petrovich @petro_vich fox.2ch.net/test/read.cgi/… amazonで謎の本が大量に販売されているんだが "『亞書』という一冊64800円の本が90巻以上、どれも今年に発売されている" "内容も出版意図も全てが謎のシリーズ " amazon.co.jp/s/ref=as_li_ss… マジだ… 2015-10-22 19:51:48
『亞書』に係る経緯について 平成27年3月以降、発売元である株式会社りすの書房から『亞書』第1巻から第78巻まで、計78冊(1冊の定価6万円+税)が国立国会図書館に郵送されました。オンライン書店においても、一時、販売されていたこと、体裁も簡易なものではなかった等のことから、広く一般に頒布されている出版物と解し、受け入れ、納入出版物代償金を支払いました(42冊分の約136万円)。 平成27年10月以降、『亞書』について、ギリシャ文字等をランダムに配した解読不能な本であるとして、出版の目的等についてインターネット上で話題になったこと等を受けて、発売元に事情を聞き、頒布実態等を調査してきました。 『亞書』についての対応方針について 国立国会図書館は、発売元から聴取を行い検討した結果、郵送された『亞書』各巻1冊は、頒布部数が少なく、また、国立国会図書館法に列挙された出版物に該当せず、国立国会図書館
解読不能なシリーズ本「亞書」の制作者が2日、国立国会図書館から書籍の返却と代償金の返還を求められた件についてコメントを発表した。 制作者のコメント それによると、りすの書房は既に倒産しており、国会図書館側から請求は届いていないとのこと。今回の連絡は朝日新聞の記者からWebサイトを見るよう連絡があったという。返還については納得しており、3日中にも担当者に連絡を取り、手続きをするという。一方、国会図書館の対応について「この遅滞、このザマ」などと独特な表現で不満をあらわにしている。 全文 また、1冊6万4800円を600円に値下げする「亞書大売出し」を近く開催するとしている(実際に行うかは不明)。 コメント全文 国立国会図書館の代償金返還に関する声明 本日、国立国会図書館のホームページ上にて、旧りすの書房発行『亞書』に関する代償金の返還を求める旨が公示されたため、当社はこれを以て正式な請求があっ
――ギリシャ語のわかる人が見ても、まったく意味がわからないと言っていますが、どういう内容なのですか。 自分で書きましたが、パソコンでギリシャ文字をランダムに即興的に打ち込んだものなので、意味はないです。メッセージも特にない。デザインですね。題名も意味はなく、ひらめいて自分で付けました。作者は自分のペンネームであり、作品のイメージで名づけた架空の人物です。 ――全く同じ内容のページもありますが? 同じ部分が入っているところは意図的にしています。面白みを出すためです。 ――出版の意図は? 112巻まで作りましたが、132巻まで出したいと思っています。しかし本当は(分冊せずに)全部で1冊の分厚い本にしたかったんです。美術作品や工芸作品という感じですね。1冊1冊それ自体が、本というより立体作品。昨年12月から制作を始めましたが、構想は学生の頃からずっと温めていたものです。 ――誰に読んでもらおうと
国立国会図書館に1冊6万4800円(税込)のシリーズ本「亞書」が78冊納本され、発売元に約136万円が支払われていた問題で、国会図書館は2月2日、発売元の「りすの書房」に本を返却し、返金を求めると発表した。 りすの書房に聴取した上で検討した結果、「亞書」は(1)頒布部数が少なく、(2)国立国会図書館法に挙げられた「出版物」に該当しない──として、納入義務の対象に当たらないと判断したという。 国立国会図書館によると、「亞書」は昨年3月以降、第1巻から第78巻までが郵送で送られてきた。「オンライン書店においても一時販売されていたこと、体裁も簡易なものではなかったこと」などから、広く一般に頒布されている出版物だとして受け入れ、42冊分の約136万円を支払っていた。 「亞書」は「アレクサンドル・ミャスコフスキー」という著者名で出版され、一時Amazonでも販売されていた。ギリシャ文字とラテン文字が
