読する粘りある読者さんが、他に少なくとも3名はいらっしゃるようです、3拍手あるので(汗) 一体どういう方がお読みになっているのでしょう…謎は深まるばかりでございます(汗) ところで、先日私は、T書店T店長にいただいた小冊子『図書 2019年9月号』の巻頭エッセイ「本当はバージョンが二つ作れたらいい」(岩波書店

    • kmiura on Twitter: "科学者はとことん「疑う」の。政治に懐疑、データに懐疑、社会に懐疑。その懐疑自体を発見し記述するのが批判的職能であり、できないのは仕方がないけど体制にも懐疑的であるというのがデカルトにはじまる近代科学者のあるべき姿勢であって「政治的中立」とかいってる科学者は科学者じゃないよ。"

      科学者はとことん「疑う」の。政治に懐疑、データに懐疑、社会に懐疑。その懐疑自体を発見し記述するのが批判的職能であり、できないのは仕方がないけど体制にも懐疑的であるというのがデカルトにはじまる近代科学者のあるべき姿勢であって「政治的中立」とかいってる科学者は科学者じゃないよ。

        kmiura on Twitter: "科学者はとことん「疑う」の。政治に懐疑、データに懐疑、社会に懐疑。その懐疑自体を発見し記述するのが批判的職能であり、できないのは仕方がないけど体制にも懐疑的であるというのがデカルトにはじまる近代科学者のあるべき姿勢であって「政治的中立」とかいってる科学者は科学者じゃないよ。"
      • デカルトはそんなこと言ってない ドゥニ・カンブシュネル(著/文) - 晶文社 | 版元ドットコム

        紹介 〈我思う、故に我在り〉はかくも誤解されてきた! 「〈我思う、故に我在り〉は大発見」「人間の身体は単なる機械」「動物には何をしたっていい」……ぜんぶ誤解だった! 世界的権威が21の「誤解」を提示、デカルトにかけられた嫌疑をひとつひとつ晴らしていく。 「近代哲学の父」「合理主義哲学の祖」などと持ち上げられながら、その実デカルトほど誤解されている哲学者はいない。それでよいのか? 見かねて立ち上がったデカルト研究の世界的権威が、私たちの誤解に逐一反駁を加えながら、デカルト本来の鋭く豊かな思考を再構成する。デカルトが言ってたのはこういうことだったのか! 硬直したデカルト像を一変させるスリリングな哲学入門。 目次 凡例 日本語版への序文 はじめに 1.学校で教わることはどれも役に立たない 2.感覚は私たちを欺く 3.明晰判明でなければ決して真ではない 4.方法の規則は少ししかない 5.神はやろう

          デカルトはそんなこと言ってない ドゥニ・カンブシュネル(著/文) - 晶文社 | 版元ドットコム
        • デカルトによる認識の転換によって生まれた近代的自我としての認識者 〜神から人間への理性の使い方の変化【デカルト『方法序説』】 - 日々是〆〆吟味

          デカルトによる認識の転換 〜神から人間へ 良識(理性)は万人に与えられている 神によって与えられるかしこさ 頭の良し悪しは頭の使い方の上手下手である 神から人間へと移った認識の根拠 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『方法序説』】 【新版 哲学・論理用語辞典】 デカルトによる認識の転換 〜神から人間へ 良識(理性)は万人に与えられている デカルトといえば『方法序説』なのですが、この『方法序説』の冒頭には面白いことが書いてあります。曰く、良識は万人に与えられている。この良識とはなんじゃらほい、と注を見てみますと、理性と同じ、と書いてあります。では理性とはなんぞや、といいますと、普通本能に対してそれを抑えるもの、と理解されているかもしれませんが、実は違っていて、理性とは西洋哲学の文脈の中では自分で考える能力のことを指します(簡単に説明すればですけどね。詳しくはいい辞書載せておきますからそち

