合六強 巻 48 号 3 開始ページ 32 終了ページ 50 記述言語 日本語 掲載種別 研究論文(学術雑誌) エクスポート BibTeX RIS
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第二次大戦史で無視されてきた周辺国の兵士たち 第二次世界大戦において、一体どれだけの兵士が戦ったのか? 信頼に足る公式統計が全ての国で揃っているわけではなく、専門家による概算でも数字に多少の開きがありますが、多数の著作を持つイギリスの戦史家ジョン・エリスが1993年に上梓した“World War II: The Encyclopedia of Facts and Figures”(The Military Book Club)によれば、主な参戦国の従軍兵士の数は次のようなものでした。 ソ連:約3,000万人。ドイツ:約1,790万人。フランス:約460万人。この三大国だけで、すでに5,250万人に達しています。アメリカとイギリスは、それぞれ約1,635万人と約590万人ですが、これはヨーロッパとアジア/太平洋、大西洋の各戦域を合わせた数です。イタリアは、この本では「不明」となっています。
「台湾有事は日本有事」の思い込みは危うい~米中パワーゲームの駒になるな 日中国交正常化50周年の日本に必要なのは現実的で冷静な対中戦略だ 藤原秀人 フリージャーナリスト 米国のペロシ下院議長の台湾訪問に反発した中国による台湾周辺での大がかりな軍事演習は、日本の主張する排他的経済水域にも及んだ。 米中衝突に巻き込まれる不安「感じる」76% こうした中国の傍若無人のふるまいに対して、日本では多くの政治家や少なからぬメディアが台湾有事の恐れを指摘するだけでなく、「台湾有事は日本有事」と離島防衛など国防の強化を唱える。 米国で日米防衛相会談を終えたばかりの浜田靖一防衛相も9月21日、日本最西端で台湾に近い沖縄県与那国島を訪れ、陸上自衛隊与那国駐屯地を視察。朝日新聞の報道によれば、「南西地域の防衛態勢の強化は、我が国にとって喫緊の課題だ。目に見える形で強化していきたい」と述べた。 日本と中国が国交を
紹介 梶谷懐・高口康太両氏による本書「幸福な監視国家・中国」(NHK出版)は、コロナ禍の前、2019年8月に出版された。中国の監視社会を功利主義から読み解き、利便性のために中国国民は進んで監視社会を受け入れている実像を解き明かしつつ、アルゴリズムによる公共性の躍進は「決して他人事ではなく、より大きな『近代的統治の揺らぎ』として、人類に共有されつつある今日的課題として捉えるべき」(p.208)と警鐘を鳴らす良著である。 出版当時、本書は中国クラスタ界隈で相応に話題になった。ネットメディアでは、中国の監視社会を、一方的に批判し「なぜ」そのような社会基盤が構築されたのかを問わずに「中国怖い」と思考停止したり、「中国すごい」と諸手を挙げて歓迎する深センのイノベーション企業関係者によるポジショントークが溢れていたので、社会学的文脈で語られる本書は、中国人庶民のメンタリティや社会文化に理解がある層には
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