10月21 亞書の謎 カテゴリ:亞書 事件でも何でもないのだが、最近ちょっと・・いや、かなり気になっているものがある。謎を追うものとしては、調査せずにはいられなかったのでここに取り上げてみようと思う。それはいったい何なのかというと・・・ 亞書1 [単行本]アレクサンドル・ミャスコフスキー亞書刊行會2015-02-23 この本である。亞書というタイトルで、Amazonでしか販売されておらず、 値段が64800円という本にしては異常な値段である。96まで巻数があるのだが、どれも1点しかないというのも不可解。なんといっても表紙が不気味ではないか。不吉な感じがしてならない。どういった本なのかなどなんの解説もなく、 わかっているのは作家は「アレクサンドル・ミャスコフスキー」という人物。名前からしてロシア人ぽいが、検索してもそれらしき作家が出てこない。この本しか書いていないようだ。ロシア語で検索すると
謎の書物「亞書」を追っていたらとんでもない結末になったでござる / このまま都市伝説化しそうなレベル 中澤星児 2015年10月26日 単体では意味をなさない文字。その文字の組み合わせで作られた文章には、人を感動させたり人生観を変えたりするほどの力がある。そしてそんな文章の宝庫である本は、さながら1つの宇宙だと言えるかもしれない。本とは不思議なものである。 現在、「亞書」という本にまつわる不自然すぎる謎がネット上で波紋を呼んでいる。そもそも字面からしてすでに怖いこの本だが、その謎を追っていたら、とんでもない結末を迎えてしまったのでここに残しておこうと思う。 ・「亞書」の謎 2015年2月25日に1巻が発売された本書。定価は1冊6万4800円。流通しているのは Amazon のみ、10月26日現在の時点で96巻までが刊行されている。著者には「アレクサンドル・ミャスコフスキー」「亞書刊行會」、
10月22 亞書の謎4 推論 カテゴリ:亞書 前回の続きを書こうとしていた矢先、りすの書房から返答が来た。なんと、ご丁寧に亞書のサンプルまで添付されていた。対応としては好感が持てる。 要約すると、『亞書』シリーズはりすの書房発行の書籍ではなく、版元のユダ書院よりりすの書房が販売・流通を請け負っている品とのこと。尚、巻数と終刊時期については現在のところ未定らしい。 サンプルであるが、PDFファイルで送られてきた。 全部で5頁あり、1頁だけ日本語でデカデカと「亞書」。その下に「ユダ書院」。 2頁目にКнига "ℵ" Александр Мясковский (1893-1930)とある。 作者は故人のようだ。 残り3頁はギリシャ語だろうか。 長い文章が書いてあるが、無論私には読むことが出来ない。 上記メール内容が事実であれば、亞書そのものと「りすの書房」は直接的な関係がないということだろうか
昨年国会図書館が購入した書籍が大きな話題を呼びました。高額な割にギリシア文字の羅列で文献的価値が無い書籍「亞書(あしょ)」が法律により136万円もの税金で購入されネット上で炎上しましたが、ついに国会図書館が書籍の返却と代償金の返還請求を発表し解決へと動き始めました。その一連の流れを解説します。 亞書(あしょ)って何? 「亜書」は2013年に26歳の男性が1人で設立・運営する「りすの書房」(現在倒産しているとのこと)から発売され、定価がなんと64,800円もする書籍です。 著者は「アレクサンドル・ミャスコフスキー」。中身はギリシア語を即興で打ち込んだもので、著者も架空の人物であり、亞書という書籍名もひらめきでつけたとのことです。 冊数は2015年2月に1巻が発行されてから最終的に96巻まで発行され、単純に全てを購入すると 64,800円×96(巻)=6,220,800円 が必要となります(実
2016年2月2日、国立国会図書館(NDL)は、ホームページに「『亞書』の返却及び代償金返金請求について」を掲載しました。ギリシャ文字等をランダムに配した解読不能な本であるとして、出版の目的等についてインターネット上で話題になった、株式会社りすの書房が発売元である『亞書』に関し、経緯と対応方針を示したものです。 NDLは、『亞書』を発売元に返却するとともに、発売元に支払い済の納入出版物代償金の返金を求めることとしています。 『亞書』の返却及び代償金返金請求について(NDL, 2016/2/2) http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2015/1214208_1830.html 参考: E784 – NDLの納本制度,60周年 カレントアウェアネス-E No.127 2008.05.14 http://current.ndl.go.jp/e784
