今年も面白い本をたくさん読ませていただきました。 上半期は上半期でまとめたので、下半期に読んだ本でよかったものを5冊紹介します。 ◆三体 三体 作者:劉 慈欣 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/07/04 メディア: ハードカバー はい。ご存じ『三体』。 そもそも書評サイト覗くような人は今更『三体』の紹介は必要ないか、既に読んでるかだろう。今更とやかく言うことなんてないので、なんか面白い小説読みたいという方は黙って読んでください。 とりあえず、スケールでかくて、広げに広げた風呂敷全部回収するんだから凄い。この手のSFだと途中でちょっとした綻びが見えて気になったりしちゃうんだが、三体ではそれがなかった。突っ込みどころがあってもうまくそうさせないというか。テンション高いまま読み続けられるのはとてもよい。 これが面白かったら、『折りたたみ北京』や、ケン・リュウ作品なんかに進んでみ