            デカルトによる認識の転換によって生まれた近代的自我としての認識者 〜神から人間への理性の使い方の変化【デカルト『方法序説』】 - 日々是〆〆吟味
          • デカルト『方法序説』の考える方法 〜正しいもの以外は認めず、問題の分割し、簡単なものから順に考え、最後の全部検討する、という4つの規則【デカルト『方法序説』解説/紹介】 - 日々是〆〆吟味

            デカルト『方法序説』と考える方法 〜デカルト曰く、これですべて考えつくせる、とのことです 考えるための4つの順序 デカルト曰く、あらゆる問題をこの方法で考え尽くせる 証明された正しいものとしての数学 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『方法序説』】 デカルト『方法序説』と考える方法 〜デカルト曰く、これですべて考えつくせる、とのことです デカルトは正しいことをどのように考えたのでしょうか。とりあえずヒントは『方法序説』というタイトルにもあります。方法序説って、一体なんの方法なのでしょうか。それは考える方法なのでした。 考えるための4つの順序 デカルトはあらゆるものを疑えると言い、確かなものは疑っている私しかない、とまで考えました。ではその時どうやって考えたのでしょうか。それはー 1.とにかく証明されていて自分で正しいと思われぬものはすべて正しいと認めませんでした。 2.そして考えるべき

              デカルト『方法序説』の考える方法 〜正しいもの以外は認めず、問題の分割し、簡単なものから順に考え、最後の全部検討する、という4つの規則【デカルト『方法序説』解説/紹介】 - 日々是〆〆吟味
            • デカルト哲学『幾何学』における空間の数学化による自然世界=物の転換と神意による意味づけの排除【デカルト『幾何学』】 - 日々是〆〆吟味

              空間の数学化 〜物質以外は空間を占めない。ので神は追い出された 空間と物と数学者デカルト 空間の数学的認識の試み 空間の数学化による神の意図の排除 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『幾何学』】 【小阪修平『イラスト西洋哲学史』】 【ベル『数学をつくった人びと』】 【クライン『数学の文化史』】 空間の数学化 〜物質以外は空間を占めない。ので神は追い出された デカルトによって自然世界における物は物、と認められるようになりましたが、それは自然世界を神の創造物としてではなく空間に存在しているだけの物として捉えたからでした。同じ空間の中にはひとつの物しか存在できず、そこに他の物は入り込む余地はなくなったのです。そのため物から神は追い出されてしまったのでした。 空間と物と数学者デカルト では何故空間にひとつの物しか存在しないのでしょうか。そこには数学者としてのデカルトがいるのでした。 多分中学生

                デカルト哲学『幾何学』における空間の数学化による自然世界=物の転換と神意による意味づけの排除【デカルト『幾何学』】 - 日々是〆〆吟味
              • 人間に与えられる社会認識の問題と、それに対する自我 ~デカルトの懐疑した社会的価値と疑う自我の発見【デカルト『方法序説』】 - 日々是〆〆吟味

                社会からの認識の問題と、それに対する自我 〜まずはデカルト 社会の価値観と危険性 デカルトと自我と疑うべきあらゆるもの 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『方法序説』】 【デュルケーム『宗教生活の原初形態』】 【トマス・アクィナス『神学大全』】 社会からの認識の問題と、それに対する自我 〜まずはデカルト 社会の価値観と危険性 デュルケームの言う通り人間の認識が社会(集合表象)から与えられるのだとすれば、色々と問題が出てきそうです。社会(もしくは世の中と言った方がいいのかな)から価値観を与えられて正しいものだと思っていても、間違っているということなどしょっちゅうありそうです。 たとえば世の中で誰かを犯罪者に仕立て上げてしまった時、事実として間違っていても世論が沸騰していれば違うと言いにくいかもしれません。また別に犯罪でもないスキャンダルで苛烈に指弾されているのを塗りかえようとするのも至難

                  人間に与えられる社会認識の問題と、それに対する自我 ~デカルトの懐疑した社会的価値と疑う自我の発見【デカルト『方法序説』】 - 日々是〆〆吟味
                • 我思う故に我ありの意味と、自我の哲学の発見と個別化される人間 〜様々な価値観を懐疑し最後に残された疑う者としての我【デカルト『方法序説』】 - 日々是〆〆吟味