ギリシャ文字などが無作為に並んでいるだけの謎の本『亞書』計78巻を、国会図書館が返却することになった。すでに納入代金として42冊分の136万円を発売元に支払っていたが、「出版物に該当しない」という判断で返金を求めるという。国会図書館が2月2日、公式サイトで発表した。 平成27年10月以降、『亞書』について、ギリシャ文字等をランダムに配した解読不能な本であるとして、出版の目的等についてインターネット上で話題になったこと等を受けて、発売元に事情を聞き、頒布実態等を調査してきました。 国立国会図書館は、発売元から聴取を行い検討した結果、郵送された『亞書』各巻1冊は、頒布部数が少なく、また、国立国会図書館法に列挙された出版物に該当せず、国立国会図書館への納入義務の対象には当たらないものと判断したため、『亞書』を発売元に返却するとともに、発売元に支払い済の納入出版物代償金の返金を求めることとしました
PICTOMANCER @pictomancer 朝日の朝刊にあった記事の、ネット起こしがコレ。朝刊はこのあと、国家図書館が実態調査に出る件、代償金の仕組みが悪用に繋がる件の指摘、など。/1冊6万円謎の本、国会図書館に 「代償」136万円:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASHBY… 2015-11-01 08:44:40 PICTOMANCER @pictomancer ブログライターが問題に気づき丹念に詳細調べ上げてノンフィクションミステリー仕立てで問題提起してる間に、大手新聞社がスクープと称してサクッと黒幕インタビュー「これは本でなく工芸品(キリッ」と代償金目当てを自白させるあたり、まさに報道の下町ロケットで見応えありました。 2015-11-01 08:49:23
10月25 亞書の謎5 国会図書館に赴く カテゴリ:亞書 一昨日あたりから急にアクセス数が増えたのだが、某掲示板にURLが貼られていたようだ。 さて、りすの書房の書籍を閲覧しに、国立国会図書館に赴いてきた。 何が私をここまで駆り立てるのか、恐らくそれは好奇心というものだろう。 赴いた主な理由としては、個人的に「岩井悦子詩集」がどうも引っかかっていたというのがある。 というのも、3日くらい前からか、入水そと氏のブログをはじめとして、りすの書房に関連する サイト(Facebookなど)が消され始めている中、Googlebooksの「岩井悦子詩集」と「鼻くそみたいにくだらない」 のプレビューさえもが表示できなくなっているのだ。 そんなわけで、岩井悦子詩集と詩(鼻くそみたいにくだらない)、ついでに言語別聖書(ギリシャ語)も 閲覧の申請をしてみた。 3冊を机にざっと並べたところで、あることに気づいた
11月1 亞書の謎12 一応の終止符 カテゴリ:亞書 新聞や各ニュースサイトで亞書の問題が取り上げられたようだ。 ※前回の記事のコメント欄にも多く情報が載っております。ありがとうございます。 また、記事には入水そと本人と見られる人物からのコメントも載っていた。 (以下引用) 同社は2013年3月に設立され、代表取締役の男性(26)が1人で運営。男性は朝日新聞の取材に対し「自分が即興的にパソコンでギリシャ文字を打ったもので、意味はない。本そのものが立体作品としての美術品とか工芸品。長年温めてきた構想だった」と説明。題名も「ひらめいて付けた。意味はない」。著者のアレクサンドル・ミャスコフスキーは「架空の人物で、作品のイメージとして記載した」と話した。 また、代償金に関しては、 納本した経緯は、2年前に遡ります。代表の男性によれば、2年前に、10万円の楽譜を作ったが(楽譜はどれも高額なのでおそら
1冊6万円謎の本、国会図書館に 「代償」136万円 ギリシャ文字などを無作為に打ち込んだ1冊6万4800円(税込み)のシリーズ本が、国立国会図書館に78巻納本された。納本された本の定価の一部などを発行者に支払う仕組みがあるため、すでに42冊分の136万円余が発行者側に支払われている。納本は法律で義務づけられているが、ネットでは疑問の声が上がり、同館も支払いが適正だったのか調査を始めた。 問題の本は、りすの書房(東京都墨田区)が発売した「亞書(あしょ)」。同社によると2月にネット書店「アマゾン」で販売を開始。112巻まで作成し、最終的には132巻まで出す予定という。A5サイズで480ページのハードカバー。各ページとも縦12センチ、横9センチの枠内にギリシャ文字やローマ字が並び、ページ数は振られておらず、全く同じ内容のページもある。国会図書館へは3月ごろから10月にかけて78巻までが1部ずつ納
