北京オリンピックスノーボード男子ハーフパイプは11日に決勝が行われ、平野歩夢選手が金メダルを獲得しました。スノーボードのハーフパイプで日本選手の金メダル獲得は男女を通じて初めてです。 スノーボードのハーフパイプは半円筒形のコースを滑り降りながら「エア」と呼ばれるジャンプの高さや空中での技の難度を競います。 決勝は予選を通過した12人が、それぞれ3回滑り、最も高い得点で順位が決まります。 予選トップ通過の平野歩夢選手は1回目の滑走を終えた時点で9位でしたが、2回目に軸を斜めに縦に3回転、横に4回転する最高難度の「トリプルコーク1440」を決めるなど、4回転の大技を3つ入れて、91.75の高得点をマークし、2位に浮上しました。 そして、最後の3回目、それまでよりも高いエアに加え、再び4回転の大技を3つ入れて、2回目を上回る96.00をたたきだし、逆転で金メダルを獲得しました。 また、平野選手は