                  自我の発見と個別化される人間 〜デカルトの疑問と共に あらゆる価値観を疑ったデカルト 物事を認識するのはこの私(=自我)において他にない 個々として決定的に違う存在としての自我 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『方法序説』】 自我の発見と個別化される人間 〜デカルトの疑問と共に デカルト以前は人間の認識能力も神から与えられていました。何故なら神はすべての創造主なので、人間の諸能力も神によって作られているからです(多分)。それをデカルトは人間の中に変更しました。その根拠が我、すなわち自我というわけですね。 ですが何故このようなことをデカルトは考えたのでしょうか。または考えなくてはいけなかったのでしょうか。 あらゆる価値観を疑ったデカルト それはデカルトがあらゆる価値観を疑ったからです。デカルトは当時最高の大学に学び、しかも大秀才だったデカルトは当時教わることの出来たすべての学問を修めま

                    我思う故に我ありの意味と、自我の哲学の発見と個別化される人間 〜様々な価値観を懐疑し最後に残された疑う者としての我【デカルト『方法序説』】 - 日々是〆〆吟味
                  • 人間精神の外から与えられる社会認識と精神の内で自我によって疑う態度 〜デュルケームの集合表象とデカルトの自我の違いや対比と理解の順序と必要性 - 日々是〆〆吟味

                    社会から与えられる認識と疑う態度 〜どちらも間違ってないのかな 懐疑と信用 デュルケームとデカルトはどちらが正しいの? 〜多分どっちも正しく、順序が違うだけ 絶対的な正しさの根拠はどこにあるの? 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『方法序説』/デュルケーム『宗教生活の原初形態』】 社会から与えられる認識と疑う態度 〜どちらも間違ってないのかな 懐疑と信用 デカルトが疑ったものには世の中の通念もありました。確かに世の中にまかり通っているウソというものはあるかと思います。またウソではないけど間違っていた、ということもあります。たとえば医学知識が変わって、かつて悪いとされていたものが良い、なんていうのはよく聞く話です(逆もありますね)。しかしこれはウソをついていたわけではありませんし、また古いとされる知識が当時の判断で間違っていたわけでもありません。さらに言うと、じゃあ、今正しいとされている

                      人間精神の外から与えられる社会認識と精神の内で自我によって疑う態度 〜デュルケームの集合表象とデカルトの自我の違いや対比と理解の順序と必要性 - 日々是〆〆吟味
                    • 【まとめ】デカルトの哲学と考え方 ~自我と個人、自然の世界の転換『方法序説』『幾何学』紹介/解説【25】 - 日々是〆〆吟味

                      まとめ25 デカルトの哲学と考え方 ~自我と個人、自然の世界の転換『方法序説』『幾何学』紹介/解説 このまとめの要旨 書いたものの一覧 現在時間がなくリンク切れのままとなっております。申し訳ありません。 まとめ25 デカルトの哲学と考え方 ~自我と個人、自然の世界の転換『方法序説』『幾何学』紹介/解説 このまとめの要旨 今まで書いてきたものの中からデカルトに関するものをまとめてみました。多少デカルト以外のものも含まれていますが、それなりに関係ありそうなので一緒に並べています。興味ありましたらご覧ください。 書いたものの一覧 www.waka-rukana.com デカルトはあらゆるものを疑って近代哲学の基礎を築いた人だけど、その疑ったものの中には社会的な価値観もあった、ーというようなお話。 www.waka-rukana.com デカルトの行ったことは基本的に神から人へ、ということであり、

                        【まとめ】デカルトの哲学と考え方 ~自我と個人、自然の世界の転換『方法序説』『幾何学』紹介/解説【25】 - 日々是〆〆吟味
                      • デカルトの心身二元論における精神と身体の分離と、身体と自然の統一的な理論である機械論的世界観 - 日々是〆〆吟味