10月21 亞書の謎2 りすの書房に迫る カテゴリ:亞書 前回の記事で亞書の唯一の手がかりは「りすの書房」にあると書いた。 今回はそのりすの書房に迫る。 そもそも「りす」の書房なのか?「りすの」書房なのか? まあそれはおいておくとして、これがりすの書房のサイト。 一見すると、普通のショッピングサイトに見える。 ざっと見ると「入水そと」という人の作品が多いことに気づいた。 早速、名前を検索。ブログを発見した。26歳の東京生まれだそうだ。 このブログの文体が妙に読ませる文体で、異端なものを感じる。 ※追記 2015/10/28 その中で、実はこんな書き込みがあった。 『本日演奏される『モテトゥス第1番〈アヴェ・マリア〉』の現行の出版譜は三種類ある。 ファクシミリ版は、たった28ページで八千円という、なかば詐欺まがいの代物で、公立図書館の馬鹿どもをだまくらかすために出した版であるから、 個人が手
財務省は28日に公表した予算執行調査で、国立国会図書館に対し、納本の基準を明確にするよう求めた。意味のないギリシャ文字などを並べたシリーズ本「亞書(あしょ)」を受け入れ、代償金計136万円を支払った問題が昨年起きたのを受け、財務省が調べていた。 調査結果は、納本を「外装や頒布実績などを勘案して受け入れの可否を担当者が判断」しており、「基準が明確でない」と指摘。基準を明確にしたうえで、有識者による審議会に諮って受け入れの可否を判断する仕組みを検討するべきだとした。 2016年度予算では、納本へ… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
10月26 亞書の謎6 抹消、そして カテゴリ:亞書 亞書、そして言語別聖書の一部(検索で上位に来るアイスランド語聖書の11と18) までもがAmazonで抹消されている。 そしてりすの書房のサイトも、期間未定の臨時休業となってしまった模様。 りすの書房から正式な回答は得られそうになく、これで幕引きか・・・? ふと国会図書館のサイトで亞書を何気なく検索していると、あることに気づいた。 以前、亞書のNDLCがB(議会資料)と述べたが、No.43より前はHP9、宗教・哲学に分類されていた。 その中でもHP9は「雑- Miscellaneous」 に分類されるようだ。 同じシリーズなのに、分類が違うのはどういうわけか。 また国会図書館サーチで亞書を検索に欠けると、60冊しか検索にかからない。 残り36冊はまだ納本していないのか。 更に、以前、国会図書館に問い合わせた際、 お問い合わせの資料はすで
謎の作者に謎の出版社、謎の価格(1冊6万4800円)に謎の大長編(全96巻)、それなのに、なぜかAmazonでしか流通していない──という、すべてが謎に包まれた書籍『亞書』については以前の記事でお伝えした通りであるが、それらの謎は未だに解明されていない。 だがしかし、出版元の住所地を調べてみると、意外な場所であることが判明した。実際に行ってみると……なんと理容室だったのである! 出版元との関係は不明なのだが、せっかくなので「スポーツ刈り」にしてもらったぞ! ・短い方がいい 私(佐藤)は極度のくせっ毛であり、伸びれば伸びるほど髪の毛がもつれ、めちゃくちゃになってしまう。形容しがたい髪型になってしまうことは、過去の記事でお伝えした通り。学生時代には、何度も「チ○毛」と呼ばれる屈辱を味わった。それゆえ、短い髪型の方が自分にふさわしいことは良く知っている。 ・驚かせてしまった…… せっかく理容室に
10月21 亞書の謎 事件でも何でもないのだが、最近ちょっと・・いや、かなり気になっているものがある。謎を追うものとしては、調査せずにはいられなかったのでここに取り上げてみようと思う。それはいったい何なのかというと・・・ 亞書1 [単行本]アレクサンドル・ミャスコフスキー亞書刊行會2015-02-23 続きを読む 2015年10月21日18:49 coldcase_ コメント:1 10月21 亞書の謎2 りすの書房に迫る 前回の記事で亞書の唯一の手がかりは「りすの書房」にあると書いた。 今回はそのりすの書房に迫る。 続きを読む 2015年10月21日22:34 coldcase_ コメント:10 10月22 亞書の謎3 発売日の規則性 りすの書房からの返答は未だにない。 返答までの間、この亞書の目的を探りたい。 続きを読む 2015年10月22日15:07 coldcase_ コメント:4
