ディミトリ・ティオムキン(Dimitri Tiomkin, 本名: Dimitri Zinovievich Tiomkin, 1895年5月10日 - 1979年11月11日)は、映画音楽の作曲家で指揮者。マックス・スタイナー、ミクロス・ロージャ、フランツ・ワックスマンとならぶハリウッド映画の作曲家。 生涯 ロシア帝国領ウクライナのクレメンチュークで生まれ、ロシアのサンクトペテルブルク音楽院で教育を受ける。1925年にアメリカに移住し、1937年に市民権を取得する。 ロシア革命後に帰国し演劇活動を再開していたニコライ・エヴレイノフに協力して、1919年10月25日に革命三周年を記念して上演された野外スペクタクル『冬宮奪取』に音楽を提供している[1]。彼は東欧の音楽の影響を受けていたが、フランク・キャプラ監督の『失はれた地平線』(1937年)、『我が家の楽園』(1938年)、『スミス都へ行く