                        デカルトの心身二元論と統一的な自然世界の機械論的世界観 身体と精神の哲学的分離 【デカルト『省察』『哲学原理』】 【ニュートン『自然哲学の数学的原理』】 身体と自然の統一的メカニズム 中世的思想に対して革命的だった統一的な自然の機械論的世界観 【中世思想原典集成精選版3】 前回のお話 waka-rukana.com デカルトの心身二元論と統一的な自然世界の機械論的世界観 省察 (ちくま学芸文庫) 作者:ルネ デカルト 発売日: 2006/03/01 メディア: 文庫 フッサールの現象学のお話のついでに、ちょっと寄り道してデカルトの心身二元論についてほんの少しお話してみようかと思います。 身体と精神の哲学的分離 デカルトが近世/近代哲学の祖であることは有名ですけれども、同時に近代における身体と精神を分離させてしまった哲学者としても悪名高くなってしまっています。というのもデカルトは身体と精神を

                          デカルトの心身二元論における精神と身体の分離と、身体と自然の統一的な理論である機械論的世界観 - 日々是〆〆吟味
                        • 近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ ~セクストス・エンペイリコスからデカルトへ - 日々是〆〆吟味

                          近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ 近世哲学における既成哲学の拒絶 古代懐疑主義による徹底批判 【セクストス・エンペイリコス『学者たちへの論駁』】 近代哲学における新しい基礎の探求 【デカルト『方法序説』,ロック『人間知性論』,カント『純粋理性批判』】 転換される認識の基礎 前回のお話 古代における懐疑主義と近代の哲学者たちの関心 ~セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』の後世の影響 - 日々是〆〆吟味 近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ 人間知性論 1 (岩波文庫 白 7-1) 作者:ジョン・ロック 発売日: 1972/10/16 メディア: 文庫 古代懐疑主義の本が近世に再び世に出ることによって、本来古代の人々を対象に書かれた哲学が近世の人々にも大きく影響を与えました。それは自分たちの認識の基礎や土台をどうや

                            近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ ~セクストス・エンペイリコスからデカルトへ - 日々是〆〆吟味
                          • 機械論的自然観を生み出したデカルトと、自然と統一的な原理によってみなされるようになった人間観 - 日々是〆〆吟味

                            人間と自然を統一した機械論的世界と数学化 自然と身体と機械論的世界 【デカルト『省察』『哲学原理』】 【ラ・メトリ『人間機械論』】 人間の数学化 分解的理解の克服としての現象学 【フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』】 前回のお話 waka-rukana.com 人間と自然を統一した機械論的世界と数学化 自然と身体と機械論的世界 デカルトによる身体と精神の分離=心身二元論は同時に数字的世界の一種でもあります。というのも身体が機械論的に捉えられるということは、身体を数字に置き換えて捉えることも可能になってくるということでもあるからですね。 【デカルト『省察』『哲学原理』】 省察 (ちくま学芸文庫) 作者:ルネ デカルト 発売日: 2006/03/01 メディア: 文庫 哲学原理 (ちくま学芸文庫) 作者:ルネ デカルト 発売日: 2009/03/10 メディア: 文庫 自然世界

                              機械論的自然観を生み出したデカルトと、自然と統一的な原理によってみなされるようになった人間観 - 日々是〆〆吟味
                            • デカルトの懐疑とセクストス・エンペイリコスの懐疑主義 ~懐疑を巡る時代を超えた継承と忘却された中世哲学 - 日々是〆〆吟味

                              近世/近代に現れた懐疑主義の影響とデカルトの懐疑 【セクストス・エンペイリコス『ピュロン主義の概要』】 デカルトの懐疑 【デカルト『方法序説』】 デカルトの懐疑とセクストス・エンペイリコスの懐疑主義 中抜きされてしまった中世哲学 【キリスト教教父著作集,キリスト教神秘主義著作集】 前回のお話 近世/近代哲学における、古代懐疑主義からの影響による認識論の基礎づけ ~セクストス・エンペイリコスからデカルトへ - 日々是〆〆吟味 近世/近代に現れた懐疑主義の影響とデカルトの懐疑 方法序説 (角川ソフィア文庫) 作者:デカルト,小場瀬 卓三 発売日: 2013/07/25 メディア: Kindle版 懐疑主義が古代に起こってセクストス・エンペイリコスという人がまとめて本を書きました。その本がず〜っと後になって、千年ぐらいたってからまた出版されるようなことがありました。その結果この本をめぐって色々な

