東京都千代田区に本拠を置く発電プラント製造の「テスナエナジー株式会社」は、4月28日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。 2014年に設立の同社は、木質系バイオマスを燃料とするバイオマス発電プラントおよびバイオマス水素製造プラントの設計・製造を主力に事業を展開していました。 しかし、多額の設備投資が負担となり資金繰りが逼迫するなか、2019年に山形県内のプラントで爆発事故が発生したことで信用が失墜したため、事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。 負債総額は、帝国データバンクによると約14億6000万円、東京商工リサーチによると約28億7000万円(2020年3月期末時点)です。 「国内倒産」の最新記事 鳥取の水産物卸「ウチダフーズ」に破産開始決定、負債2億円 (24/09/09) 鳥取県境港市に本拠を置く水産物卸業の「株式会社ウチダフーズ」