10月26 亞書の謎7 出版社 カテゴリ:亞書 国会図書館から返事が来た。 岩間ケイ様 国立国会図書館の○○です。 失礼いたしました。当該資料は現在まだご利用になれません。 所蔵詳細の所蔵場所が「東京:本館書庫」となりましたらご利用いただけます。 間違ったご案内をしてしまい、大変申し訳ありませんでした。 ということであった。 ただの案内ミスだったようだ。つまり、まだ閲覧できないらしい。Amazonから消え去ったことにより、国会図書館でしかもう拝むことはできそうにない。ここは辛抱強く待ってみよう。 ただ、誰か買った人は本当にいないのだろうか?確か、、だが亞書の76がAmazonの売れ筋ランキング(恐らく相当下の方)に入っていた気がするのだ。ということは、誰かが買ったということにならないか?買われていない本はランキングの表示が出ないと思われるのだが…。 ・・話は変わって、今回は出版社を纏めてみ
10月22 亞書の謎3 発売日の規則性 カテゴリ:亞書 りすの書房からの返答は未だにない。 返答までの間、この亞書の目的を探りたい。 まず亞書の意味は何だろうか? 亞書、正式名称「Книга "ℵ" = 亞書」であるが、Книга は書物という意味でℵはヘブライ後で「アレフ」らしい。要するにアレフの書。アレフとはヘブライ文字の第一文字の名称であるようだ。亞書の「亞」はアレフの「ア」か? また、亞とは象形でいうと「建物や墓の基礎として十字状に掘った穴を象ったもの。」とある。なるほど、確かに上下の棒の間に十字があるように見える。・・十字架を意味しているのだろうか?となるとやはり宗教系・・・?要するに聖書だろうか。 ただ国会図書館のデータ を見ると分類であるNDLCがBとなっている。 分類表でBを照会すると議会資料とある。聖書の場合は宗教のであるからHの項になるはずである。 それにしても議会資料
10月27 亞書の謎9 FBAのワケ カテゴリ:亞書 現在、Amazonから消えてしまった「亞書」。 ふと気付いたことがある。 亞書は当時AmazonでFBA{正式名称「フルフィルメント by Amazon」}で売っていた。簡単に云うとこれはAmazonが商品の管理・発送を代行してくれるもので、カスタマーから見ると、「プライム」と表示される商品のことである。出品者の手間がすべて省けるので、便利ではあるがその分、手数料などもかかってしまう。逆に発送など全ての業務を自社で行う方式のマーケットプレイスというのもある。こちらは自分でやる分、FBAほどの手数料がかからない。 亞書はそのFBAだったのだが、そうなると疑問がある。大々的に宣伝しているわけでもなく、ましてやあの値段からして、1冊売れれば奇跡である。流通させることだけが目的であれば尚のこと、なぜお金をかけてまでFBAで出品をしていたのだろう
――ギリシャ語のわかる人が見ても、まったく意味がわからないと言っていますが、どういう内容なのですか。 自分で書きましたが、パソコンでギリシャ文字をランダムに即興的に打ち込んだものなので、意味はないです。メッセージも特にない。デザインですね。題名も意味はなく、ひらめいて自分で付けました。作者は自分のペンネームであり、作品のイメージで名づけた架空の人物です。 ――全く同じ内容のページもありますが? 同じ部分が入っているところは意図的にしています。面白みを出すためです。 ――出版の意図は? 112巻まで作りましたが、132巻まで出したいと思っています。しかし本当は(分冊せずに)全部で1冊の分厚い本にしたかったんです。美術作品や工芸作品という感じですね。1冊1冊それ自体が、本というより立体作品。昨年12月から制作を始めましたが、構想は学生の頃からずっと温めていたものです。 ――誰に読んでもらおうと
国立国会図書館法 第十一章 その他の者による出版物の納入 第二十五条 前二条に規定する者以外の者は、第二十四条第一項に規定する出版物を発行したときは、前二条の規定に該当する場合を除いて、文化財の蓄積及びその利用に資するため、発行の日から三十日以内に、最良版の完全なもの一部を国立国会図書館に納入しなければならない。但し、発行者がその出版物を国立国会図書館に寄贈若しくは遺贈したとき、又は館長が特別の事由があると認めたときは、この限りでない。 ○3 第一項の規定により出版物を納入した者に対しては、館長は、その定めるところにより、当該出版物の出版及び納入に通常要すべき費用に相当する金額を、その代償金として交付する。 第二十五条の二 発行者が正当の理由がなくて前条第一項の規定による出版物の納入をしなかつたときは、その出版物の小売価額(小売価額のないときはこれに相当する金額)の五倍に相当する金額