                                デカルトの懐疑とセクストス・エンペイリコスの懐疑主義 ~懐疑を巡る時代を超えた継承と忘却された中世哲学 - 日々是〆〆吟味
                              • 心身二元論の問題を克服しようとしたデカルトの松果体と、当時の医学の水準という限界 - 日々是〆〆吟味

                                デカルトの心身二元論と松果体 デカルトと心身二元論 【ダマシオ『デカルトの誤り』】 身体と精神をつなぐものとしての松果体 【デカルト『省察』『哲学原理』】 よくわからない松果体と当時の医学 【ハーヴェイ『動物の心臓ならびに血液の運動に関する解剖学的研究』】 前回のお話 waka-rukana.com デカルトの心身二元論と松果体 デカルトと心身二元論 デカルトの同時代には自然界というものがひとつのメカニズムによって動いているらしいということがわかってきた時代であり、それが自然界すべてを覆い尽くすものであれば人間の身体も同じように捉えられるはずであって、結果人体というものも機械論的に捉えられるようになって人間の精神と分離された形で理解されていくことになった、というわけで、後世非難されてしまいました。かわいそうなデカルト先生です。 【ダマシオ『デカルトの誤り』】 デカルトの誤り 情動、理性、人

                                  心身二元論の問題を克服しようとしたデカルトの松果体と、当時の医学の水準という限界 - 日々是〆〆吟味
                                • デカルトとFate/GOと天皇と物語 - 玖足手帖-アニメブログ-

                                  長くブログを書く癖があるので、努めて短く書く。Gレコのブログの資料集めのついでに。(Gレコはいつも2万文字ですが、今回は6千文字です) この記事を書こうと思ったのは、最近読み始めたルネ・デカルトの方法序説のフレーズがとても気に入ったから。 どんなに忠実な歴史でも、読みごたえがあるものにしようと史実の価値を変えたり増大させたりはしなくても、少なくとも、はなはだ平凡であまり目立たない事情はほとんどつねに省かれている。そのせいで、残りの部分は実際とは違って見えるようになり、自分の生き方を歴史から引いてきた模範によって律する人は、我々の小説(円卓の騎士物語、ローランの歌など。ドン・キホーテも同時期にあったらしい)に出てくるとんでもない騎士のようになって、自分の力に余ることを企てようとするのである。 Fateのサーヴァントのことだな、と思った。Fateシリーズのサーヴァントは円卓の騎士もいるが、本人

                                    デカルトとFate/GOと天皇と物語 - 玖足手帖-アニメブログ-
                                  • 近世哲学の祖!デカルトの本・入門書おすすめ6冊! - 生活百花

                                    画像引用元:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Frans_Hals_-_Portret_van_Ren%C3%A9_Descartes.jpg おはようござます!今回は近世哲学の父・デカルトの紹介をしたいと思います! デカルトと言えば「近世哲学の祖」と呼ばれる哲学史の超大物で、近代以降の哲学は彼を抜きにしては語れないほどの人物です。 私の大学時代の先生が言ってましたが、哲学者で打線を組むなら4番がカントで3番がデカルトであると。そのぐらいの大物なんですね。 しかし意外にもソクラテスやプラトン、アリストテレス、カント、ヘーゲル、ニーチェなどと比べて「名前も聞いた事がない」という人がいるほど知名度が低かったりします。 それはよくないと思い、今回はデカルトの入門書や本人の著作などでおすすめのものを紹介して行きたいと思います。 目次 ・デカルトの本おす

                                      近世哲学の祖!デカルトの本・入門書おすすめ6冊! - 生活百花
                                    • 【React】もっとデカルトみを感じたい ―― イベントの処理を親子で適切に分担する - Qiita

                                      という疑問が出てきたはずです。 これを題材にして、イベントが起きた時の処理を親と子でどのように分けたら良いのか考えてみます。 リセットする責務だけを子に分担させる 親から渡されたイベントハンドラを実行したあとに、 setTitle を使ってステートをリセットします。 import { useCallback, useState } from "react"; import { Button, Grid, Input, Paper, Text, Title } from "@mantine/core"; type Props = { onCreateTodoItem: (newItem: { title: string }) => void; }; const TodoCreateArea: React.FC<Props> = ({ onCreateTodoItem }) => { cons

                                        【React】もっとデカルトみを感じたい ―― イベントの処理を親子で適切に分担する - Qiita
                                      • Amazon.co.jp: デカルトはそんなこと言ってない: ドゥニ・カンブシュネル (著), 津崎良典 (翻訳): 本

                                          Amazon.co.jp: デカルトはそんなこと言ってない: ドゥニ・カンブシュネル (著), 津崎良典 (翻訳): 本
                                        • 「優柔不断は悪よりも悪い」一歩を踏み出せない人へ、デカルトの背中を押す言葉 絶対に確実なものを求めていたら、一生何もできずに終わる

                                          リンゴの入った籠がある。ほとんどが腐っている。腐ったリンゴを排除しようとするなら、少しでも傷があるものをすべて排除しておかないと、すべてを捨てることになりかねない。傷のついたリンゴを一つでも見逃せば、あっという間にすべてがだめになる。デカルトならば、すべてのリンゴを一つずつ点検し、無傷のものしか籠には戻さない。たとえリンゴが少なくなろうが、合格するリンゴが一つもなくても、手加減しない。 デカルトの特徴はこの徹底にある。確実な土台となるものを特定するには、疑ってかかることが必要だった。だが、疑うこと自体が彼の哲学の目的ではない。この点は、徹底して疑うことだけを考えていたピュロン〔紀元前三六五頃~前二七五頃。古代ギリシャの哲学者〕など、古代の懐疑論者たちとは一線を画す。もちろん、たとえ疑うことが真理を極める「手段」や「方法」にすぎないとしても、デカルトは徹底的に疑う。 世界は本当に存在している

                                            「優柔不断は悪よりも悪い」一歩を踏み出せない人へ、デカルトの背中を押す言葉 絶対に確実なものを求めていたら、一生何もできずに終わる
                                          • デカルトの見つけた奇数の完全数(?) - tsujimotterのノートブック

                                            今日は11/28で日付は 28。28は皆さんご存知の 完全数 ですね。 というわけで、今日は いい完全数の日 です! せっかくなので、完全数にまつわる面白い話をご紹介したいと思います! 未解決問題:奇数の完全数はあるか? 約数すべての和が自分自身の2倍に一致する自然数のことを完全数といいます。完全数としてよく知られているのは、 ですね。小さい方から数えて は2番目の完全数ですね。また、これらの完全数はすべて偶数となっています。 一般に、メルセンヌ素数を としたときに、 という数は完全数になることが比較的簡単な議論で示せます。このような完全数は、もちろん偶数になります。 逆に偶数の完全数が必ずこの形で表せることは、オイラーによって証明されています。たとえば、証明はこの動画でわかりやすく説明されています。 www.nicovideo.jp 実際、先ほどの4つの完全数は というように という形で

                                              デカルトの見つけた奇数の完全数(?) - tsujimotterのノートブック
                                            • デカルトの書簡からのダッシュの省略 津崎良典「真理とは何か?」 - オシテオサレテ