10月28 亞書の謎10 中古の聖書 カテゴリ:亞書 新たな謎というか、気になるのはユダ書院から出ている「言語別聖書集成」に関してである。 言語別聖書集成と検索するといくつかAmazonのサイトが出てくるのだが、全て消えている。 この消された聖書はキャッシュでまだ見れるのだが、全てに共通することとして「新品」なのである。 そして、現在Amazonで売っている残りの言語別聖書集成は、全て中古品だ。 なぜ新品だけ消したのか? ここからは憶測であるが、恐らく「亞書」を一気に削除した際、ついでに消したのではないだろうか。 現在、Amazonで木曜社(御山のきつねは除く)の作品と「ウルトラ飛んで」はかろうじて引っかかるも、 在庫切れの状態。本店も再開未定の休業に入っていることに合わせて、なのだろうか? で、気になるのはこの中古品という点。これなのだが、どこが売っているかというと岐阜県にある 「買取専
10月27 亞書の謎8 岩井悦子詩集 カテゴリ:亞書 木曜社から出ている岩井悦子詩集。他とは一線を画す異様な本である。 取り分け、3頁目あたりから、何の脈絡もなく本の約半分を使った教授と思しき人名の羅列が 不気味である。凡そ詩とは言い難い。装丁や表紙なんかに気品さが感じられる分、余計に気味が悪い。その後の、後半部分は平仮名だけで書かれた気の抜けるようなポエム。 ただ、一番最後の章だけは割かしまともな小噺だ。昔風の文体で書かれており、 柿五郎とやらが、ある女と性交渉をしたがる、という話。結局、柿五郎は死んでしまうのだが、 知的な文体で独特なユーモアが感じられる。 さて、問題の人名を調べてみよう。名前は全部で68名分書いてある。 名前を一人づつ検索してみた。 共通するのは ・ほぼ法学部教授 ・年配が多い。ゆえに故人多数。 ・労働法を専門としている・季刊労働法に掲載されている人物が多数 女性は2
国立国会図書館は2月2日、2015年に計78冊納入されたシリーズ本「亞書」について、発売元のりすの書房に返却すると発表した。納入出版物代償金として支払った約136万円についても返却を求める。 国会図書館の発表 りすの書房に聴取して検討した結果、「頒布部数が少なく」「国立国会図書館法に列挙された出版物に該当しない」ため、国立国会図書館への納入義務の対象には当たらないものと判断したという。 国会図書館によると、2015年3月以降に第1巻~第78巻まで郵送され、「オンライン書店で販売されていた」「体裁も簡易なものではなかった」などの理由から、広く一般に頒布さている出版物だとして受け入れ、42冊分の約136万円支払っていた。 Amazonの販売ページ 「亞書」はギリシャ文字などがランダムに配された解読不能な本。Amazonでは1冊6万4800円(税込)で販売され、ネット上では「謎の本が大量に販売さ
国立国会図書館は2日、りすの書房が販売し、国立国会図書館に納入した書籍「亞書」(著:アレクサンドル・ミャスコフスキー)について、返却および代償金返金請求を行うことを発表した。 国立国会図書館では、納入された出版物について「納入出版物代償金」を支払う制度を採用している。そのため、郵送された「亞書」第1巻から第78巻までの計78冊(1冊あたり定価6万円、税別)についても、出版物と解し、納入出版物代償金42冊分の約136万円を支払っていた。 しかしながら2015年10月以降、著者や出版社の実在を疑う声が、ネットで噴出。その内容も、ギリシャ文字等をランダムに配した解読不能な本であったため、「納入出版物代償金を目当てとする詐欺行為ではないか」との指摘があがった。その後りすの書房側は、「美術品である」との釈明を行うなどした。 国立国会図書館では、オンライン書店においても一時販売されていたこと、体裁も簡