                                              現代思想2024年1月号 特集=ビッグ・クエスチョン ―大いなる探究の現在地― 作者:山極寿一,佐藤勝彦,中村桂子,永井均,三牧聖子 青土社 Amazon 津崎良典「真理とは何か?:神による永遠真理の自由な創造に関するデカルトの理説をめぐって」『現代思想』vol. 52-1, 2024年、203-212ページ。 デカルトの永遠真理創造説についての論文を読む。一箇所非常に気になる箇所があったので、記録として残しておく。 205ページには以下のように、デカルトのメルセンヌ宛書簡(1630年4月15日)が引用されている。 人はあなたに、もし神がそれらの〔永遠的とあなたが呼ぶ数学的〕真理を設定したのなら、神はそれらを、ちょうど王が自分の法に対して行うように、変えることもできるであろう、と言うでしょう。それに対しては、然り、もし神の意志が変えることができるなら、と答えなければなりません。―しかし、私

                                                デカルトの書簡からのダッシュの省略 津崎良典「真理とは何か?」 - オシテオサレテ
                                              • 「日本企業が外国籍エンジニアを活用すべき理由」デカルトサーチ代表、アモニック・パスカル・ヒデキ氏に聞く | 転職力を上げるためのおすすめ情報サイト【FIND CAREERS】

                                                経済産業省が公表した調査結果によれば、IT人材の需要は拡大し続ける一方で、IT人材の数は減少に向かうことが見込まれている。結果、IT人材の需給ギャップは2030年までに最大で約79万に達する可能性があると試算されており、我が国における大きな社会的課題の一つとなっている。そんな中、ここ数年、この課題を解決するための手段の一つとして、「外国籍エンジニアの活用」が大きな注目を集めている。そこで、今回は、外国籍エンジニアに特化した人材紹介会社「デカルトサーチ」の代表を務めるアモニック・パスカル・ヒデキ氏に外国籍エンジニア活用のメリットや押さえておくべきポイント等を聞いた(以下、敬称略)。 アモニック・パスカル・ヒデキ フランス生まれ。2003年にグランゼコールのENSEAを卒業後、2006年東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学専攻卒業。東京工業大学大学院では古井研究室にて、音声認識や自然言語

                                                  「日本企業が外国籍エンジニアを活用すべき理由」デカルトサーチ代表、アモニック・パスカル・ヒデキ氏に聞く | 転職力を上げるためのおすすめ情報サイト【FIND CAREERS】
                                                • ララビアータ:デカルトの読者 - livedoor Blog(ブログ)

                                                  『方法序説』について書いたことに対して、批判をいただいたので、それについての私なりの返答をやや詳しく述べておこう。 デカルトの普通の読者は、思考内容と思考態度を区別し前者を悟性、後者を意志に基づけるデカルトの考えに同意している。フッサールのように、前者を志向的内容として現象学的還元を通しても確保できると見なしている者もいる。しかし常々私は、Bedeutungの存在をSinnの探究の前提とするフレーゲ流の意味理論に共感を示してきた(「悪魔の現象学的還元」をめぐって、シェーラーを批判した若いルカーチの機知を引用したのも『読む哲学事典』p−142、それを示唆するためである。このエピソードは、パトナムの「外在主義」と並置することによって、さらに明確な意味を獲得するだろう)。 だが、デカルト自身に即しても、悟性と意志の峻別などという安易な態度、または現象学的還元などという姑息な手段が、明晰な意味理解

                                                  • デカルト哲学『幾何学』における空間の数学化による自然世界=物の転換と神意による意味づけの排除【デカルト『幾何学』】 - 日々是〆〆吟味

                                                    空間の数学化 〜物質以外は空間を占めない。ので神は追い出された 空間と物と数学者デカルト 空間の数学的認識の試み 空間の数学化による神の意図の排除 気になったら読んで欲しい本 【デカルト『幾何学』】 【小阪修平『イラスト西洋哲学史』】 【ベル『数学をつくった人びと』】 【クライン『数学の文化史』】 空間の数学化 〜物質以外は空間を占めない。ので神は追い出された デカルトによって自然世界における物は物、と認められるようになりましたが、それは自然世界を神の創造物としてではなく空間に存在しているだけの物として捉えたからでした。同じ空間の中にはひとつの物しか存在できず、そこに他の物は入り込む余地はなくなったのです。そのため物から神は追い出されてしまったのでした。 空間と物と数学者デカルト では何故空間にひとつの物しか存在しないのでしょうか。そこには数学者としてのデカルトがいるのでした。 多分中学生

                                                      デカルト哲学『幾何学』における空間の数学化による自然世界=物の転換と神意による意味づけの排除【デカルト『幾何学』】 - 日々是〆〆吟味
                                                    • ルネ・デカルトさんの名言: 良心を顧み実践する - イザちゃんのポジティブ思考 - 心は聴いた言葉でつくられる♪

                                                      良心を顧み実践する。 良心を持つだけでは十分ではない。 大切なのはそれをうまく使うことだ。 ルネ・デカルト

                                                        ルネ・デカルトさんの名言: 良心を顧み実践する - イザちゃんのポジティブ思考 - 心は聴いた言葉でつくられる♪
                                                      • 矢印の混乱に対処する: デカルト閉圏のための記法 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)

                                                        2023-02-09の僕のツイート: 矢印「→」が異なる意味でオーバーロードされているのは相当に深刻な問題だなー。 これで混乱したり挫折する人がいるから、弊害とても大きい。 十数年前からカリー/ハワード対応のセミナーとかやっているわけです。 複数の分野に関係する事柄を説明するのはなかなか難しい、計算過程を理解する/してもらうのも大変。だがしかし、僕やあなたが悪いとは限らない: 説明がうまくいかないときは用語法が悪いのかも知れない。 計算がうまくいかないときは記法が悪いのかも知れない。 デカルト閉圏周辺の記法、特に矢印の使い方を整理して、概念がもっとスッキリするように/計算がもっと楽になるようにしましょう。$`\newcommand{\cat}[1]{ \mathcal{#1} } \newcommand{\In}{\text{ in }} \newcommand{\mrm}[1]{\mat

                                                          矢印の混乱に対処する: デカルト閉圏のための記法 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 (はてなBlog)
                                                        • Pythonで複数のリストの直積(デカルト積)を生成するitertools.product | note.nkmk.me

                                                          Pythonで複数のリストの直積(デカルト積)を生成するにはitertools.product()を使う。 itertools.product() --- 効率的なループ実行のためのイテレータ生成関数 — Python 3.11.4 ドキュメント 単独のリストの順列・組み合わせを生成するには、同じくitertoolsモジュールのitertools.permutations(), itertools.combinations()を使う。 関連記事: Pythonで階乗、順列・組み合わせを計算、生成 本記事のサンプルコードでは、以下のようにitertoolsモジュールをインポートする。標準ライブラリなので追加のインストールは不要。pprintは結果を見やすくするために使用している。 関連記事: Pythonのpprintの使い方(リストや辞書を整形して出力)

                                                            Pythonで複数のリストの直積(デカルト積)を生成するitertools.product | note.nkmk.me
                                                          • スウェーデン語「我思う、ゆえに我あり。」デカルトの言葉

                                                            スウェーデン語とドイツ語の動詞は原則的に文章の2番目 スウェーデン語「我思う、ゆえに我あり。」 Jag tänker, alltså finns jag.  デカルトの言葉、tänkerはtänka(考える)の現在形、alltsåは副詞、finnsはfinnas(存在する)の現在形、動詞は文章の2番目にある。 フランス語「我思う、ゆえに我あり。」 Je pense, donc je suis. フランス原語、penseは動詞、doncは接続詞、suisはêtre動詞の1人称単数現在形、動詞が2番目にあるとは限らない。 ドイツ語「我思う、ゆえに我あり。」 Ich denke, also bin ich.  denkeはdenken動詞の1人称単数現在形、alsoは接続詞、binはsein動詞の1人称単数現在形、動詞は文章の2番目にある。 英語「我思う、ゆえに我あり。」 I think, th

                                                              スウェーデン語「我思う、ゆえに我あり。」デカルトの言葉
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