この「亞書」シリーズは96巻まで出ていて、値段はどれも6万4800円と高価 全巻購入すると622万になります 最初に「大量に売られている」と書きましたが、それぞれ1冊しか在庫が無いので1点物となっています(売れた後に入品されれば別ですが) つまり、現在96巻96冊がAmazonに流れています ただ、あくまで「亞書○(数字)」が1~96まで売られていると言う話なので、厳密にはシリーズではありません 実際には、同じ内容の本を1~96として売っているかもしれません(ISBNは違いますけど)し、コレクター番号的な意味でナンバリングしてるのかもしれません 謎が多い「亞書」、少し深く探ってみましょう 亞書 まず、Amazonから読み取れる情報は以下 サイズは 21.8 x 15.2 x 3 cm なのでA5サイズですね(サイズについてはこちらのブログが解りやすいです) 気になるのは「亞書刊行會」と言う
10月30 亞書の謎11 原点に還る カテゴリ:亞書 現状、これまでの流れが一方向に向かって進み、一つの結論に到達しそうになっているが、結局、図書館やりすの書房の公式な見解がない以上は、推測の域を出ない。 なので、ここらで一つ原点に返ってみたい。 その前に一つ。 このブログにおける「亞書の謎」は、亞書ならびそれに纏わるものの謎や疑問を単純に 追及することが目的であり、りすの書房を追い込む為のものではない、ということをことわっておく。 さて、この亞書であるが、異様な値段と冊数から、当初一体、何の目的で製造、販売されたのか、というのが疑問になっていた。 調査を進めるうち、図書館の制度を利用した金儲けなのでは?という憶測が出てきた。図書館に本を納めると、その本の定価の約半分の代金(代償金という)を貰えるというものだ。確かにその場合、破格な値段と冊数の筋は通る。 更にそれを裏付けたのは中心人物とさ
アマゾン(Amazon)で販売していた1冊64800円もする「内容も中身に意味のない」本、「亞書」が、国会図書館からの代償金目当てだったのではないかと騒がれていますね。作者アレクサンドルは、りるの書房の社長が創った架空の人物であるともわかりました。 そして、現在関心を寄せられてるのは、「りすの書房の住所」、そして26才の男性としかわかっていないその「代表の名前」ですね。行方をくらまし逃走中といわれる社長はいったいどんな人物なのでしょうか りすの書房は理髪店ヨシダ?住所は同じ。日テレの「スッキリ!」が取材 pic.twitter.com/NfaxQHHhkZ — クロスケ (@kuro_we) 2015, 11月 6 11月6日(金)日テレで放送の朝の情報番組「スッキリ!」が、「亞書」に記載されていた「りすの書房の住所」に向かいました。その住所とは、 東京都墨田区向島5-32-9 TEL0
画像は、Thinkstockより 今年に入り国会図書館に“謎の本”が大量に納本されていることがわかった。個人によって運営される、りすの書房が発行する『亞書』と名付けられたシリーズ本が、今年に入り78冊納本されている。 『亞書』はギリシア文字などがランダムに印刷されたもので、文章としての意味をなさない。今年の2月から発行され、現在までに112巻が刊行されている。1冊の価格は6万4800円である。朝日新聞による発行元への取材によれば、大手通販サイトAmazon上で販売されていたものの、1冊も売れていないという。 国会図書館には納本制度という仕組みがあり、図書などの発行者に納入を義務付けている。納入者に対しては、代償金として定価の5割と送料が支払われるため、『亞書』は、代償金制度を利用した金儲けではないかと指摘する声も多い。 「納本制度の対象となるのはすべての出版物です。商業的に売られたもの以外
こんにちは京野です。 少し最近世間をさわがせた「亞書(あしょ)」、ご存知でしょうか。 国会図書館の「納本制度」を悪用して不正に儲けていたのでは、と言われている話について書いてみました。 レッツゴー・ウンチキスト! 今回の「亞書(あしょ)」問題点まとめ。国会図書館は、税金を使って、国内で出版されたすべての本を集めることになっています。 その際、発行者は定価の半額を受け取ることができるんですね。 この制度を使って、売れない本を高額な定価設定にし、国会図書館に購入させる手法を使って、荒稼ぎしていたのではないかという出版社が問題になっています。 具体的なやり方はこうです。 1冊定価64,800円の本を出版する。(オンデマンド印刷などで2冊ほど印刷か)Amazonで1冊のみ販売し(Amazonでの販売は正規の手続きを踏めば誰でもできる)「一般販売された」という根拠を作る。上記をもとに、国会図書館に納
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